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終わりなき「なんで?」攻撃。ママたちが実践した“なぜなぜ期”対処法

Woman.excite / 2019年1月24日 12時0分

終わりなき「なんで?」攻撃。ママたちが実践した“なぜなぜ期”対処法

終わりなき「なんで?」攻撃。ママたちが実践した“なぜなぜ期”対処法


イラスト:ちゅいママ


ウーマンエキサイトで連載中のちゅいママさんの記事「なぜなぜ期の4歳児に困惑! すさまじい“なんで?”攻撃への最終回答」で、“なぜなぜ期”に関してのアンケートを実施しました。

知的探求心が育ったことから、幼児期の子どもが次々と疑問を投げかけるようになる“なぜなぜ期”。その時期がおとずれたら“わが子の成長”だと素直に喜べればいいのですが…、簡単にそう思えないのが“なぜなぜ期”のつらいところのようです。

答えが明確にあるものなら答えられますが、質問はママが知らないこと、疑問にも思ってみなかったこと、さらには答えのないもの(偶然できたものなど)にまで渡り、子どもが納得するまで質問が続くことも…。ママたちはこの終わりなき“質問攻め”にどう対処しているのでしょうか。

■“なぜなぜ期”に頭を抱えるママが8割!

アンケートで「子どもの“なぜ?”に困ったことはありますか?」という質問に答えてもらったところ、「よくある」が43%、「たまにある」が39%で、<困ったことが「ある」と回答した人が82%を占めました。
Q.子どもの「なぜ?」に困ったことはありますか?
よくある 43%
たまにある 39%
ほとんどない  11%
全くない 5%
その他 2%

質問に「しっかり答えたい!」と思ってはいても、家事や育児に追われるなかで“なんで?”が永遠に続けば、ママは「やめてー!」とお手上げ状態に。また、時間の関係などで子どもの“なんで?”にじっくり付き合えなかった場合、それがストレスになるママもいるようです。

■どう返すのが正解? 止まらない子どもの“なぜなぜ”

実際にママたちは、“なぜなぜ期”の子どものどんな様子に “困っている” のでしょうか。今まさに対応の仕方に悩んでいるママの声をお届けします。
ネットや育児本で、「『○○くんは何でだと思う? わかったら教えてね』とママは答えて、自分で考える癖をつけましょう」的なことを目にして試しましたが…『お!ち!え!て!!』と激怒です(笑)。それからは説明できる範囲まではちゃんと説明しますが、それ以上は『そういうモンやねん』としてます。どうするのが正解なんですかね…。

仕事帰りのボーッとしてる頭に「なんで〜?」を連呼されると完全にギブアップ。運転もおろそかになるので、「帰ってからね」と言います。ただし、「帰ってからね」にも「なんで〜なんで帰ってからなの〜」がくるのであとは無視する。「ゆっくり向き合うために、今できることはやった」と思って。

「どうして1番小さいのに、この指はおとうさん指っていうの?」と。返答に困っていると、「ママは何も知らないの?」…。豚肉を食べているときに、「このお肉は何からできてるの?」、「豚さんを食べているんだよ」と答えると、アホを見るかのような目で見られました。「ちゃんと教えて」って…教えとるわ。4歳に食育がまだ早いのかしら…。

こうして読んでいると「かわいいなぁ」と笑えてしまうのですが、自分の子どもに同じように(それも毎日レベルで)されたらグッタリしてしまうでしょう…。

しかし、“なぜなぜ期”になってしまった子どもは止められません。ママたちはどんな方法で乗り切っているのでしょうか。対処法別に見てみましょう。

■子ども目線がすごい! とことんお付き合い法
終わりなき「なんで?」攻撃。ママたちが実践した“なぜなぜ期”対処法

イラスト:ちゅいママ


まずは、子どもの「なんで?」にとことんお付き合いする対処法をご紹介。説明の仕方を工夫したり、一緒に調べたり考えたり…。子どもの“なぜなぜ期”を一緒に楽しんでいる様子が目に浮かびます。

●とことん答える
むしろ何でも聞いてほしい! 子どもの「なんで?」にかかってこい状態でウキウキ答えます。子どもががんばって考えてる過程が見えるのがおもしろい。いかにわかりやすく説明できるかめっちゃ考えるし、納得させられるとうれしい。大人は当然だと思ってたことに対して子ども目線の指摘が「たしかに! ごもっとも!」って思うこともあっておもしろいです。

●夢のような返答を返す
「まじめに答えなくて大丈夫」と聞いたことがあるので、夢のある回答をすることにしてます。「しいたけ何でハートなの?」と聞かれれば、「隣のしいたけさんがカッコよくて胸がドキドキしたんだってー!」とかふざけたこと言うと、うちの子も男の子なのでふざけあって笑い合ってるうちに“なんで? なんで? タイム終了”。でも納得いかずにしつこく聞いてくるときもあるので、そのときは最終的には「なんでだろうね〜。わかったらママに教えてー! ママも知りたいから。」と答えます(笑)。これが吉と出るか凶と出るかは神のみぞ知る。

●一緒に答えを考える
答えませんでした。「何でだろうね?」と一緒に考えてました(笑)。「こうかな? ああかな?」っていろいろ話して、2人でこういう事じゃない?と納得できるところまで持っていってました。私もわからないことは、「母ちゃんもわからないわ~。明日、幼稚園で聞いてきて! そしてわかったら母ちゃんに教えて!」と使命を与えてました。



■おもしろ珍回答の宝庫! 質問返し法
終わりなき「なんで?」攻撃。ママたちが実践した“なぜなぜ期”対処法

© DragonImages - stock.adobe.com


お次は、子どもからの「なんで?」に、「なんだと思う?」と質問返しをする対処法。子ども自身が疑問に対し答えを探すことで想像力が育まれるでしょうし、その上で獲得した答えはしっかり身につくような気がします。
「何でだと思う?」と聞く。的外れでも合っていても自分なりに理論立てて答えてくれるのがおもしろい。正解すれば「よくわかったね! 自分で考えられたの!? すごいね!」と褒めて、間違っていても「おもしろい考え方だね! そういう考え方お母さん好きだよ!」と褒める。「わからない」と言ったらヒントを出したり、自分自身もわからないことならスマホで一緒に調べたりしている。

なぜなぜ攻撃には、すべて「何でだと思う?」と逆質問でかわして来ました(笑)。そうすると、一生懸命考えてまさかの正解のときもあるし、あさっての方向からの答えが返ってきておもしろかったりしましたよ。あとはひたすら「そんなところに気がついて不思議に思うってすごい~!」と褒めちぎりながら少しずつほかの話にスライド…(笑)。


■探究心がすごすぎる!「なんで?」連発で強制終了法
終わりなき「なんで?」攻撃。ママたちが実践した“なぜなぜ期”対処法

© apple713 - stock.adobe.com


ちゅいママさんは長男くんが“なぜなぜ期”になったとき、最初はしっかり答えていたけれど“なんで?”攻撃に追い詰められ、最終回答として「こういう仕組みになってるの!」とごまかしてしまったと言います。

アンケートでは、このエピソードに多くのママから「わかる!」と共感のコメントが集まりました。
最初はまじめに答えてるんだけど、後半燃料切れて「そういう決まりなの」になっちゃう! 子どもの探究心、大事に育てたいんだけどもねぇ…。

最終的に困ったら「神様が決めたから」と言うしかないかな、と思ってます。1番困ったのは言葉の意味の説明。普段使ってる言葉の意味って、「どうして?」と聞かれても説明できなくて困ってしまいました。

あまりにも深く追求されると、どう答えていいのかママも言葉が出なくなってしまいますよね。

ほかにも、こんなコメントがありました。
●「パパに聞いてみよう」とその場にいない人に振る
●難しい言葉で回答することで質問するモチベーションを下げさせる
●ママから子どもに「なんで?」と次々に質問することで質問攻めにされる気持ちを味あわせる

終わりなき「なんで?」攻撃。ママたちが実践した“なぜなぜ期”対処法

© godfather - stock.adobe.com



■正解を教えるより大切なこと
終わりなき「なんで?」攻撃。ママたちが実践した“なぜなぜ期”対処法

© yamasan - stock.adobe.com


アンケートでは「なぜなぜ期がなかった」というコメントもあり、その表れ方やどれくらい続くのかは子どもによって個人差があると言えそうです。ママにしてみても、その対応はさまざま。

しかし、コメントを読んでいるとママたちが真っすぐ子どもと向き合っているからこそ“困るんだなぁ”と感じました。
子どもを納得させようと思ってません。子ども自身に「なぜ?」について、どう考えているのか聞いてみます。大抵は、ファンタジーなかわいい答えなので、そこから話を広げて会話します。現実的な正論とは程遠い内容になるけど、本人も私も楽しく会話できるのでよしとしています。

その質問にのっかって、ネットで本気で調べてわかりやすく教えています。意外と自分が気にしてなかったことを質問されるので、自分にとってもあらたな発見で、自分も楽しむようにしたらイライラしないかな。

もしかしたら、きちんと正解を教えることよりも、“子どもと会話を楽しむ”という視点で考えられたらママも少しラクに構えられるのかもしれませんね。

ちゅいママさんは、現在10歳になった長男くんが“なぜなぜ期”だった時のことを思い出すと、「うっとうしく感じたこともあったけど、かわいかったなぁ」と懐かしく思うのだそうです。

子どもにとって、世界はまだ知らないことだらけ。そんな不思議ボックスのなかで、たくさんのクエスチョンが頭に浮かぶのはとても大切なことだと思います。まだ発音がしっかりしていなかったり、知らないことだらけの子どもとのやり取りはかわいくて、思い出に残ることも多いでしょう。この時期だけの会話を少しでも多く楽しめたらいいですね。
終わりなき「なんで?」攻撃。ママたちが実践した“なぜなぜ期”対処法

© chihana - stock.adobe.com


Q. 子どもの「なぜ?」にどのように対応しているかについて、エピソードやご意見があったら教えてください。
回答数:138
アンケート集計期間:2018/12/13~12/18

(古口春菜)

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