<Wコラム>「BEAST」(ビースト)、団結の秘訣、そして「東方神起」の記憶
Wow!Korea / 2014年7月11日 22時53分
先月6枚目のアルバム「グッドラック(Good Luck)」をリリースし、約1年ぶりに帰ってきた6人組男性アイドル「BEAST」(ビースト)。
その少し前に先行配信したバラード曲「No More」も、今回のタイトル曲「Good Luck」も、主要配信サイトで「1位」を獲得し、音楽ランキング番組でも「god」や「BIGBANG」のSOL(テヤン)に負けない成績を収めている。
依然としてアイドル戦国時代が続いている韓国のK-POP界において、彼らはいつの間にか中堅グループに成長している。
ガールズグループが全盛期を迎えていた2009年末、「東方神起」や、「BIGBANG」、「SUPER JUNIOR」、「SHINee」、「2PM」らに続く若手アイドルとして紆余曲折のデビューを果たした「BEAST」。
ことしの10月にデビュー5周年を迎えることになるが、彼らにとって、K-POP業界でささやかれているいわゆる「5年目のジンクス」はまったく無縁のようだ。
過去には、韓国歌謡界の元祖アイドルユニット「ソテジワアイドゥル」から始まり、「H.O.T.」、「god」、「東方神起」、「SS501」など、多くの人気アイドルグループが5年目で解散に追い込まれたり、分裂を経験したりするなど「5年目のジンクス」に起きていたのだ。
世界で類を見ない過酷な労働環境を有するK-POP界。
毎年のようにフレッシュな新人アイドルが現れ、熾烈な「1位」競争が繰り広げられるこの世界では、スターになるのもあっという間だが、ライバルたちに淘汰されるスピードも早い。
たとえデビュー5年目でそれなりに実績を持つアイドルでも、節目のタイミングで、さらに一致団結し新鮮な魅力をアピールすることができなければ、新興勢力組に太刀打ちすることはできない。
「BEAST」の場合も、「U-Kiss」、「INFINITE」や「TEENTOP」など、同時期にデビューしたグループとの激しい競争に晒されていたが、彼らには独自の勝ち方があった。
その秘密は、メンバーたちの「平和な発想」と、「和を大事にするシンプルな考え方」にあったようだ。
リーダーのドゥジュンもインタビューで、「僕達は、5年目のジンクスという言葉すら認識していませんでした。みんな友だちだし、最年少のドンウンも公平で平等な立場でチームに加わっています。意見衝突があっても、多数決で物事が決まるので、問題解決はとても簡単です。シンプルに構えていることがかえってよかったと思います。」と明かしていた。
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