つらい経験乗り越えたイ・ジア「わたし自身の枠組みを破らなければ、と考えた」
Wow!Korea / 2014年4月16日 9時58分
イ・ジアも「3度も結婚するのだから、簡単なはずがないでしょう」と笑った。「プレッシャーも恐怖もありました。キム作家の作品は大変な事で有名で、期待値も高いため、うまく演じられれば認められますが、自分自身がうまくできるか不安でした。キム作家の作品特有の言い回しや演技が、初めからできる人はいないと思いますが、わたしはこれまでトレンディーなドラマに出演してきたので、より大変でした」
イ・ジアは台本読み初日、「多くの指摘を受けひどい目に遭った」と言うが、キム作家が彼女にかけた言葉は「自信を持ち、あなたが持ったものを破って出てきなさい」という温かい応援と激励だった。
ヒロインのキャスティングが難航し、他の俳優陣はすでに何度も練習を行っていたため、遅れて合流した彼女は緊張するしかなかった。「あのときの事はよく憶えていませんが、同席していた方々から言われたのは、わたしはたくさん指摘を受けながらも、キャラクターの感情について質問し続けていたそうです」。続けて、「空白期が長くなり、他の作品を選ぶ事もできましたが、心が動く作品がありませんでした」と奇遇な運命の女性オ・ウンスを選んだのは、キム・スヒョン作家の作品だったからと話す。
「多くの方がオ・ウンスとわたしを関連付けて見てしまうと思うので、負担は大きかったです。たくさん悩みましたし、本当に大きな勇気が必要でした。しかし、わたし自らの枠組みを破らなければと考えました。韓国は外国のように演技を演技としてだけ見ない部分があり、そのような視線を恐れるのも偏見になり、そういう事を気にするのが俳優として正しいのか…。キム作家の作品をすれば、本当に多くの事を学び、得ることができるという話を周りから聞き、それが一番の理由でした」
「敢えてうそをつこうとしたのではなく、一人の人間・女性として守りたかった」出来事が、世の中に知れ渡ったとき、彼女は非常につらく「時間が過ぎても鈍らない」と話した。自身に対する興味と視線が刺激的すぎていたため「とてもつらかった」という彼女は、「その関心事が少しでもいい事ならよかったのに」と素朴な望みを明かし笑った。
オ・ウンスを演じながらイ・ジアは「秘密に包まれた新人女優」「才能豊かなスター」ではなく「女優イ・ジア」になった。大衆の関心や愛は、俳優として生きられるための祝福であり、担わなければならない天罰だ。
ひとりでも十分につらかったであろう苦痛を、女優として世の中に知られながら味わった彼女は、女優になった事を後悔しなかったのだろうか。しかし彼女は、断固たる表情で「後悔したことはない。女優としてのわたしが好き」と話した。
「人生で屈曲を体験するほど、感情が深くなるのは当然。俳優としてとても順調に生きてきたよりはいいのではないか」と明るく笑ったイ・ジアは、強いようで弱く見え、弱いようで強く見えた。
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