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歌手ユ・スンジュン、兵務庁長の入国禁止継続に「厳然たる差別であり、人権侵害」主張

Wow!Korea / 2020年10月14日 8時16分

歌手ユ・スンジュンが兵務庁長の発言について、自分の立場を明らかにした。(画像提供:OSEN)

歌手ユ・スンジュンが兵務庁長の発言について、自分の立場を明らかにした。

13日、苗化兵務庁長は、国会国防委員会の国政監査に出席し、ユ・スンジュン入国禁止と関連して「スティーブ・ユは韓国人ではなく、アメリカ人だ。入国禁止を継続すべきだと考えている」とし「(ユ・スンジュンが)入国して国内で芸能活動をするならば、今この瞬間にも兵役義務をしている私たちの将兵たちも喪失感が大きいだろう」と明らかにした。

2001年、ユ・スンジュンは軍隊に行くために身体検査まで受けたが、2002年1月、米国の市民権を得て韓国国籍を放棄し、兵役免除されて入国が禁止された。2015年9月、ユ・スンジュンは在外同胞ビザ(F-4)を申請し、LA総領事館はこれを拒否した。これを不服としたユ・スンジュンは、訴訟を提起しており、1、2審で敗訴したが、最高裁で入国禁止措置が不当だという趣旨で差し戻した。破棄差し戻し審でユ・スンジュンは勝訴し、LA総領事館はこの判決を不服とした。最高裁は今年3月、最終的にユ・スンジュンの勝訴を確定した。

以下は、ユ・スンジュンの文、全文。

兵務庁長様。

韓国兵務庁長様は今日、国会の国政監査で私の入国禁止が維持されるべきという立場を明らかにしました。その理由としては、私が兵役義務を履行すると約束したにもかかわらず、米国の市民権を取得して兵役義務を離脱し、私が入国すれば将兵たちの喪失感が大きいと聞きました。

私が2002年、当時の軍隊に行くという約束を守らず、多くの方々に失望感を与えた点は今でも申し訳なく思います。しかし、その問題を持って大韓民国の安全保障などを理由に無期限入国禁止措置をして、18年7か月が過ぎた今も当時と同じ論理で継続して入国拒否することは公平に合わないと思います。

私は韓国でデビューしたとき、すでに家族と一緒に米国に移民し、長い間、米国に住む永住者であり、米国に住んでいる同胞の身分で活動をしました。当時は兵役において、今のような永住権者の制度的検討がなかったので、永住権を喪失せず家族と一緒に住むことができようにするにはやむを得ず市民権を取得するしかない事情がありました。結局、家族の説得と悩んだ末に、市民権を取得することになりましたが、この過程でどのような違法な行為もありませんでした。永住者が市民権を取得したこと自体は違法ではないと知っています。その後、心を変えたのが違法なことですか?それとも約束を守らなかったことが違法なことですか?

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