<インタビュー>シン・セギョン なぜ「タチャ2」でなければならなかったのか
Wow!Korea / 2014年9月13日 11時59分
女優シン・セギョンが果敢な変身を試みた。これまでの作品では、清純で可憐な女性の姿を見せてきた彼女は、映画「タチャ2:神の手」(以下「タチャ2」では、足で年上男性をトントン蹴り、告白してくる男性に「いいあいさつだね」と突拍子もない冗談を投げかける“サバサバした女”として登場した。
そればかりではない。尻まで見せたのだ。映画「五感図(オガムド)」でベッドシーンを見せたこともあるが、このような果敢な露出は今回が初めてだ。女優として憚るような露出ではあったが、本人は特に気にならなかったという。
このように「清純で可憐な」シン・セギョンが「タチャ2」で多彩な変身を試みたのには、何よりもキャラクターに対する魅力が一番大きな要因だった。デギル(「BIGBANG」T.O.P)の初恋の相手ホ・ミナを演じたシン・セギョンは、困難にもひるまず、卑怯なこともせず堂々としたミナがよかったという。だからこそ「タチャ2」に出演したかったと言った。
「ホ・ミナというキャラクターに愛情があります。シナリオを見て、本当に演じたいと思いました。私が夢見た女性像だったからです。最近こういった女性キャラクターはあまり見られないというのも理由の一つです。もちろんシナリオが面白かったし、キャラクターが本当にステキな魅力を持っていたので、この作品をあきらめようとは思いませんでした。私がホ・ミナを好きな理由の一つは、困難と逆境を経てきたけどそれでじめじめとしないし、カッコよく何かをしてあげても恩に着せない点、そういったところが本当にステキでした。ミナは険しい状況でも一度も卑屈になることはありません。そういった感じのキャラクターを見たのは久しぶりのような気がして、これまでのイメージに関係なく、本当に魅力的なキャラクターを選択する以外ありませんでした。」
欲のあるキャラクターは、貪欲な女優にピッタリとはまった。可愛らしい容貌とは違い、サバサバした性格が魅力のホ・ミナを演じたシン・セギョンは、まるでミナのかぶりものをスッと被ったかのように、自然に演じてみせた。本人自らもホ・ミナを演じるのが楽だったという。特に「タチャ2」のカン・ヒョンチョル監督に対する信頼が、彼女を楽に演じさせた原動力だ。
「ホ・ミナを演じるのはとても楽でした。監督とたくさん話をしましたが、監督は俳優の長所や本性を映画の中でよく生かしてくださいました。だから監督への信頼は大きかったし、カメラの前で楽な気持ちで演じることができたんだと思います。」
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