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<インタビュー>ユン・ゲサン、「『god』時代がどんなに大事か忘れて過ごしていた」

Wow!Korea / 2015年7月4日 8時32分

―最近、俳優としての悩みはありますか?

もう少し自由に演じたいと思っています。うまくできる、できないというのは不可能だと感じ、時間がたくさん与えられて挑戦的なものよりは、完成度のある作品に僕が上手くやれることをたくさんお見せしなきゃと考えています。何日か前に展示会に行ったのですが、すごかったです。その画家が追求している単調さが一番大きな芸術の境地だということを悟りました。僕もちょっと似ている気がします。複雑で派手なものだけがいいのではないと思っています。演技は伝えることだけど、技術的にたくさん知っていたとしても確実に伝えられるかわからないし、確実に伝えられる演技にぐっとくるんだと思うんです。カッコよさは二の次です。

―昨年の「god」再結成がご本人に多くの影響を及ぼしたようですね。

本当に良かったですね。あの時のことを思い出し、自分を取り戻せたのはラッキーだと思います。それがどんなに大きな財産で、大事な思い出なのか忘れて過ごしていました。前だけ見て走ってきたように思います。それが今、僕が変わったきっかけでしょうね。あの時のことを思い出させてくれる人が存在し、あの時の僕として見てくれる人が存在するというのは、本当に大きな財産だと思います。今は俳優だからと調節して、気をつけて、俳優としての人生で犠牲になる部分がたくさんありました。だけど過去のユン・ゲサンはそうじゃなかったんです。僕を愛してくれた人たちは、あの時のユン・ゲサンとして覚えてくれていたのではないかなと思って気持ちが楽になりました。再び過去の自分を見つけられたようで、じーんときました。

―興行成績への欲は本当にないんですか?

ありません。本当にそういった欲はなくしました。演じられることだけでもありがいです。いつかは興行する日がこないのではないかと思っています。僕にとっては業界人の評価が一番大事な気がします。確かにいつかはいい成果が出るだろうと考えながら過ごしています。初めは期待していたのは事実だけど、それをやめてみたら作品を見る目が変わりました。もっと大事なものを見ることができるようになった気がします。不思議とキャスティングは続いています。俳優という職業は誠実にならなければ、すぐにバレてしまう気がします。心から一生懸命にする人がいたとすれば、10人中1人がうまくいけばいいのだそうです。その1人が存在するようで、うれしいです。

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