1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. アジア・韓流

<インタビュー>ハ・ジウォン“女戦士”ではなく“母親”である自分が気になった

Wow!Korea / 2015年3月14日 9時53分

女優ハ・ジウォン

女優ハ・ジウォンが新たな挑戦を試みた。前作の映画「朝鮮美女三銃士」をはじめ、映画「コリア」、「第7鉱区」、ドラマ「奇皇后―ふたつの愛 涙の誓い―」、「シークレット・ガーデン」…これまでハ・ジウォンが歩んできた作品を振り返ると、個性的でアクションまで見せる躍動的なキャラクターが多い。

しかし2015年、年が明けてハ・ジウォンが最初に選択した作品は映画「許三観(ホ・サムグァン)」だった。中国の作家、余華(ユイ・ホア)のベストセラー作「許三観売血記」が原作で、持っているものは何もないが、家族だけ見ていれば幸せだという男、ホ・サムグァン(ハ・ジョンウ)とホ・オクラン(ハ・ジウォン)夫婦そして3人の息子を描いた作品。劇中、絶世の美女オクランを演じたハ・ジウォンは、女優人生で初めて本格的な母親役に挑戦した。今までの作品の中で一番穏やかな姿だ。

ハ・ジウォン本人もこの挑戦は怖かったという。「私がうまくやれるか」、「私に合う服なのだろうか」と恐れていたハ・ジウォンは、いつの間にか恐怖が好奇心に変わり、“母親”ハ・ジウォンはどんな姿なのか気になったと説明した。

「私が『許三観』を選んだ時は、とても強くて性格もサバサバしていて積極的な、そんな強い役柄をたくさんしていた時でした。ジャンルもキャラクターが目立つようなものが多かったので、『許三観』のような今までとは違うジャンルの映画をやってみたかった時期でもありました。だからこの映画に対する好感や好奇心は高かったんですが、3人の子の母親というのが少し気になりました。本格的に母親を演じたことはなかったので、やってみたいとも思ったのですが、緊張してうまくできるか怖かったんです。シナリオは面白いけどオクランは私に合わない気もしました。私の“服”ではないような気がして、気まずい感じもしました。だけどハ・ジョンウさんもPDもみんな私に合う役だとおっしゃって、急に自分に対する好奇心が芽生えました。『どうしてみんなが私に合うと言うのだろう』と気になって、好奇心に変わったんです。私がこの作品に出たら、どんな姿になるのかと思ったら楽しくなってきたんです(笑)。怖かったけど、急に演じたいと思うようになりました。」

韓国で1月に公開した映画「許三観」で、どうしてそんなに悩んだのかと不思議に思うくらいにハ・ジウォンは、3人の子の母親をうまく演じていた。誰もが実感あふれる母性に賞賛を惜しまなかったが、ハ・ジウォンは全て3人の子どもたちのおかげだと謙遜した。先に歩み寄ってくれ、一緒に遊んでくれて、気兼ねなく過ごしてくれた子どもたちのおかげで自然に親近感や母性愛が出てきたというのが、ハ・ジウォンの説明である。「私の方が遊んであげなければいけないのに、子どもたちの方が私と遊んでくれました」と言いながら、ケラケラと笑うハ・ジウォンは、間違いなく“親バカ”な母親の姿だった。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください