<Wコラム>名優たちの競演! それも『テバク』の大きな見どころだ
Wow!Korea / 2016年5月17日 22時13分
チャン・グンソクが主演する『テバク』。彼の久しぶりの主演作ということで大きな話題を集めたが、もう一つ見逃せないのは、名優たちが競演してドラマをさらに面白くしていることだ。その名優は、チェ・ミンスとチョン・グァンリョルである。
■あまりに有名な『砂時計』
韓国の個性派俳優の中でも際立っているチェ・ミンス。彼は『テバク』の中で19代王・粛宗(スクチョン)を演じるが、今まで多くの俳優が演じてきた粛宗とはかなり違ったイメージをかもしだしている。
それが『テバク』に心地よい緊張感をもたらしている。そんなチェ・ミンスは、どんなキャリアを経ているのか。
1962年生まれの彼は、芸能一家の二世として育ち、恵まれた容姿で自分の道を切り開いてきた。
チェ・ミンスがよく演じた役は、困難にも屈しない強く無骨な男だ。
肩に力をいれ、目を光らせる場面の連続。それが「タフガイ」とも呼ばれるチェ・ミンスの真骨頂だった。
彼がそのイメージを固めたのは、有名なドラマ『砂時計』(1995年)だった。
チェ・ミンスは、「俺、震えているか」というセリフで有名なジョン・テスの役で一気にカリスマ性を発揮した。その後、彼は悲壮感あふれる役を主に演じてきた。
しかし、いつも「重みのある役」ばかりをやってきたのではない。1999年の映画『チュ・ノミョンのベーカリー』では、コミカルな演技も見せて、観客たちを大いに笑わせた。
もともと下地があった。出世作であるドラマ『愛が何であって』(1992年)で彼は主人公のデバリ役で視聴者を楽しませた。
保守的な家の長男と開放的な家で育った女性が夫婦として作り出すコミカルなシチュエーションは爆発的な人気を呼び、中国でも大変な人気を得た。今の韓流ブームの先駆けにもなっていた。彼自身は、いつも精一杯に演じてきただけだというのだが…。
■「怪優」というイメージ
チェ・ミンスに会うと緊張してしまうという後輩の俳優は多い。彼は芸能界でも威厳をもって一目置かれる俳優なのである。
2007年にはペ・ヨンジュンが主演した『太王四神記』に出演。そこで、演じた役は陰謀をめぐらす悪の帝王だった。
凄味のある悪役だった。清々しいペ・ヨンジュンとの対比で、チェ・ミンスは『太王四神記』というドラマを強烈に引き締めた。
しかし、以後のチェ・ミンスにはトラブルがつきまとった。暴行事件や訴訟問題で謹慎していた時期も長かった。いつしか「怪優」のイメージもつきまとった。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
「あのねえ、役者っていうのは…」「おまえみたいな…」…俳優を志した若き日の山﨑努が、叔母から言われた“強烈すぎる一言”
文春オンライン / 2025年1月4日 6時0分
-
俳優チョン・ソクホ、「キングダム」から「イカゲーム2」へ…“Netflixの男”に!
Wow!Korea / 2025年1月2日 15時23分
-
新ドラマ「モーテル・カリフォルニア」、イ・セヨン&ナ・イヌからチェ・ミンスまで、新しい顔にわくわく…キャラクターポスター5種公開
Wow!Korea / 2025年1月2日 9時34分
-
映画「黒い修道女たち」イ・ジヌク、駆魔反対の神父に…ソン・ヘギョ&チェ・ヨビンと対立
Wow!Korea / 2024年12月19日 15時56分
-
大ヒット映画「怪しい彼女」10年の時を経てドラマ化 監督は公開時に「観客だった」と告白
よろず~ニュース / 2024年12月14日 11時40分
ランキング
-
1令和ロマン 大注目若手俳優の告白に衝撃 高比良「えっ!?劇場に!?」松井「いるんすか!?」
スポニチアネックス / 2025年1月5日 7時2分
-
2中居正広、ラジオ新年1回目も通常通り放送「どんな1年になるんだろうな、何やるんでしょうね」
日刊スポーツ / 2025年1月4日 23時26分
-
3小芝風花 大親友女優との「毎年恒例の愛始め」仲良しSにファン「最高」「眩しい」 昨年末事務所退所
スポニチアネックス / 2025年1月5日 8時43分
-
4滝沢秀明氏が声明 TOBE巡り「SNS上に事実と異なる投稿がある事を確認」「関係各所確認を取り対応」
スポニチアネックス / 2025年1月4日 21時36分
-
5香取慎吾「案外、ワイワイしてますよ」 意外なプライベート告白に共演者驚き「芸能界ではどうにかして…」
スポニチアネックス / 2025年1月5日 9時42分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください