＜インタビュー＞エン（VIXX）、俳優チャ・ハギョンとして語る

「ウジン（ハン・ジミン）が泣きたい時に悲しい映画を見ながら涙を流すというじゃないですか。僕もそうなんです。リーダーとして泣きたい時、相手に分からないようにしなきゃいけないんですが、一方では分かってくれないメンバーに寂しく思う時もあったんです。ジュヒョク（チソン）もウジンがつらいのを知らなかったから、最悪のところまでいったんだと思います。キャラクターが成長しながら、僕はストーリーが理解できました。僕にとって十分に共感できる話だったようです。」

●タイムスリップ…「VIXX」になる前はダメ！

「知ってるワイフ」はジュヒョクが過去に戻って妻を変えた後、元の妻の大切さに気付く内容だ。幼稚だが、チャ・ハギョンに「過去に戻るとしたら、いつに戻りたいか」と質問をしてみた。帰ってきた答えも「VIXX」メンバーへの愛情があふれていた。だから「VIXX」が2012年のデビューから変わらずに「STARLIGHT」（＝「VIXX」のファン）の前で輝いているのだろう。

「中高校生の時に戻って、今までの価値観やノウハウをもう一度しっかり積み上げてみたらいいと思っていたんです。だけど『知ってるワイフ』を見たら、小さな選択一つで人生が変わるじゃないですか。僕があの時に戻って、何かの選択をした時、『VIXX』のメンバーに会えなかったらどうしよう。あの時に戻ったら、『VIXX』がどうなるのか分からないことだから、すごく遠い過去ではなく演技を始めた時に戻りたいです。」

「実は初めはプレッシャーがありませんでした。ただ『VIXX』のエン、チャ・ハギョンとして演じただけなんです。だけど僕はつらくなくても、たぶん見ている方がつらかったと思います。今、演技に臨める時にあるプレッシャーをあの時も感じながらしていたら、違ったのではないかと思います。『VIXX』のエンとしては思い切り飾ってステージに立った時に一番かっこいいですが、俳優チャ・ハギョンとしては自分自身を抜けて洗い出すほど、キャラクターに近づくほど、さらにかっこよくなると思います。しかし後悔はありません。僕の全ての時間を投じたからです。」