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<Wコラム>「2PM」と「GOT7」で分かる「戦国時代」と日韓経済

Wow!Korea / 2014年7月26日 9時26分

グループ「GOT7」

今日は、アイドルグループ「2PM」の弟分、「GOT7」(ゴットセブン)の話だ。アクロバティックに近いダンス・アイドルとして、日本でも知名度がアップしている。その誕生の背景を探ってみよう。

日本のJ-POPアイドル界。男性アイドルは「ジャニーズ事務所」、女性アイドルは「AKS」や「アップフロントプロモーション」が市場を独占している傾向がある。「SMAP」、「TOKIO」、「V6」、「KinkiKids」、「嵐」、「タッキー&翼」、「NEWS」、「関ジャニ∞」、「KAT-TUN」、「AKB48」、「SKE48」、「HKT48」、「モーニング娘。」、「Berryz工房」、「スマイレージ」など、時代を代表する有名アイドルが限られた会社から生まれてきているのだ。

韓国のK-POPアイドル界でも、数年前までは日本と同じ現象が起きていた。「SMエンタテインメント」や「YGエンタテインメント」や「JYPエンタテインメント」など、上場企業に所属するアイドルたちが圧倒的な人気を誇っていた。J-POPとK-POPの境界線に立つ「東方神起」や「BoA」や「BIGBANG」を含め、「少女時代」、「SHINee」、「2NE1」、「2PM」、「2AM」、「WonderGirls」、「MissA」などのアイドルのことだ。

しかし、2010年を前後にK-POP界では「アイドル戦国時代」が幕を開け、中小規模の芸能プロダクションの躍進が目立つ流れとなっている。

「BEAST」や「4Minute」などをブレイクさせ、今では業界を牽引する芸能事務所となった「CUBEエンタテイメント」 も、「SISTAR」や「BOYFRIEND」などが所属する「STARSHIPエンタテインメント」も、実は2008年創業の歴史の浅い零細規模の芸能プロダクションだったのだ。

その他、 「INFINITE」の「WOOLLIMエンタテインメント」や「TEEN TOP」の「TOPメディア」なども創業10年程度の中小規模プロダクションだ。

また、昨年の新人賞を総なめした「防弾少年団」の「BigHitエンタテインメント」やガールズグループ「CRAYON POP」の「Chromeエンタテインメント」も新生事務所に過ぎない。

ただ、このような中小零細規模の芸能事務所は、最近ではその多くが潤沢な資金力を持つ上場系エンタメ企業に「吸収合併」という形で買収されることが目立っている。

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