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<コラム>キム・ヨナとアカデミー賞、アメリカ大統領の「マーケティング」

Wow!Korea / 2014年4月13日 21時13分

先月のアカデミー賞授賞式でも、司会者のエレン・デジェネレス(Ellen DeGeneres)氏がサムスンのスマホ端末である「ギャラクシー(Galaxy)」を使ってハリウッドの有名俳優たちとセルフィー(自分撮り)を撮影したことで、同社の「バイラル(口コミ)マーケティング」を大成功させた。

デジェネレス氏が流したこのセルフィー画像がツイッター(Twitter)のリツイート(RT・拡散)数で世界最多記録を更新するほどの話題となったのだ。この時も、授賞式のリハーサル中にサムスンの幹部が現れ、デジェネレス氏に「ギャラクシー(Galaxy)」の使い方を教えていたという。

もちろん、デジェネレス氏に対して、「ハリウッドのスターたちを一か所に集めて集合写真を撮れ」などの無茶なお願いはしていないはず。同社の公式コメントでも、「デジェネレスさんの「自分撮り」は誰も予想していなかったものだ。」としている。

ただ、サムスンの巧みさからすれば、「SNS活動が好きで常に話題作りにも積極的なデジェネレス氏にギャラクシー(Galaxy)を持たせれば、何かが起きるかも。」と見込んでいた可能性は否めない。

このようなサムスンのマーケティングについても「ステマ疑惑」と断言しているネットユーザもいるが、番組のスポンサーになることで何らかの宣伝効果を得ることは極めて合法的な「企業タイアップ」だ。

サムスン(Samsung)がアカデミー賞授賞式の放映権を持つ米テレビ局「ABC」のスポンサー企業であり、「ABC」から2000万ドル(約20億円)でCM枠を購入していることを知っていれば「ステマ」とは言い難い。

過去にも、「東方神起」や「JYJ」、「少女時代」やBoA、「シークレット・ガーデン」のヒョンビン、「星から来たあなた」のキム・スヒョンとチョン・ジヒョンなど、韓国のトップスターを起用した「ヒーロー・マーケティング」を得意としたきた「サムスン」。

今回の、世界のオバマ米大統領などが絡んだ宣伝効果はその「集大成」といえるかもしれない。

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