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<Wコラム>W杯韓国代表の日本人コーチに学ぶ大人の日韓関係

Wow!Korea / 2014年6月18日 11時45分

そのような歴史的な背景もあり、サッカーの国際試合にはキックオフ前に両国の国歌が流れるのだが、韓国の選手たちは国旗法に則って、右手を左胸に重ねながら真剣に聴かなければならないのだ。

では、池田誠剛コーチはあのロンドン五輪の日韓戦で韓国の国歌提唱にどう反応したのだろうか。

非常に敏感なところだが、本人は次のように語っている。

「後で試合のビデオを見返した時、僕だけ一体感がないことに違和感を覚えました。自分は日本人だから韓国人になる必要はないけれど、チームの勝利のためにベンチが乱れていたら勝てるわけがない、と。それに彼らのサッカーに対する真摯な姿勢は『人生賭けているな』と思えるものでした。それで僕はみんなと同じように国歌を聴くと決断しました。それから徐々に手を当てるようになったんです」

これでも日本の一部の人々からは、「売国奴」や「非国民」扱いをされ、心ない誹謗中傷を受けたこともある池田コーチだが、和を重んじる日本人らしい徹底したプロ意識がよく表れているコメントだ。

だが、これがもし逆の立場だったら、韓国人コーチは絶対に彼のような行動はとれないはず。まだまだ韓国には日本に対して劣等感や被害意識を持っている大勢の人がいて、政治はそれを上手く利用しており、スポーツと過去の歴史を切り離して考えることができていないからだ。

実際に、中国や日本に支配された経験を持つ韓国では、漢字から由来した韓国語の「売国奴」を使っているが、同じ言葉でも日本で使われている「売国奴」とはその度合が全然違う。

韓国の大衆が歴史の「トラウマ」を克服できない限り、そして日本の大衆がその「トラウマ」を理解できない限り、未来志向の日韓関係は真の意味で日の目を見ることはないだろう。

あらゆる分野においてデジタル化がさらに進んでいくこれからの時代、政治や外交としては永遠のタブーに残すしかない日韓の歴史問題や領土問題。大人の日韓関係には、池田氏のようなシンプルな割り切り方が求められるのかもしれない。

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