1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. アジア・韓流

<Wコラム>間違いなく代表作! 『テバク』で見事に変身したチャン・グンソク

Wow!Korea / 2016年5月19日 21時10分

チャン・グンソクも主役として魅力的な演技を披露している。(写真提供:OSEN)

5月17日に韓国で放送された『テバク』第16話は本当に面白かった。視聴率も第15話より1.2ポイント上がって9.6%(AGBニールセンの全国統計)を記録。チャン・グンソクも主役として魅力的な演技を披露している。

■凄まじい意気込み

最初からチャン・グンソクは『テバク』に対して並々ならぬ情熱で取り組んできた。

振り返れば、『テバク』の主演が決まったときにこう語った。

「2年間大学院に通いながら臥薪嘗胆の姿勢で自分を振り返ってきました」

たきぎの上に寝たり苦い肝をなめたりという故事から生まれた「臥薪嘗胆」という言葉。「大きな目標を達成するために苦労を重ねること」を意味しているが、この言葉を持ち出すほど、チャン・グンソクには期するものがあった。

彼は『テバク』で、王子でありながら捨てられてしまったテギルを演じる。見どころは、弟に当たる英祖(ヨンジョ)と国を賭けた大勝負を行なうところ。スケールが大きいストーリーなのである。

チャン・グンソクの意気込みが凄まじいことは、3月24日にソウルで行なわれた『テバク』の制作発表会でも察することができた。

彼はまったく笑みを見せず、抑揚をおさえた低音で冷静にこう語った。

「この作品をのがしたくない、ぜひやってみたいと考えました。『美男(イケメン)』のようなものを追求する俳優にかぎっていたのではないか、という疑念がいつもありました。(数え歳で)30歳になります。今までのものを捨てて、新しいものを身につけられる作品になるのではないか、と思います」

内に秘めた決意が感じられるコメントだった。

■体当たりの演技

韓国では3月28日からSBSで『テバク』の放送が始まった。

第1話の冒頭の場面。雪が強く降る中で、成人したテギル(チャン・グンソク)が、反乱を起こす李麟佐(イ・インジャ/チョン・グァンリョルが扮している)と厳しく対峙していた。

このときのチャン・グンソクの演技は迫力があった。

「今までとは違う」

多くの視聴者がそう思ったことだろう。

何が違ったのか。一言で言えば「覚悟が備わっていた」ということだ。

「この『テバク』で評価を得られなければ俳優をやめざるをえない」

そんな切羽詰まった“背水の陣”をチャン・グンソクが匂わせていた。ドラマでは、凍えるような寒さの中で精悍な表情を見せていたが、そのときに見せた強い意志は、チャン・グンソク自身の決意の表れだったのだ。

このように、彼の覚悟を見せつける場面は『テバク』には随所にあった。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください