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<Wコラム>正念場『テバク』! 中盤に入ってますます面白くなる

Wow!Korea / 2016年4月25日 19時3分

『テバク』は4月19日の放送で第8話を終えて、25日の放送で第9話となる。全24話の中の三分の一が終わり、いよいよ物語が大きく動く中盤に入っていく。(提供:「ロコレ」編集部)

『テバク』は4月19日の放送で第8話を終えて、25日の放送で第9話となる。全24話の中の三分の一が終わり、いよいよ物語が大きく動く中盤に入っていく。果たして、最強の師匠のもとに弟子入りしたテギルは著しい成長を見せることができるのだろうか。

■動きだした人間関係

第8話を終えて『テバク』の対決構図が明確になった。

まずは、ヨニングン(後の英祖〔ヨンジョ〕)と李麟佐(イ・インジャ)の対立だ。

李麟佐のワイロ攻勢で取り込まれた朝鮮王朝の高官は、ヨニングンの母親の出自が低いことを嘲笑する。王子であるヨニングンにとっては最大の侮辱である。その悔しさを胸に、ヨニングンは李麟佐への対抗心を燃やしていく。

李麟佐に扮するのはベテランの本格俳優チョン・グァンリョル。一方のヨニングンは、子役から大人の俳優に脱皮したばかりのヨ・ジングが演じている。かなりの年齢差があるが、ヨ・ジングは臆することなく怒りの演技を堂々と見せている。2人の対決が物語を大きく動かしていくのは間違いない。

続いて、タムソと粛宗(スクチョン)の関係が微妙になってきた。

タムソは父の仇として粛宗を狙っている。一方の粛宗もタムソが誰の娘かをうすうす悟り、複雑な感情を持ち始めた。王とはいえクセ者で、一筋縄ではいかない粛宗。彼がタムソをどのように処遇しようとするのか。このあたりの心理描写が面白くなる。

■物語の伏線が生きてくる

そして、真打ちのテギル。

彼は最強の師匠キム・チェゴンのもとに弟子入りしたが、キム・チェゴンの指名手配書が町中に張られているのを発見し、以後は師匠の素性が気になって仕方がなかった。

「果たして、どんな謎があるのか」テギルの疑心がふくらんでいく。その末に、キム・チェゴンが元は役人で、今は復讐の鬼になっていることを知る。

復讐といえば、テギルだった負けてはいない。彼は、父を殺した勢力に対して復讐を誓っている。それを実現するためにも、もっと強く、もっと戦術をわきまえた男にならなければならない。それがわかっているテギルだからこそ、血のにじむような努力で修業を続けているのである。

ヨニングンと李麟佐、粛宗とタムソ、テギルとキム・チェゴン。3つの人間関係が中盤に入って複雑にからんでいく。

特に、物語前半でところどころに置かれた伏線が中盤に入って生きてくる。

テギルが王子でありながら捨てられてしまったワケ、タムソの父が死んだワケ、李麟佐が起こそうとしている反乱のワケ…。

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