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<コラム>キム・ヨナ VS 韓国代表パパラッチ

Wow!Korea / 2014年3月29日 21時9分

キム・ヨナ

日韓の良きライバル浅田真央とキム・ヨナ。ソチ冬季オリンピックでは涙を流していた日本の真央が大復活劇を始めている中、銀メダル獲得と同時に引退した韓国のヨナは、韓国代表パパラッチと戦いを始めている。

そのパパラッチとは、「キム・ヨナ恋愛」のスクープを世の中に広めたメディア、韓国の「Dispatch」社だ。2010年の年末に産声を上げ、2013年の1月1日には韓国芸能の歴史に残るビック・カップルの恋愛を単独報道する。韓流スター「ピ(Rain)」と女優キム・テヒの熱愛報道のスクープだった。その結果、韓国軍隊の「芸能兵士」として服務していた「ピ(Rain)」が、一般の軍人に比べて休暇や外泊が自由だったことが社会問題に発展、それを許した韓国軍に非難が殺到。結局「芸能兵士制度」は廃止されてしまうのだ。一気に知名度や影響力を高めた「Dispatch」。

ちなみに、キム・テヒとは、クォン・サンウ主演ドラマ「天国の階段」でヒロインのチェ・ジウをにらみつける表情でその名を広めた女優。「九尾狐外伝」からは自らヒロインになり、「IRIS-アイリス-」ではイ・ビョンホンの相手役、「マイ・プリンセス」ではソン・スンホンの相手役、「張玉貞、愛に生きる」ではユ・アインの相手役を演じきった人気女優である。「韓国の東大」と言われるソウル大学の出身女優としても、そして、日本企業のモデルとしても有名だ。日韓の領土問題の標的になったこともある。

「Dispatch」の話に戻ろう。韓国最高のパパラッチとなった同社は、有名ドラマのセリフにも登場。「太陽を抱く月」のキム・スヒョンの最新作ドラマ「星から来たあなた」。このドラマのヒロインとして、韓流スター役を演じるチョン・ジヒョンが、大衆の関心が薄まってしまった自分の状態を自ら皮肉る場面がある。そのセリフとは、「Dispatchは何をしているのかな?」である。まさに「韓国代表パパラッチ」にふさわしいセリフだ。

その「韓国代表パパラッチ」が、先日は女子フィギュアの韓国代表キム・ヨナ選手とアイスホッケー韓国代表のキム・ウォンジュン選手との交際を初めて世間に報じたことで、今ではK-POPアイドルなど韓国の芸能人からも一目置かれるメディアに成長している。

それでは、日韓のパパラッチ事情を比較してみよう。

先日、プロ野球の西武や巨人などで活躍した清原和博のマネジメント事務所が3月6日に発売された週刊文春の記事(違法薬物関連)で名誉を毀損されたとして、同誌を発行する文芸春秋に対し、合計2億5000万円の損害賠償及び謝罪広告を求める訴訟を起こす準備を進めている。

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