<Wコラム>いま読みたい! 人気俳優物語~ウォンビン(前編)
Wow!Korea / 2016年8月18日 17時4分
ペ・ヨンジュン、イ・ビョンホン、チャン・ドンゴンと共に、かつて「韓流四天王」と呼ばれたのがウォンビンだった。2000年の『秋の童話』でブレークし、2002年には日韓合作ドラマ『フレンズ』で深田恭子と共演して日本でも人気を博した。彼の俳優人生を振り返ってみよう。
■空白期間がいつも長い
ウォンビンは寡作だ。これまで出演した作品がとても少ない。彼が大衆的に広く愛されるようになったドラマ『秋の童話』から数えると、大衆が知っている彼の出演作はドラマと映画を全部入れても一ケタだ。彼の場合は、とにかく空白期間が長すぎるのだ。
どんなスターでも長く活動しなかったら、ほぼ引退したと認識されやすい。移り変わりの激しい芸能界、その中でファンに愛されたり記憶されたりするのはほんの一部に過ぎない。ましてウォンビンは出演作も少ない。それは、ファンが彼を記憶するための素材が少ないということを意味している。
とはいえ、ファンはウォンビンを待ち続けている。ファンが彼を待っていた理由は何だろう。そして、そのファンの期待にウォンビンはどのように応えているのだろうか。
1996年、ケーブルテレビの第一放送の第3期公開募集タレントとして演技を始めたウォンビン。彼はデビュー初期から多作を避けてきた。2004年の映画『マイ・ブラザー』を最後に軍隊に入隊したが、怪我によって除隊。しばらく音沙汰がなかったが、2009年にポン・ジュノ監督の映画『母なる証明』で復帰した。そして、2010年の映画『アジョシ』で名演技を見せた。
■『秋の童話』のイメージが強烈
ウォンビンは少ない出演作とは裏腹に、あまりにも様々な役を演じてきている。ここが特に重要である。おそらく、多くの人々が持っているウォンビンのイメージは、トレンディ―で都会的なセンスというものだろう。
しかし、ウォンビンが都会的な男の役を演じたことは少ない。多くの人は彼がカッコいい役ばかり演じてきたように思っているが、そんな役は『秋の童話』を含む初期の2、3本だけだ。デビューと共に作られたイメージが、あまりにも彼の外見と似合うため、ファンは以後も同じイメージだけを記憶し続けてきたのだ。そういう意味では、ウォンビンは外見が自分自身のハンディになる悲運の俳優とも言える。
主役級として映画にデビューして以来、ウォンビンが演じてきた役は『ガン&トークス』『ブラザーフッド』『マイ・ブラザー』『母なる証明』など、大体は田舎臭くて子供のような男ばかりだった。
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