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分かりきった展開と設定なのに…ジュノ&ユナ主演「キング・ザ・ランド」が好調な理由

Wow!Korea / 2023年6月27日 20時2分

KBS2ドラマ「君は僕の運命」、MBCドラマ「王は愛する」、「ハッシュ~沈黙注意報~」、「ビッグマウス」、映画「コンフィデンシャル/共助」、「手紙と線路と小さな奇跡」、「ハッピーニューイヤー」など、映画とドラマを行き来してフィルモグラフィーを築いてきたユナは、「キング・ザ・ランド」で“キャンディー”チョン・サランを演じている。日常的な演技を自然にこなして、むしろ演技が輝いているという評価だ。明るくて雄々しい“キャンディー”という設定のように、オーバーとも、恥ずかしくもなるようなセリフや設定は、演技力で表現してドラマへの没入度を高めている。

あるドラマ評論家は、「クリシェ(=ありきたりな展開や設定)も昔のクリシェがすべて入っているのに、これを表現するジュノ、ユナの演技力に後押しされて目立たない」とし、「2人があまりにも好感度のある男女でもあるし、演技力がかたくドラマの完成度を高めている」と話した。

繊細な演出・高いクオリティ

ホテルの本部長とホテリアーのラブストーリー。筋書を1列読むだけだと、分かり切ったドラマだが、これを込めた演出はありきたりではない。場所1つ、小物1つにも気を使っていることが分かる。ささいに見えるこのようなものたちが、ドラマの完成度を高める重要な要素の1つだ。

ロケ地だけ見てもそうだ。ホテルの中で起こる出来事を描いているが、チェジュ(済州)島、カンウォンド(江原道)、イギリス、タイまでロケ撮影をし、念を入れた。特にク・ウォンが留学したイギリスは、数シーンしか登場しないがロケ撮影を強行しドラマに対するクオリティを高めた。それ以外にも、ドラマに登場するホテル、宴会場など撮影場所1つ1つに気を使い、ドラマの見どころを加えた。

さらに車も同じだ。高級外車アウディが制作に協賛しているが、必要なシーンではランボルギーニを登場させた。財閥2世ジュノの華やかさを見せるために、単発性で使用を決めたという。ランボルギーニは間接広告がNGなブランドであるため、制作費の面でも負担になり得るがドラマの完成度のためにこのような決定をした。

また脇を固めるキャストたちが、立体的に登場するということもドラマの楽しさを高める部分だ。男女主人公にだけ集中すると、ドラマが退屈になってしまうこともあるが、「キング・ザ・ランド」はチョン・サランの友人オ・ピョンファ(コ・ウォニ扮)、カン・ダウル(キム・ガウン扮)らのエピソードを通じて、職場内の規律、ワーキングマザーの苦しさなどの多様な素材を描いて、豊かさを加えている。ク・ウォンの秘書ノ・サンシク(アン・セハ扮)、チョン・サランの憎らしいが憎めない先輩キム・スミ(コン・イェジ扮)らも、ドラマを楽しくさせる人物である。

先出の評論家は、「『キング・ザ・ランド』は、ホテルが舞台のため派手で感覚的な場所が出てくるのが、見る楽しさを高める」とし、「最近ジャンル物が主なドラマが多く、視聴者が集中して勉強しなければならない場合があるが、このドラマはむしろ水が流れるように軽いストーリーで、視聴者を楽にしている。最近、このような分かり切ったドラマがないため、むしろ長所化したようだ」と分析した。

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