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<Wコラム>「TWICE」を生んだ韓国芸能界、いったい何を持っている?

Wow!Korea / 2016年11月30日 23時49分

今、K-POPに関心を持つ人で「TWICE」(トワイス)の名を知らない人はいないだろう。

今、K-POPに関心を持つ人で「TWICE」(トワイス)の名を知らない人はいないだろう。

昨年5月、「SIXTEEN」というオーディション番組で、芸能人を夢見て「練習生」として生活していた16名の少女が競い合いを始めた。2か月の間、毎週の熾烈な競争の末、選ばれた9名の少女たち。数か月後、彼女たちは「TWICE」という名前で芸能界デビューを果たす。

デビュー2か月で年末の授賞式で「新人賞」を受賞、それからこの1年間、音楽ランキング番組で1位だけでも20回以上を記録した。オンラインの音楽販売が一般的になっている韓国では珍しく、CDの販売記録も更新した。

韓国国内だけではなく、海外での人気も記録として残った。グローバルな人気の尺度となっている「YouTube再生数」が1億を超える楽曲が既に2曲。この1年間、数々のK-POP界の記録を塗り替えてきている。

いまや、あの「少女時代」や「KARA」や「2NE1」に続き、K-POP界を代表するガールズグループとなっているのだ。

しかし、何が「TWICE」を「TWICE」にしたのか?気になっていたところ、韓国KOFICEの配慮で「TWICE」の番組収録の現場に立ち会うことが出来た。英語専門チャンネル「ARIRANGTV」の有名番組「AFTER SCHOOL CLUB」収録。その詳細はまたの機会で紹介したい。

2時間ほどの立会いの後、「TWICE」を「TWICE」にした要因が分かった気がした。連日の活動で随分疲れているはずなのに、収録途中はもちろん、収録の前と後にスタッフや出演陣一人ひとりに丁寧な挨拶と誠意を忘れない。まだ高校生の身分である3人からも「プロ精神」が感じられた。

番組の収録途中、インターネットを通じたテレビ電話で世界のファンと話し合う「TWICE」の姿は、若いK-POPの未来、そのものだった。最初の疑問に戻ろう。何が「TWICE」を「TWICE」にしたのか?

まず「熾烈は競争」が上げられる。オーディション番組が日本の芸能界の「お家芸」だった時代が過ぎ、その影響は「学歴社会」の延長線とも言われている韓国芸能界に伝わった。地上波との熾烈な競争を勝ち抜くためにケーブル放送局「Mnet」やその運営会社「CJ E&M」社は「オーディション番組」を企画し、高視聴率を奪い取る。逆に地上波の放送局がそれを真似る「奇現象」も起きた。その流れの中で「TWICE」を生んだオーディション番組「SIXTEEN」が生まれたのだ。

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