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<Wコラム>チャン・グンソク/『テバク』に至る長い道~最終回 彼はキレイな男

Wow!Korea / 2016年5月14日 22時2分

「僕は子供の頃から子役をやっていたので、学校で話題になりました。教室の前に別のクラスの子や後輩がやってきて話しかけてきたり…。でも、子供の頃は、両親が仕事をしていましたし、一人っ子なので一人でいることが多かったですね。寂しいことも多かったのですが、むしろ好きでした。当時、他の子は『弟か妹を産んでほしい』と親に言いますが、僕は4、5歳の時に『妹や弟が生まれたら、愛情を分けてあげなければならない』とわかっていたので、一人っ子のほうがいいと言いました(笑)。そんな子供だったんですよ」

「大人になって、あんなにいろいろな国にファンの皆さんがいるとは知りませんでした。行ったことがない国から、多くのプレゼントも届きますし、スタッフの食事まで1日も欠かさず用意してくれたりします。とにかく、撮影中にいろいろな国のファンの方々が準備してくれたケータリングが届くんです。アメリカやヨーロッパなど、たくさんの国旗が飾られたり…。イランのものもありました。ロシアのファンはパンを作って送ってくれましたね」

■「守備範囲を広げたい」

チャン・グンソクは『キレイな男』に主演したあとに、「『キレイな男』が最後のラブコメになるかもしれません」と語っていた。

「実は、『美男<イケメン>ですね』以降に出演した作品は全部ラブコメでした。20代に一番似合う作品を選んだので、今度は違うものをやってみたいと思います。アクションでも、スリラー、ホラーでも。20代に一番似合うキャラから脱皮して新しいチャン・グンソクを見つけなければなりません」

さらに、チャン・グンソクはこう続けた。

「それは僕にとっての宿題だと思います。チャレンジしたいし、守備範囲を広げたいという欲があるのです。今まで、ラブコメのようにシンプルで軽い作品をたくさんやってきたので、今後は重みのあるというか、これまでとは違うものにトライするのが俳優としての野望です」

こう語ったあとに、2年間の空白があった。そして、今年の1月に『テバク』の主演が決まったのである。

そのとき、チャン・グンソクはこう言った。

「2年間大学院に通いながら臥薪嘗胆の姿勢で自分を振り返ってきました」

臥薪嘗胆とは「将来のために苦労に耐えること」。この2年間、彼も批判を受けて苦しんできた。

しかし、超話題作『テバク』に主演するという最高のチャンスを得た。

果たして、評価はどうなるか。

3月28日の放送が始まってから、すべての結果が出る。

(終わり)

文=「ロコレ」編集部

(ロコレ提供)

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