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<Wコラム>「言葉の貴公子」チャン・グンソクの魅力

Wow!Korea / 2016年4月24日 1時4分

「あのとき、2000席で満席にならなくて1500人と遊びました。そのときもずっと考えていました。チャンスがあったら、絶対に東京ドームで公演したい、と。ここで公演することが夢でした。それが今日は夢ではなく、本物になっちゃった。もちろん、今までの時間があって今日があります。日本で初めて『美男<イケメン>ですね』が放送され、そのときからアジアで“ちょっと、ちょっと、ちょっと”だけ人気が上がり、東京と大阪で公演をしたときは満席になりました。すごくうれしかったです。今でも、まだ夢みたいです。僕の夢を助けてくれて、本当にありがとうございます。」

ファンへの感謝を口にしたチャン・グンソク。念願の東京ドーム公演を成功させて感無量だったことだろう。

彼は2012年11月下旬には、さいたまスーパーアリーナで3日間にわたってアジアツアーを行なっている。トークタイムではこう語った。

「1年前に『人気はバブルみたいだと思います』と言っていました。自分の人気より、自分がやりたいことを探していたほうが、完全にチャン・グンソクみたいな人間だと思います。前のバレンタインデーのときに、ウナギたちと一緒にパーティをしたことがあったんです。そのときから時間が流れて、おじいちゃんやおばあちゃんになってもバレンタインデーにチョコレートや飴をあげて関係を作りたいんだけど、できるかな?」

ファンはもちろん「できる」と大きな声で答えていた。

この頃までのチャン・グンソクの発言は自由奔放だった。彼はありのままの自分であろうとしたし、それがパワーとなってファンを引きつけた。

◆生まれ変わったチャン・グンソク

年齢を重ねるとともに、人の心には変化が生まれる。

しばしの空白期間を経て、チャン・グンソクが新たに時代劇『テバク』に主演することが今年の1月下旬に決定した。

その際に、彼は新作への意欲をこう述べている。

「この2年間、大学院に通いながら臥薪嘗胆の気持ちで自分を振り返り、演技に対する姿勢と情熱を整えてきました。イメージを変えるために、作品選びに慎重になっていました。(『テバク』の主演が決まり)演技力と誠実さで武装して生まれ変わったチャン・グンソクに期待してください。」

彼の発言の中に出てきた「臥薪嘗胆」は、たきぎの上に寝たり苦い肝をなめたりという故事から生まれた言葉で「将来のため苦労に耐えること」を意味している。

こういう言葉を持ち出すのだから、この2年間は彼も精神的に辛い時期を過ごしたことだろう。

かつて奔放な発言を繰り返していたチャン・グンソクも、今回は「誠実さ」という言葉を使って自分が生まれ変わったことをアピールしていた。

20代の終わりにさしかかったチャン・グンソク。兵役入りも控えている。奔放さは影を潜めたが、「大人の俳優」としての成長を期す彼に大いに期待したい。けれど、言葉の面白さは絶対に失ってほしくないのだが…。

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