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<Wコラム>「テバク」の視聴率は「有終の美」を飾れたのか

Wow!Korea / 2016年6月15日 17時53分

第17話(5月23日)9.5%

第18話(5月24日)8.5%

第19話(5月30日)7.7%

第20話(5月31日)8.1%

第21話(6月6日)10.3%

第22話(6月7日)9.9%

第23話(6月13日)9.2%

第24話(6月14日)10.0%

■平均視聴率は及第点

『町の弁護士チョ・ドゥルホ』は『テバク』より4話少ない全20話だった。このドラマの放送が先に5月31日に終わったので、『テバク』にとっては大きなチャンスになった。『町の弁護士チョ・ドゥルホ』を見ていた人たちが『テバク』に移ってくる可能性が高かったからだ。

確かに、『町の弁護士チョ・ドゥルホ』の放送がなくなった6月6日の第21話は10.3%を記録して前話から2.2%も上昇した。『町の弁護士チョ・ドゥルホ』が放送終了になった効果は確実であったのだ。

しかし、その効果も長続きせず、第22話は9.9%となり、第23話はさらに9.2%まで下がった。

そうした状況の中で、『テバク』は6月14日に最終話を迎えた。注目された視聴率は10.0%。最後は再び10%台に乗って放送を終えた。

全24話の平均視聴率は9.3%。この数字だけを見ると、決して悪くない。むしろ、健闘したと言えるのではないだろうか。

同時間帯に『町の弁護士チョ・ドゥルホ』のような強力な人気ドラマがありながら、平均で9.3%の視聴率をあげた『テバク』。チャン・グンソクのファンからすれば、もっと上の数字を期待していたかもしれないが、それ以前の前2作(『ラブレイン』と『キレイな男』)が低視聴率だったことを考えると、『テバク』の平均視聴率9.3%は、十分に及第点だと言える。

■転機となる作品

作品性から見た『テバク』の問題点は、次の3つに集約できるのではないか。

1.脚本の出来に疑問符が付いた。その場しのぎの「奇をてらった展開」が多かった。

2.演出に雑な面が見られた。撮影時の準備不足と指摘されても仕方がない。

3.女優陣の演技に難があった。キャスティングが正しかったのかどうか。

以上の3点については、視聴者からも激しい批判が寄せられていた。

一方、チャン・グンソクの演技はどう評価されたのか。賛否両論があったが、好意的な意見が多かったのも事実だ。

実際、本物のヘビを食らうという俳優魂は大いに称賛されていた。いずれにしても、チャン・グンソクが『テバク』によって本格派俳優への道を確実に歩みはじめたのは確かだろう。間違いなく、『テバク』はチャン・グンソクにとって今後へ向けての転機となった作品である。

最終話の視聴率はピッタリの10.0%。大台に復帰して物語を終えることができたのは本当に良かった。

そういう意味では、あの『テバク』が有終の美を飾った、と言ってもいいのではないだろうか。

文=康熙奉(カンヒボン)

(ロコレ提供)

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