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【イベントレポ】Ryu、「いつまでも日韓の架け橋で」日本ファンクラブ10周年記念クルージングイベント開催

Wow!Korea / 2015年11月27日 23時34分

「変な質問があったらどうする?」と冗談を言いながら箱から紙をひくと、一つ目の質問は「ファン層はもっと若い方がいい?今がいい?」というもの。ファンから早速爆笑が起こり、客席から「今がいいでしょ?」との声に「強制されたくないけど(笑)」と言いつつも、結局「今がいいでしょ!」と言い切るとファンからは大きな拍手が湧いた。そして「最近私の中にも中年の雰囲気が(笑)」と続け、「歌詞を書くとき、昔なら男女の一方的な気持ちを優先していた気がしますが、最近では相手の気持ちを思って、お互いの感情を尊重しようと考えるようになりました、皆さんのせいで(笑)」と話すとファンからの「“おかげで”でしょ?」との突っ込みに「おかげですね(笑)」と笑った。

他にも「最近感動したことは?」という質問に「ベンチに座っていたらちっちゃいワンちゃんが私にいきなり寄ってきてくれたこと。この中に(笑)」と股を指さす可愛らしい回答もあれば、「今の夢は?」との問いには「人の気持ちを理解できる人になることが人生の一番の目標です。性格のよい、良い人間と思われることが一番の夢です」と話した。「音楽は後の問題だということに気づいたんです。名言でも、それを誰に言われたいのか、心の中にそういった基準があると思います」と語るとファンも真剣に耳を傾けた。

しかし最もファンが熱心に聞き入っていたのは「政治的には日韓関係はギクシャクしていますが、Ryuさんにはいつまでも日韓の友情のシンボルでいてほしいです。Ryuさんがそれについて普段感じていることを教えてください」という質問の時だった。慎重な問題にも関わらずRyuは迷うことなく言葉を続けた。「昔はこんないい人たちばかりなのになぜ国と国だとこんなに難しくなるのかなと考えたこともありました。最近は曲を作るとき、ニュースやネットを見ないようにしています。美しいものを表現する時間も足りないのに、歌手である自分がそこで迷うより、自分は願うだけでいいのではないかと。悪いところを指摘するのではなく、良いところ、明るいところを提案した方がいいのではと思います」と強く語り、会場からは大きな拍手が送られた。

質問コーナーが終わるとメインステージに移動し、いよいよ歌へ。ピアノを担当する林良氏を迎えて韓国でのデビュー曲「恋人」からライブはスタートした。Ryu特有の切ない歌声に、ファンは一緒に口ずさんだり体を揺らしながら聴き入っていた。次の曲「静かに恋をして」について、「日本の方の愛というのは、韓国人のように大きく表現するものではなく、もうちょっと熟成されたというか(笑)言葉にしない愛なんですよね」と話し、そんな愛を描いたと背景を紹介した。3曲目は「17月のカレンダー」から英語で「Smile」に繋ぎ、最後は再び「17月のカレンダー」で終わるという美しいメドレーを作り上げた。

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