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<Wコラム>ハン・ヒョジュ、勇気が変えた女優人生

Wow!Korea / 2016年4月27日 22時32分

次々と主演ドラマを成功させたハン・ヒョジュ(写真提供:OSEN)

■『春のワルツ』に大抜擢された

ハン・ヒョジュが『トンイ』以来6年ぶりにテレビドラマに帰ってくる。

彼女は韓国MBCの新ドラマ『ダブリュー』で人気俳優のイ・ジョンソクと共演する。このドラマは7月から放送が始まる予定だ。

そもそも、ハン・ヒョジュが女優として一般に知られるようになったのは、2005年の末だった。ユン・ソクホ監督が四季シリーズの最終作品として準備していた『春のワルツ』のヒロインに抜擢されたのである。

そのとき、報道用に公開されたハン・ヒョジュの写真を見て、「随分、普通っぽい女の子が選ばれたものだ」と感じた。逆に言うと「華があまりなさそうだけど大丈夫かな」という思いもあった。

ユン・ソクホ監督はソ・ドヨンとハン・ヒョジュという新人を主役に選んだ理由をこう語っていた。

「春は始まりの季節なので、若い俳優を使って瑞々しい作品にしたかったのです。」

結果的に言うと、誰もが注目する四季シリーズの最終作品は、新人には荷が重かった。視聴率は伸びず、評価も高くなかった。

けれど、女優ハン・ヒョジュを育てたという意味では、『春のワルツ』は人々の記憶に残るドラマとなった。

実際、最初はぎこちない演技だったが、後半に至ってからのハン・ヒョジュの成長ぶりは際立っていた。不幸な生い立ちの中でもけなげに生きるウニョンの役をハン・ヒョジュは精一杯に演じて、多くのドラマ関係者の目にとまった。

■『華麗なる遺産』で大ブレーク

『春のワルツ』以後のハン・ヒョジュの活躍は「めざましい」の一言である。

次々とオファーを受けて、『空くらい地くらい』、『イルジメ~一枝梅』、『華麗なる遺産』に主演して、こぞって高視聴率をあげている。

とりわけ、『華麗なる遺産』の人気は凄まじかった。父の死や弟の失踪という困難に次々と襲われるウンソンという女性の役に扮したが、不幸にもめげずに明るく生きる彼女の姿は多くの視聴者に勇気を与えた。

ハン・ヒョジュ自身は、『華麗なる遺産』についてこう語っている。

「最初に台本を読んだときに、とても面白いという印象を受けました。セリフのひと言ひと言が胸に響いてきて『これらを表現したい』、『ウンソン役をぜひ演じたい』と思いました。全般的にウンソンというキャラクターは非常に負けず嫌いで、いろいろな困難を乗り越えていく女性です。自分の主張をきちんと相手に伝える明るく活発な性格が気に入りました。」

さらにハン・ヒョジュは言った。

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