1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. アジア・韓流

<コラム>「JYJ」ユチョン、「FTISLAND]ホンギ、「演技ドル」に走る裏事情

Wow!Korea / 2014年3月25日 16時59分

さらに、ケーブル衛星テレビドラマ「女子漫画靴」のアン・ギルホPDは、「『KARA』スンヨンは感受性が豊かで、いい表現力を持っていたのでキャスティングした。認知度と演技力を持ち合わせているのであれば、アイドルだからと言ってキャスティングを躊躇する理由はない。」と語った。

このように、「演技ドル」急増の背景にはアイドル本人たちの努力もあるが、実はもう一つ裏の事情もある。

それはアイドルたちのブランド力だ。海外でも人気のあるアイドルならば、出演しているという理由だけで、ドラマの輸出単価が3倍~4倍に跳ね上がることもあるという。

ドラマ制作会社の海外担当者は、「韓国放送時の視聴率にもよるが、韓国ドラマの輸出価格は1話当たり3万ドル(約300万円)程度で、20話ものの場合60万ドル(約6000万円)ぐらい。しかし、『JYJ』や『東方神起』などファン層の厚いアイドルの出演作は数倍以上になることもある。」と、アイドルの付加価値に注目している。

日本では韓国ドラマの単価は下がっているが、中国や東南アジアなどの地域では韓ドラのブームで、ドラマ業界としては、人気アイドルたちの影響力は健在だ。

かつては芸能人の才能に満ちた役者志望の若者たちが、K-POPブームを背景にアイドル業界に流れ込んだこともあり、現在の韓国ドラマ界では頼りになる20代の俳優たちが不足している事も、二つ目の裏事情である。

今後しばらくは、その穴埋めをする形で「演技ドル」の躍進は続きそうだ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください