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<Wコラム>チャン・グンソク/『テバク』に至る長い道~最終回 彼はキレイな男

Wow!Korea / 2016年5月14日 22時2分

韓国で行われた『キレイな男』のファンイベント時のチャン・グンソク(写真提供:OSEN)

■ファンイベントを開催

2014年6月14日、ドラマ『キレイな男』の日本初放送を記念したファンイベントが東京国際フォーラムで開催された。

このドラマでチャン・グンソクは、女性なら誰もがこころ惹かれる美男子トッコ・マテを演じた。このマテは10人の女性と出会い、成功のノウハウを学んでいく。そんなマテに一目ぼれして尽くし続けるボトン役がIU(アイユー)だった。

ファンイベントの前日、東京都内に約200人のファンを招いた公開の記者会見が行なわれた。

このとき、チャン・グンソクは「演じた役柄に自分と似ている部分はありましたか」と聞かれてこう答えた。

「本当に性格が似ていたと思います。10人の女性と会うたびに新しいキャラクターを作れたことが、個人的に演技をしていて楽しかったですね」

さらに、チャン・グンソクはこう続けた。

「『キレイな男』というドラマを通して、20代のチャン・グンソクらしい姿をお見せできたと思います」

記者会見の最後にはチャン・グンソクが「僕はそんなにきれいですか」と言って、ファンから大きな拍手を受けていた。

どこまでも場を盛り上げてくれるスターである。

翌日のファンイベントは昼夜2回の公演だったが、約1万人の観客が訪れて「チャン・グンソクが作りだす楽しいワールド」に酔いしれた。

様々なゲームで見せるチャン・グンソクの豊かな表情が大いにファンの喝采を浴びていた。まさに、天性のエンタティナーの真骨頂だった。

このステージでチャン・グンソクは挨拶のときに「こんにちは、『キレイな男』の“キレイな男”です」とおどけてみせた。

客席からは笑いと拍手が巻き起こった。

この言葉は、キザにも聞こえるが、チャン・グンソクが言うと妙に納得してしまうから不思議だ。

■世界中から贈り物が届く

2014年当時のチャン・グンソクの言葉を集めてみよう。

「僕が考える真の“キレイな男”とは、大きく2つあると思います。1つは、自己管理が上手な人。いろいろな意味があると思いますが、スタイル、外見、中身、自分のスタイルをしっかり持っている人がいいと思います。流行に乗るのではなく、自分だけの哲学がある人ですね。もう1つは、内面的に見えない野望を秘めている人。目を見ればわかりますよね。外見と内面に自分のスタイルがある人で、心に野望を持っている人が“キレイな男”だと思います。つまり、僕のことですね(笑)」

「『キレイな男』の撮影が終わってからは、リラックスしながら自分自身を見つめる時間を持ちました。ドラマから抜け出しながら、もとの生活に戻るために、大切な時間を過ごしました。新しい作品のために、たくさんのシナリオも読みました。考えてみたら、デビュー以来休んだことがほとんどないんですね。ずっと駆け抜けてきたので、しばらくのんびりできるのでないかと思っています」

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