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<Wコラム>大ヒットの方程式は「年上女優+年下男優」

Wow!Korea / 2016年5月9日 17時41分

韓国で大人気を博した「太陽の末裔」

韓国で大人気を博した「太陽の末裔」。20話前後のミニシリーズで視聴率が30%を突破したのは、2012年の「太陽を抱く月」以来のことだった。

「太陽の末裔」と「太陽を抱く月」。同じく「太陽」がタイトルに入っているが、もう1つ、顕著な特徴がある。それは何だろうか。

■見た目でも年齢差がわかる

地上波のテレビでドラマの視聴率がどんどん低くなる中で、「太陽の末裔」が楽々と30%を突破したのは特筆すべきことだった。

これは4年前の「太陽を抱く月」(MBC)以来ということで大きな話題となった。そこで比較してみると、「太陽を抱く月」と「太陽の末裔」という2つのドラマには、年上の女優と年下の男優がカップルになっているという共通点があった。どのくらいの年齢差があるのか。

まずは「太陽を抱く月」から見てみよう。

主役男女の場合、キム・スヒョンが1988年2月16日生まれで、ハン・ガインが1982年2月2日生まれである。2人の年齢差はちょうど6歳。見た目でも年齢差がはっきりわかった。

次に「太陽の末裔」の場合。ソン・ヘギョが1982年2月26日生まれで、ソン・ジュンギが1985年9月19日生まれである。年齢差は3歳半。「太陽を抱く月」ほどではないにしても、相応の年齢差があった。

年上女優と年下男優のカップル。日本のドラマではそれほど多くないのだが、韓国のドラマでは意外と多い。特に、大ヒットしたドラマに同じような傾向が見られる。

■年下キラーのハ・ジウォン

かつて「太陽を抱く月」を見ているときに、主役男女の年齢差がかなり気になって仕方がなかった。

というのは、子役を演じたのがヨ・ジングとキム・ユジョンだったが、この場合は男性のほうがずっと年上に見えていたのに、大人になった途端に男性のほうが急に年下になったかのように錯覚したからだ。

それを承知で子役と大人の俳優のキャスティングが行なわれたわけだが、そのことを制作陣に聞いてみると……。

「今の韓国では、20代で安心して主役をまかせられるような女優が少ないんですよ。それで、どうしても20代の男優と30代の女優という組み合わせが多くなってしまうんです」。そういう回答だった。

話を聞いて、妙に納得できる部分があった。すぐに浮かんだのはハ・ジウォンだ。

彼女の場合、「シークレット・ガーデン」で共演したヒョンビンは4歳下で、「奇皇后」で共演したチ・チャンウクは9歳下である。ここまで年が離れてしまうと、チ・チャンウクも気安く「ヌナ(お姉さん)」と呼べるのかどうか。かなりの敬語を使わなければならないだろう。

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