イ・ウンミ 「あらゆる世代のために愛の賛歌を歌いたい」
Wow!Korea / 2014年3月31日 17時34分
同じ曲であっても、聴き手の解釈が各自の経験や感性によって異なるのは当然のことだ。
”裸足のディーバ”ことイ・ウンミが先ごろ発表したミニアルバム「Spero Spere」がそうだった。
タイトル曲「胸踊る」をはじめ「麻痺」、「愛がこわい」、「大丈夫です」などブルースとロックに基盤を置いた収録曲は、悲しみの水気がいっぱいに溢れている。ハスキーなイ・ウンミのソウルな音色が肺を突くように押し寄せ、ふと精神を込めている。
先ごろ、ソウル市内でインタビューに応じたイ・ウンミは「悲しみで終わるのではなく、悲しみを慰めるような曲であればと願っています」とし「少しいびつな愛でも良いし、春はまた来るのだと忘れてしまった誓いをまた取り戻すように豊富なメッセージを込めたかったのです」と説明した。
「私も歳月を全身で受けてみると、歳を重ねるのは”ただ”ではないということを感じています。老眼が始まり、高齢化の中に私が入っているということも衝撃を受けますよね。厳しく追われるように生きて、時には友人に訴えながら心がじんとしたりして…。そうすると生きている感じがしませんか?私のアルバムがそうであれば、と思うのです」
イ・ウンミは「ある方は悲しいと言いますが、私は歌うとき胸から湧き出るようなものがあって、胸がいっぱいになった」とし「リバーブ(音響装置で声の響きを良くするもの)を除いて、声で歌う部分は感情が高ぶってレコーディングは難しかった」と振り返った。
今回のアルバムで最も気に入っている曲は「麻痺」と「大丈夫です」だと答え、作詞に参加した「大丈夫です」の一節を口ずさんだ。
自身が全身で吐き出した感情をパーフェクトに聴き手へ伝えるための作業は、とても疲れる作業だ。すっきりとした音が収められるデジタルレコーディング方式の弊害を少なくしようとデジタルで作業したアルバムをアナログテープに入れ、再びデジタルに変換するという方式を選んだ。
自身もデジタル音源ではないCDプレイヤー音楽を聴くため、アルバムを買ってくれるリスナーに対する感謝の気持ちも人一倍大きい。それで、音源公開前にCDをリリースすることにしたのだ。
彼女は「いまでもアルバムを購入してくださる方々がいるからこそ、公演も行うのです」とし「プロのミュージシャンとして堂々と生きていて、私は運が良い人。そうでないミュージシャンたちが本当に多い」と後輩たちの厳しい音楽環境を心配する。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
「Voice Korea」出身の故ウ・ヘミさん、きょう(21日)亡くなって5年…ソン・スンヨン→ユ・ソンウンらも番組で恋しさ募らせる
Wow!Korea / 2024年9月21日 11時11分
-
【オフィシャルレポ】YOON SAN-HA(ASTRO)、自身初のソロファンコンサート日本公演を大盛況に完走!
Wow!Korea / 2024年9月19日 10時45分
-
birdが振り返るデビュー25周年、自身の名曲たちをショートver.にリエディットした理由
Rolling Stone Japan / 2024年9月18日 12時1分
-
大原櫻子さん 映画「アニー」でアリシア・モートンが歌う「Tomorrow」にビビッときた【私の人生を変えた一曲】
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月17日 9時26分
-
女優パク・ウンビン、2度目のファンパーティーが終了…15日に日本公演
Wow!Korea / 2024年9月10日 6時4分
ランキング
-
1やす子 激レアなスカート姿! 番組で披露した秋の装いにネット反響「似合ってる」「可愛い!」「新鮮」
スポニチアネックス / 2024年9月26日 20時35分
-
2山本美月、麻生祐未が救急搬送 照明機材が頭部に落下 配信ドラマ撮影中に負傷 Huluが発表
スポニチアネックス / 2024年9月26日 18時24分
-
3ふかわりょう「バラダン」ラスト出演で伝説ネタ披露 涙なし、「培ったものをキー局に」とらしくお別れ
スポニチアネックス / 2024年9月26日 21時56分
-
4「梅ちゃん先生」「とと姉ちゃん」元人気子役がワタナベエンタ所属を発表「ご縁が繋がり…」
スポニチアネックス / 2024年9月26日 19時49分
-
5羽賀研二容疑者「テレビ出たい」芸能界復帰に意欲を見せていた…ミヤネ屋リポーターが解説「まず無理」な理由
スポーツ報知 / 2024年9月26日 15時39分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください