<インタビュー>俳優イ・ジュンギ、最新ドラマ「悪の花」や共演のムン・チェウォン、キム・ジフンについて語る
Wow!Korea / 2020年9月29日 14時1分
Q.一番記憶に残るシーンやセリフは?
本当に全て良かったです。一つ残らず!それでもどうしても一つ挙げなきゃならないとしたら、ヒョンスが初めて感情に気付いて泣くシーンが記憶に残っています。このシーンを描き出すまで僕もそうだし、監督も本当にたくさん悩みました。リハーサルすら1時間近く話をするほど、悩めば悩むほど行き詰ってしまう部分がありました。緩急の調節に失敗して、見てくださっている方々を説得できなければ、今までの全体的な感情の流れが途切れてしまう可能性があるからです。赤ちゃんが初めて世の中に向かって泣き出すような姿で描きたいと思いました。そうやってたくさん悩んで相談した末に作られたシーンです。撮り終わっても感情を制御できないくらいに大変だったことを覚えています。
記憶に残るセリフは最終回でヒョンスがジウォンに言う「私がもっと優しくしてあげます。私がもっと好きになってあげます」というセリフです。記憶をなくしたヒョンスが胸の中にかすかに残っている、ジウォンが差しだしてくれた温かい愛情に応えたものです。二人のお互いへの愛情や人生を意味するようで、現場でも涙が止まりませんでした。
Q.ムン・チェウォンと夫婦として共演した感想は?
ムン・チェウォンさんとは「悪の花」という作品への出演を考える前にも、何度か会って各自で悩んでいる作品や人生について話したりしていました。「悪の花」への出演を決定する前にすごく悩んでいた時もチェウォンさんが「お兄さんは十分に魅力的に作ることができるキャラクターですよ」と言ってくれたので自信になりました。現場での女優ムン・チェウォンは、繊細で集中力がすごいです。そして本人がその感情を解析できるまで悩むタイプです。だから演技を合わせる時に僕が感情の部分でさらに刺激を受けて助けてもらったりもしました。チャ・ジウォンだったからド・ヒョンスの感情もさらに切実に感じられた気がします。劇の没入度を高めさせてくれる女優さんなので、たぶんチャ・ジウォンの感情を表現するのに本当にたくさんの苦労があったと思います。本当にお疲れさま。そして次は必ずおいしいものをごちそうして気力回復させてあげなきゃ(笑)。
Q.「悪の花」は大好評でした。
うれしいのも事実なんですが、同時に負担も大きいです(笑)。まだ俳優人生において先は長いと思っています。本当に。また僕が毎回成長して良いキャラクターをお見せするという点において、自分だけの努力ではなくたくさんの人たちの苦労があるから可能なのです。だからよりうれしいのかな。特に今回の作品では「自分がもっとうまくいって、いい方たちと幸せな俳優生活を作っていきたい」という希望がさらに大きくなりました。今後僕と共にしてくださる多くの方にこの場で前もってあいさつしておきたいです。よろしくお願いします!
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