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<インタビュー>俳優チョ・ビョンギュ、大ヒットドラマ「悪霊狩猟団 カウンターズ」の両親からの反応は「ムンが息子だったらいいのに」

Wow!Korea / 2021年2月4日 15時20分

Q.ソ・ムン役のためにどういったことを考えながら演じたのですか?

ムンの性格がファンタジーだと思いました。社会的弱者に見え、学校でも弱い者が自分より弱い人のために強い者にはっきり物事を言うという正義感を持っています。監督からも「これは非常にファンタジーな性格だと思う」と言われました。現実でこんな性格の人が存在するのかと思いましたね。これを表現する時に縮こまらないように演じようと思ったら、非常にたくさんの練習が必要だと思い、杖をついてカンナム(江南)を歩きました。そうやって、ムンが杖をついて不便な生活をした時に感じる周囲の人々の視線など、ムンがどのような成長過程にあったのか、全てではないけど一部ヒントを得ることができました。

Q.本作の人気の要因は何だと思いますか?

個人的には、カウンターたち、悪霊たち、悪人たちを含めたみんなが幸せに撮影したと思います。また監督の決断力ある選択、良い選択があってチーム内に絆が強まり、幸せに撮影できたんですが、それが映像に表れたのでしょうね。見てくださった方が面白いと思うのは、いろんな人物がぴったり息を合わせているから、そう見えたんだと思います。

Q.熱烈な番組ファンからは“息子”と呼ばれていますが、それについてはどう思いますか?

ムンの親は本当に多いようですね(笑)。周りの人から聞きました。ムンの成長過程を見ると、未熟で幼くて、そういった点が本作のポイントだったのかもしれません。ムンが様々な試練に打ち勝ち、結果的に両親に会うという過程を描いているんですが、ムンのたくさんの“親たち”から応援していただきました。試行錯誤をして演じていたので、大きな力になりましたね。

Q.実のご両親の反応はどうですか?

両親は「ムンが息子だったらいいのに」と言っていました(笑)。僕も家族と一緒に暮らしていた時は、ムンのように明るくはなく、特別な感情もなく常にムッとしているような感じでした。だからカウンターに接するムンのように、明るく笑ってくれたいいのにって言われましたね。

Q.ムンを構築する過程においてご自身との共通点や違いを感じたことはありますか。

ムンを100%自分の物にしたいと思いました。ムンを演じながら、チョ・ビョンギュという人間はまだまだ足りないと感じました。ムンはどんな時も立ち上がって成長して、倒れても再び成長しようと歯を食いしばります。そこがムンの素晴らしいところで、僕とは違いますね。僕は怖いと思った時に、正義感を持って行動できるかと言われると、未知です。怖がりだし、だけどソ・ムンとチョ・ビョンギュという人間の共通点は、突破口を見つけようとするところですかね。そういう点を極大化してムンの性格と合わせようと努力しました。

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