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<Wコラム>「超新星」ゴニル&ソンモを見送るファンの心構えとは?

Wow!Korea / 2016年4月23日 12時24分

「超新星」の2人の入隊が間近に迫った。ゴニルは26日、ソンモは28日に兵役入りする。(写真提供:OSEN)

「超新星」の2人の入隊が間近に迫った。ゴニルは26日、ソンモは28日に兵役入りする。直前にはそれぞれファンミーティングが開かれ、入隊当日も見送り会が予定されている。ファンにとっては2人を励ます機会があるわけだが、その後はどんな心構えを持っておけばよいだろうか。

◆知らないことが多いと不安になる

韓国の母親たちは、涙を流しながら溺愛した息子たちを軍隊に送っている。

日本のファンも、その心情を少しは理解できるのではないか。

愛する人と21か月も別れなければならないというのは、言葉で言い表せないほど寂しく辛いものである。

しかし、現実を受け入れなければならない。日本と違って韓国には徴兵制があり、男子はかならず兵役を全うしなければならないのである。

そうであるならば、愛する人が立派に義務を果たすことを応援するのも、待つ人の務めと言えるかもしれない。

大事なことは、いたずらに不安感を募らせないことだ。

韓国の兵役事情がわからないと、「あの人はどんな辛い目にあわされるのか」と不安になってしまう。

まずは、韓国の兵役に関する正しい知識を持つ必要があるだろう。難しく考えることはない。最小限のことを知っておくだけでも、心の持ち方が違ってくるのである。

◆知っておくべき軍務の基本

それでは、兵役の基本事項を確認しておこう。

・陸軍の兵役期間は21か月

・最初に5週間の新兵訓練を受ける。ソンモの場合は陸軍訓練所に木曜日(28日)に入隊するので、新兵訓練が4週間になるだろう。この場合は、義務警察などの代替制度を利用する可能性が高い。

・新兵訓練で兵士としての技術を習得した者は、次に軍務を全うする師団に配属される。ここで二等兵から、一等兵、上等兵、兵長と昇級して除隊の日を迎える。

・軍務の基本は週休2日制で、定期的な休暇もある(合計で28日間)。公務員として給料も支給される(月に日本円で1万5千円程度)。休日には外出も可能で、外部から訪ねてきた人と面会もできる。

・経済発展にともなって、軍隊でも兵舎の改善が進んでいる。中には、カラオケルームまで備えた師団がある。

・夜の休憩時間は、テレビを見たり、新聞・雑誌を読んだり、友達と談笑したり……。息抜きの時間も増えている。

・最近の韓国軍は兵士の人権保護に力を入れている。かつてのような強圧的な指導がなくなってきている。

・しかし、軍隊は軍隊である。暴力やシゴキが完全になくなったとはいえない。まだまだ軍隊は一般社会に比べると、閉鎖的な組織である。

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