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俳優クォン・サンウ ドラマ「野王~愛と欲望の果て~」オフィシャルインタビュー

Wow!Korea / 2014年4月25日 9時58分

-ハリュを演じている中で、実際にクォン・サンウさんが提案して採用されたシーンなどありますか。

私は撮影をする前に監督へ積極的な演技の提案はあまりしません。私が演技の要求をするというのは、監督という地位を無視するということになってしまうと思っているんです。作品の世界観も監督の中で考えられているものだと思いますし、私は監督さんに、こうしましょう、ああしましょう、と意見は言わないタイプです。まずは、私が自分の感情で演技をして、それが監督さんに受け入れられたらそのままでいきます。監督さんから指示があった場合は、少しトーンを落としたり、描かれるべきハリュの演技をしています。

-ダヘ役のスエさんとは現場ではいかがでしたでしょうか。スエさんの演技は素晴らしかったですが、そちらもいかがでしたか。

彼女の演技のおかげで、愛が深まるにつれて本当に恋愛をしているような感覚に陥って、ドキドキしながら演技をすることができました。スエさんが悪女になる演技をしていく姿を見て、ハリュというキャラクターにいっそう感情移入ができましたし、ハリュが悲惨になっていくのを見て本当に可哀そうだな、嫌だなと感じることもできました。

-ハリュがダヘからもらいたいと思っていた愛はどんな愛だったかと思いますか。

愛というものは選択を間違えてしまうと終わってしまう気がするんです。ハリュは、ダヘの傍に自分がいてもいなくても関係ないと思っていて、でも彼女が破滅の道を辿るのだけは止めたいという気持ちがあったのだと思います。それがあったからこそ、ただ悪意だけに満ちた復讐劇ではなく、ダヘを元の夫の場所に戻そうとする復讐だったのだと思います。とても純愛だなと思いました。

-ドフン役のユンホ(東方神起)さんの印象や、何かエピソードはありますか。

ユンホさんのことを聞かれたらいつも答えているのですが、彼は韓国や日本でも最高のアーティストですよね。それなのに、ドラマの現場は待機時間も多くていろいろ大変だったと思うんですけど、「大変だ」という姿を一度も見せたこともないんです。撮影中もとても礼儀正しくて、本当に可愛い弟のような存在でした。今でもずっと連絡を取り合っています。「東方神起」のカムバックステージがあった時に私もそのステージを見たんですが、感動して激励のメッセージも送りました。歌手としてとても高い地位にいるのにあれほど謙虚であり素直でいられる事が不思議だなと思うくらい、とても素敵な子です。

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