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【イベントレポ】イ・ジョンジェ、映画「ハント」日本公開記念ジャパンプレミアで来日! 「大切な日本のファンと日本で会えてとてもうれしいです」

Wow!Korea / 2023年9月1日 13時21分

映画「ハント」日本公開記念ジャパンプレミアで来日したイ・ジョンジェ

8月31日、東京・T・ジョイ PRINCE 品川にて、9月29日より日本で公開されるイ・ジョンジェ初監督作品「ハント」のジャパンプレミアが開催された。

多くのファンが集まる中、イ・ジョンジェが登場すると大きな歓声と拍手が会場を包み込んだ。日本のファンを前にしたイ・ジョンジェは日本語で「こんばんは」とあいさつし、「日本で私の映画が公開されるのはどれくらいぶりかわからないくらい久しぶりなのですが、再び日本で公開されることになりとても嬉しいです。また日本の美しい観客の皆さんと会うことができて嬉しいです」と笑顔を見せた。

本作は第75回カンヌ国際映画祭ミッドナイトスクリーニング部門で上映され、約7分間のスタンディングオベーションを受けた話題作。映画祭での観客の反応について聞かれると、彼は「映画が始まって、序盤にはアクションシーンがありますよね。そのシーンが終わって、『HUNT』というタイトルが出たのですが、その時に観客の皆さんが大きな歓声と拍手をしてくれました。この作品を作った人たちと観客の皆さんが一緒に呼吸をしている感じがして本当にうれしく思いました」と当時を振り返った。

監督を務めようと思ったきっかけについて、彼は「実は自分でシナリオを書くつもりはありませんでした。優れた作家さんがシナリオを書いてくれることを望んでいましたし、素敵に撮ってくれる監督がシナリオを書いてくれればとも思っていました。ただ、作家さんや素敵な映画を撮ってくださる監督のキャスティングがなかなかうまくいきませんでした。実際に私が訪ねてお願いをしたのですが、みなさんそれぞれ異なる理由からこの作品を引き受けるのは難しいと言われました。その理由は少しずつ違いますが、大多数の監督から『映画化するのは難しい。観客からたくさん愛されるようにするのは難しい』という意見でした。でも私の考えが違ったのは、最近はフェイクニュースも多いですし、誤った信念を持つように、まるでおまじないをかけられるようなそんな言葉も世の中にあふれています。なので、そういった誤った知識や情報をもとに行動を起こしている人々の姿を目にすることもあります。そんな私たちの姿を考えながら映画を作っていきました。この映画の中に登場するピョンホ(イ・ジョンジェ扮)とジョンド(チョン・ウソン扮)もそんな信念を持っていますが、その誤った信念があるがゆえに苦痛がもたらされます。その誤った信念を正そうと努力する男たちの姿を映画で描くことができれば、とても面白い作品になるのではないかと期待を持っていました。なので、自分でシナリオを書いてみようということで書き始めました。そしてシナリオを完成させたのですが、シナリオについては自分自身がよく知っているので、ならば自分で撮ってみようと思い、勇気を出して作品の演出をすることになりました」と明かした。

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