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【個別インタビュー】「猟奇的な彼女」のクァク・ジェヨン監督、最新作「ハッピーニューイヤー」の豪華キャスティング秘話を公開!「ジェヨン役はカン・ハヌルでなければできなかった」

Wow!Korea / 2022年12月9日 11時11分

Q.劇中、高校生から中高年までいろいろな世代のカップルのエピソードに交じって、人気アーティスト(ソ・ガンジュン)とマネージャー(イ・グァンス)という男同士のエピソードも異彩を放っていました。男女カップルだけにしなかったのはどうしてでしょうか?

芸能界において、マネージャーと俳優の関係というのはお互い裏切ったりするケースが多く、サンフン(イ・グァンス)のように1人の俳優だけに、自分の一生を捧げるマネージャーというのは実は少ないんです。だから、ラブストーリーにピュアな女性キャラクターが登場するのと同じように、男性でもピュアなキャラクターがいてもいいのではないかと。男女カップルが多いラブストーリーではありますが、同性愛ではなく、友情で結ばれた男同士の物語を一つ入れるのもいいのではないかと思いました。

Q.劇中の季節は年末の冬ですが、撮影は夏だったそうですね。大変だったかと思いますが。

そうなんです。しかも俳優たちはマフラーもつけていたので。スタッフは半そでで涼しい格好をしていましたが、俳優たちは分厚い衣装で、しかも、実際カメラが回ると、エアコンを消さないといけないので、本当に苦労しました。

Q.音楽に関してもお伺いします。スンヒョがヨンジュにプロポーズするシーンの音楽は、監督の娘さんが曲を、監督が歌詞を作られたそうですね。

今回私の娘が音楽の助監督として参加しています。娘が作曲した曲は他にも、アイスリンクのシーンで流れる音楽とか、カン・ハヌルさんとユナさんが廊下ですれ違うときに流れる大事な音楽とかたくさんあるんですが、プロポーズのシーンは、みんながよく歌っているハッピーバースデーの歌のように、プロポーズにふさわしいような曲はないだろうか、と娘に作ってほしいとお願いしました。それで、歌詞が必要なので、歌詞は私が書くことになりました。

Q.日本でいよいよ公開となりますが、観客にはどのようなところに注目して見てほしいか、メッセージをお願いします。

「ハッピーニューイヤー」は愛を通して幸せを見つける物語です。この映画は今年に限らず、毎年楽しめる作品です。人は新年を迎えるとき、怖いと思う人もいれば、新年こそは自分の愛を成就させたいと願う人もいて、いろいろな思いがあると思いますので、どの年の年末に見ていただいても、ぴったりの作品だと思います。そして、“来年はきっと幸せになりますよ”という強いメッセージを込めた作品ですので、ぜひご覧ください。

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