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<Wコラム>「テバク」の視聴率は「有終の美」を飾れたのか

Wow!Korea / 2016年6月15日 17時53分

「テバク」の視聴率は「有終の美」を飾れたのか(写真提供:OSEN)

6月14日に韓国SBSで放送された第24話をもって、『テバク』の放送が終了した。肝心の最終話の視聴率は10.0%だった。この数字をどう見ればいいのか。「有終の美」を飾ったと見ていいのだろうか。

■幸先のいいスタート

韓国SBSの月火ドラマとして『テバク』の放送が始まったのは、3月28日だった。第1話の視聴率は11.8%(韓国ニールセンの全国統計。以下同様)。同じ時間帯で一緒にスタートした『町の弁護士チョ・ドゥルホ』(KBS)や『モンスター』(MBC)を抑えて、同時間帯ドラマのトップに躍り出た。

第1話と第2話は、名優のチェ・ミンスとチョン・グァンリョルが実力通りの名演技を披露し、内容も重厚感のある歴史ストーリーになっていた。第2話の視聴率が12.2%に上がったのも、視聴者の期待の表れだったであろう。

しかし、第3話の後半から、物語の主導権が若者たちに変わってから、雲行きがあやしくなった。

特に、第4話はラブコメのような話も織り込まれ、第1話や第2話の「歴史大作」というイメージから遠くなった。

その影響は、視聴率にてきめんに現れた。

第3話は11.6%だったのに、第4話は9.5%まで急降下した。なんと、2.1ポイントの下落であった。

■視聴率の推移を見る

第4話で視聴率が10%台を切ってしまった『テバク』。以後は、10%の大台が遠ざかったままだった。

7.7%という最低の視聴率になったのが、5月30日放送の第19話だった。ネタバレになるので詳細をはぶくが、この回は首をかしげるような展開となり、視聴率がさらに落ちたのもやむをえない、というような状況だった。

同時間帯に放送されていた月火ドラマの中で、『町の弁護士チョ・ドゥルホ』(KBS)はグングンと視聴率をあげ、大評判となっていた。『テバク』はライバルに完全に水をあけられてしまったのだ。

『テバク』視聴率

第1話(3月28日)11.8%

第2話(3月29日)12.2%

第3話(4月4日)11.6%

第4話(4月5日)9.5%

第5話(4月11日)9.2%

第6話(4月12日)8.4%

第7話(4月18日)9.1%

第8話(4月19日)8.7%

第9話(4月25日)8.0%

第10話(4月26日)8.9%

第11話(5月2日)8.9%

第12話(5月3日)9.2%

第13話(5月9日)8.7%

第14話(5月10日)8.4%

第15話(5月16日)8.4%

第16話(5月17日)9.6%

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