1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. アジア・韓流

<Wコラム>上等兵になる「東方神起」ユンホの今後の軍隊生活は?

Wow!Korea / 2016年5月13日 23時28分

韓国の兵役経験者の中には、「一等兵と上等兵は天地ほどの差がある」と言う人がいる。「天と地の差」という表現は大げさにしても、ニュアンス的にはそれほど違いがあるということだ。(写真提供:ロコレ)

韓国の兵役経験者の中には、「一等兵と上等兵は天地ほどの差がある」と言う人がいる。「天と地の差」という表現は大げさにしても、ニュアンス的にはそれほど違いがあるということだ。一等兵と上等兵では何が変わるのか。その違いを見てみよう。

■入隊10か月で上等兵に昇級

軍隊とは何かと言うと、「階級によって秩序を保つ徹底した序列組織」と説明することができる。とにかく、階級が人間関係のすべてであり、上官の命令に絶対服従することが組織維持の基本なのである。

それほど階級がモノを言うのが軍隊だが、職業軍人でなくて徴兵制によって入隊してきた現役兵の場合、服務期間(陸軍なら21か月)に経験する階級は、二等兵、一等兵、上等兵、兵長の4つだけである。

現役兵はどのように昇級していくのか。

●二等兵(韓国では「二兵」と呼ぶ)

↓3か月後に昇級(新兵訓練期間を含む)

●一等兵(韓国では「一兵」と呼ぶ)

↓7か月後に昇級

●上等兵(韓国では「上兵」と呼ぶ)

↓7か月後に昇級

●兵長(韓国でも「兵長」と呼ぶ)

↓4か月後に除隊

以上が現役兵の昇級システムだ。たとえ、他人より能力が多少劣っていても、よほどでないかぎりは所定の期間が来れば昇級できるようになっている。軍隊は上下関係の秩序が大事であり、実力不足で昇級を見合わせると、軍隊内部の人間関係が混乱してしまうからである。

ただし、特級戦士のように特別に能力が優れている場合は昇級が早まる可能性がある。実力が高い者には積極的に褒賞を与えて、他の兵士に「羨ましい」と感じさせる狙いもある。それが士気の向上につながるというのが軍隊的な考え方なのだ。

■給料は17万8000ウォン

階級が変わると、どうなるか。

一番ハッキリしているのは給料が上がることだ。ことしの兵士の給料は次のようになっている。

二等兵14万8800ウォン(約1万3838円)

一等兵16万1000ウォン(約1万4973円)

上等兵17万8000ウォン(約1万6554円)

兵長19万7100ウォン(約1万8330円)

この給料は昨年に比べて15%アップしている。

給料として考えたら「ケタが1つ足りないのでは?」と思われるが、むしろ「兵役中にお金がもらえるの?」と驚く人もいる。「大人のお小遣い」といったレベルではあるが、上等兵になると一等兵より給料が1万7000ウォン上がるという「目に見える変化」は軍隊でとても大事なことだ。金額で差をつけるということが、立場の違いを鮮明にするからである。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください