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<インタビュー前編>映画「ベテラン」ユ・アイン、若手俳優の領域を拡張

Wow!Korea / 2015年8月29日 10時0分

―前作のJTBCドラマ「密会」と今作の撮影期間が一部重なったが、正反対の役なので混乱しなかったですか?

善良な役は楽で、悪役は面白いですね。「密会」のソンジェと、「ベテラン」のテオは、天使と悪魔とも言えるほど正反対でした。二人とも非現実的とも言えるけど、現実的だと思っています。ソンジェを演じる時は、ものすごく楽でした。いつもしてきた好きなスタイルの演技でしたから。そういった演技をする時は台本を二回以上読みません。練習するほど野暮ったくなるんです。一方、テオはすごく難しかったです。悪役は初めてだったからか、緻密に精密にテオという人物に近づいていきました。「密会」の終わりを撮影していた時期に、「ベテラン」の現場に入りました。ソンジェに入り込んでいる状況でテオに移っていくので、初めはガタガタする感じでした。必死に隠そうとしていたんです。「ベテラン」の方が先にキャスティングされて、「密会」のキャスティングは後だったので、「ベテラン」の方に迷惑をかけてはいけないと思っていました。集中できずに中途半端な演技をしたなんて言われてはいけないので、より一層頑張りました。善と悪を行き来するのは、刺激があって楽しかったです。

―これまでは主に生き生きとした役を演じる“若手俳優”でしたが、今作でそれも卒業ですかね?(笑)

僕は素直で弱々しい感じではないですよね。反抗的なイメージがあるので、テオを選んだということもあります。一般試写会の反応を見たら、女性がこんな僕を嫌がりませんでした。最近は俳優自身と役柄を混同して石を投げられるのではないかとこともあるんですが、今作では「ユ・アインが新しい顔を見せてくれたな」というふうに思ってくださったようです。

―いつまで“若手俳優”でいたいですか?

可能な限り長く、そんなイメージが残ったらいいですね。20代には早く年を取りたいと思っていたけど、今は時間がもったいないと感じます。いつまで“若手”でいられるのかって考えたら、制服もまた着てみたいですね。以前は20~30代の俳優が制服を着ると「なぜ着るのだろうか」と思ったのですが、今は制服を着たいです。それが俳優の特権ではないかと思うようになりました。映画「二十歳(ハタチ)」を見ながら、うらやましく思っていました。重たい役をたくさんやってきたので、明るく愉快な若者の話をやってみたいですね。

<インタビュー後編>に続く

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