つらい経験乗り越えたイ・ジア「わたし自身の枠組みを破らなければ、と考えた」
Wow!Korea / 2014年4月16日 9時58分
韓国女優イ・ジアは想像よりも明るかった。また、緊張していた。
先月末にSBSドラマ「3度結婚する女」が終了しから2週間後にインタビューに応じたイ・ジアにソウル市内で会った。彼女はこの間、所属事務所を移り、十分でなかった睡眠をとり、行けなかった美味しい店も渡り歩いたそうだ。
思っていたよりも明るかったのは、「父親の違う2人の子供を産み、2度離婚したオ・ウンス」から、ある程度逸脱できる時間的余裕があったからのようだった。しかし、オ・ウンスの話題になると、いつの間にか顔色を変える。
毎回、ドラマを視聴していたが、最終回は見ることができずに、わざと約束を作って飲みに出かけた。個人的に演技指導を受けた女優キム・ヘスクに電話をし、涙を流したという。未だに最終回は見られていないといい、「どんな心境でなのか、自分自身もわからない」と話した。
思っていたよりも緊張していたのは、かなり久しぶりのことだからだという。「イベント事にはあまり足を運ばないのですが、最近、ソウルファッションウィークに出席しました。フォトセッションの際、カメラマンがとても多く、一斉に輝くフラッシュに驚いてしまいました。それでも“クール”を装い、ポーズを取りました。すると、『こっち見てください』と声がかかるのですが、脚が震えて動けなかったんです。退出する方向も間違え、ずっと失敗していたのですが、後で見た写真は“クール”によく撮れていたんです。混迷した状態だったのに、写真を見てわたし自身が驚きました」
女優イ・ジアは大作ドラマ「太王四神記」(2007)でトップスター、ペ・ヨンジュンの前でも堂々とした演技を見せ、華麗にデビューした。その後、「ベートーベン・ウィルス」(2008)、「スタイル」(2009)、「アテナ:戦争の女神」(2010)で、キム・ミョンミン、キム・ヘス、チャ・スンウォンらトップ俳優と肩を並べ、主演俳優としての地位を固めた。
しかし、2011年初め、新たな恋をスタートさせた頃、世間を揺るがす極秘結婚、離婚、訴訟の事実が急激に広まり、同年末に出演したドラマ「私も、花!」で復帰したが、制作発表会以外のインタビューは避けてきた。
「攻撃もたくさん受け、傷も抱えて臆病になっていた」という彼女が長い空白期の末、選択した作品がキム・スヒョン作家の「3度結婚する女」だと話したとき、その選択は決して簡単なことではなかった事が、十分に伝わった。
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