<Wコラム>チャン・グンソク/『テバク』に至る長い道~『ラブレイン』に主演
Wow!Korea / 2016年5月14日 10時8分
「正直、死ぬかと思いました(笑)。実は、子供のときから寒いのは大嫌いでした。北海道に出発する前から本当に大丈夫かと思って、いろいろなものを準備していました。実際に行ってみると、雪しかないので、びっくりしました(笑)。でも、雪の世界はすごくきれいでした。ユン・ソクホ監督といろいろなことを話しました。『景色は、いいね』と言いながら、美しいところを探しました。2週間くらい撮影していましたので疲れましたが、一緒に頑張っていたスタッフ、共演者とひとつになれました」
ここまで苦労して撮影した『ラブレイン』。韓国では2012年3月から放送が始まったが、視聴率は苦戦した。
それでも日本には史上最高額で版権が販売されたという。チャン・グンソクの人気の賜物であろう。
■まるで違う二役に挑戦
2012年7月24日、『ラブレイン』の日本での地上波初放送を記念する記者会見が東京・フジテレビのマルチシアターで開催された。当日は主演のチャン・グンソク、ユナの2人が登場し、ドラマについて饒舌に語った。
まず、チャン・グンソクはドラマについてこう説明した。
「雨というのは、涙に例えられるのではないでしょうか。うれしさ、喜び、悲しみの涙とも表現できると思います。生きていく上でさまざまな感情を経験します。愛という感情を通じて流す涙というのは、愛の雨にも似ている感じがしました。『ラブレイン』というタイトルが、その意味を表しているのではないかと思います」
さらに、チャン・グンソクは二役を演じた感想を述べた。
「二役は正反対でした。1つの作品の中でまったく違ったキャラクターを演じるという挑戦は、僕にとって大きな意味があると思い、出演を決めました。1970年代の純粋な心を持ったイナという人物は、僕と非常に似通った面がありました。セリフは多くありませんが、眼差しや小さな仕種で表現することができました。そういう意味では演じやすかったですね。逆に僕がこれまでに経験したことがない、プレイボーイの一面を持つジュンという役は、とても難しかったです。内面に秘めた繊細さと大胆な行動様式というものに気を遣いながら演じていました」
こうした説明を聞いていると、チャン・グンソクがいかに二役を自分の手の内に入れて演じ分けていたかがわかる。『ラブレイン』が俳優チャン・グンソクの成長につながる作品であったことは間違いない。
(次回に続く)
文=「ロコレ」編集部
(ロコレ提供)
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