コン・ユ、主演映画「82年生まれ、キム・ジヨン」について「判断は観客の役割…出演したことに後悔はない」
Wow!Korea / 2019年10月17日 18時24分
俳優のコン・ユが映画「82年生まれ、キム・ジヨン」に出演した理由を明らかにした。
16日午前にソウルの鍾路区(チョンノグ)三清洞(サムチョンドン)のカフェでは映画「82年生まれ、キム・ジヨン」(監督:キム・ドヨン)で主演を務めるコン・ユによるインタビューが進行された。
「82年生まれ、キム・ジヨン」は1982年に生まれ2019年の今日を生きてゆくキム・ジヨン(チョン・ユミ)の誰も知らなかった物語を描いた映画で、作家のチョ・ナムジュによる同名小説が原作だ。
コン・ユは映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』や『密偵』以降、3年以上ぶりにスクリーンに復帰し関心を集めた。彼はキム・ジヨンの夫であるテヒョン役を務めジヒョンを心配し見つめる姿を描き出した。
この日コン・ユは「キャスティングが意外という話をとても聞いている」と述べた。そして「選ぶ過程でも大衆の方々ではなく、周囲の知人たちもある面では憂慮していた」とし「ただやりたい話をやることが一番重要なので、私の役柄の大きさやタイトルロールに対しては別に重要ではない」と打ち明けた。
またコン・ユは「シナリオを読んでやりたいと思うことは多くない。産業芸術の中で選ばなくてはならない状況であり、時には計算や戦略が重要なことも事実だが、私はただ年を取りながら、自然の道理に従って自分の心を導くままにやりたいという思い。外的なことは別に考えていない」と告白した。
またコン・ユは「幸いにもマスコミ試写会の時に作品をよくご覧になってくださったようで緊張が溶けた。大衆たちも似たような感覚なのではないかと思う」とし「みんな同じ人で他の時代を生きてきたが貫通する視点があると思う。観客の方々もそうではないかと予想した」と打ち明けた。
また彼は「間違いなく異なる意見が出るだろうし、映画を判断することは観客の役割なので謙虚に受け止める」とし「公開を控えてわくわくする気持ちが半分、心配な気持ちが半分だ。私が感じた部分は画面によく現れてくれたので一次的に満足感を得ているので、興行は関係なく映画を撮ったことに対する後悔はない」と告白した。
コン・ユは「『82年生まれ、キム・ジヨン』で、女性に対する不当な待遇や差別と関連したエピソードや見えるものにおいてかなりの共感を得ている。映画に共感できなければ、撮影しなかった可能性もある」とし「各自違う生き方を送っており、各自が置かれている状況により受け取ることが異なるため、慎重に一般化させることが難しい。私は映画に対して共感し認める部分が多い。認められなかったら、この映画はしなかったはずだ」と付け加えた。
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