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<Wコラム> 観客1700万 の「鳴梁」李舜臣、伊藤博文と安重根の日韓歴史

Wow!Korea / 2014年9月29日 14時59分

チケットの安さ(800円~1000円)はもとより、2004年以降、急速に普及したデジタルフィルムとシネコン (シネマコンプレックス)施設のお陰などで観客層が拡大し大盛況が続いている現在の韓国の映画業界。現在は、合計2587個のスクリーンが韓国映画界の大きなインフラとなっている。

DVDやブルーレイ、ネット配信や4K放送時代の今も、「映画館」は韓国人がもっとも頻繁に利用する娯楽施設であり、韓国大衆の「1人当たり年間映画観覧数」は去年4.12本に達し、アメリカを抜いて世界1位になっている。

仁川のアジア大会のサッカ日韓戦に伊藤博文を暗殺した安重根(アン・ジュングン)の旗が登場し、日韓両国が騒がしい。伊藤博文は日本の初代内閣総理大臣であり、植民地時代の韓国の初代統監。100年ほど前のこの事件に対する評価もそう簡単ではない。安重根は伊藤博文への「狙撃」を「戦争」として認識し、獄中でも「東洋平和論」の執筆しながら、西洋の植民主義に対する日中韓の対応法や平和への具体的な方法論を提案していた思想家であり、教育者でもあるからだ。日本の新右翼と言われる思想家からも「尊敬する歴史上の人物」として挙げられるほど。

国際対戦競技としてのスポーツ精神は、自国チームを応援することであり、相手チームを非難するものではない。熱くなるのは当然だが、その度が過ぎてはいけない。しかも、自国開催でお客様となる相手チームに対する礼儀は儒教の伝統からも当たり前のこと。しかも、それは安重根の思想にも反するかもしれない。

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