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【個別インタビュー】デビュー20周年のイ・ジョクが日本初ライブを開催、“いつかは日本語で曲が出せたら”

Wow!Korea / 2015年5月21日 13時43分

イ・ジョク

今年3月にソウル大学路の小劇場で20日間にわたるコンサートを開き、全チケットが即日完売となった大人気のシンガーソングライター、イ・ジョク。最終日の終りがけに、日本で初めてのライブを開くことを自ら発表した。軽々と海外へ出て行くアイドルでも無く、ドラマのOSTで韓流の波に乗ったわけでもない。韓国で地道に活動しながら多くの人気を獲得してきたイ・ジョクが、“韓国の小劇場コンサートのようなライブを日本でも開きたい”と、アーティスト生活20周年を迎えて一つの挑戦に出た。日本ライブを前に、音楽的ヒストリーを辿りながら、日本ライブにかける意気込みについて聞いた。

今や告白ソングの代名詞的存在となっている名バラードの「良かった」や、音楽番組で1位を獲得した「Lie Lie Lie」などのヒット曲で知られているソロシンガーだが、1995年にラッパーのキム・ジンピョとのユニット「パニック」でアーティストデビュー、その後キム・ドンリュルとのユニット「カーニバル」や、バンド編成を組んだ「ギックス」など、多彩な音楽にチャレンジした20代のイ・ジョク。ソウル大学出身という才能のかたわら、こうした音楽的才能はどうやって育んできたのだろうか。

「小学生でピアノを始めて、中学生でギターを始めてから、学校の友達とバンドを組みました。その頃は、ハードロックやヘビメタをよくカバーしていましたね。高校に入ってから、自分でも曲を作ってみようかなと自然と書き始めるようになりました」

学生のころは「ビートルズ」や「レッドツェッペリン」をよく聴き、現在は多種多様な音楽を聴くなかで、好みはブルージーな音楽だと語る。一般的にはバラードシンガーの印象が強いが「僕の書くバラードは、韓国の他のシンガーのバラード、たとえばキム・ドンリュルさんやユ・ヒヨルさんのバラードとまた違うんですよね。繊細な雰囲気より、僕はストレートなバラード」と、独自のこだわりを見せる。

ところでイ・ジョクは、そもそも日本への造詣が深く、日本語能力試験の1級を持ち、度々日本へも出かけていると言う。昨年の秋には、バンドネオン奏者の小松亮太のライブにゲスト出演を果たしている。「韓国の有名なバンドネオン奏者でコ・サンジという人がいるのですが、彼女のバンドネオンの師匠が小松亮太さんなんです。コ・サンジさんが小松さんの日本ツアーに出るというから、僕も出たいと言ったらゲストで出られることになったんです。本当にすごく楽しかったですよ」と意気揚々に語る。そのゲスト出演が縁となり、今月24日のソウル・ジャズ・フェスティバルに出演する小松亮太のステージにも、イ・ジョクはゲスト出演でお返しをする。

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