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「てきとう」が私を苦しめる…<てきとうがわからない~心曇る日は ご自愛ごはんを 2話>

Woman.excite / 2024年4月10日 20時0分

写真


この漫画は書籍『心曇る日は ご自愛ごはんを』(著者:うめやま ちはる)の内容から一部を掲載しています(全9話)。


■前回のあらすじ
平日の朝、布団から出られない。8ヶ月前までは仕事をしていたのだけど、精神面の不調から仕事を辞めたのでした。ランチ休憩の間に少しでも睡眠時間を確保しようと急いで食べたおにぎりには辛い思い出が…。午後2時に起きてきて食べるものもないからおにぎりを…と思ったけれど、蘇る辛い記憶。そこでおにぎりをほぐしてお吸い物をかけて雑炊に。辛かった記憶が浄化される気がして、一日をスタートできそうなのでした。

スーパーで1時間歩き回ってもメニューが決まらない…




「てきとう」がわからない





即席みそ汁がない…でももうみそ汁の口に!





これが「てきとう」の味!




「てきとう」がわからなくてつらかった会社員時代。

今でも、「てきとう」という言葉の加減がわからなくて苦しむことが。

しっかり煮て作らなくても、てきとうみそ汁は充分おいしくて…。「てきとう」ってこれでいい、昔の自分に飲ませてあげたい、そう思える料理で自分を励ませた主人公に力をもらえる気がします。






『心曇る日は ご自愛ごはんを』
うめやま ちはる  (KADOKAWA)

書籍「心曇る日は ご自愛ごはんを」はこちら

30代、憧れの仕事に就いて充実しながらも忙しい毎日。ある日、小さなミスをきっかけに体調が転がるように悪化し働けなくなった―病気を患い、仕事を退職。結婚して専業主婦になるも、「普通の生活ができない」ことから「自分に自信がもてない」日々を送っていた。そんな日々を変えるきっかけは、毎日の普通の料理。いまできる精一杯の力で日々の普通で小さな料理に、じっくり向き合う。雑炊、おみそ汁、目玉焼き、きんぴら…じっくりコトコト、ジュワ~っと、私を取り戻す食卓。




(うめやまちはる『心曇る日はご自愛ごはんを』)

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