＜インタビュー＞テミン（SHINee）、初めてプロデュースに参加した5thミニアルバム「ETERNAL」について紹介

Q. 今回のアルバムに企画から音楽、コンセプト、ミュージックビデオなど全過程に参加したと聞きました。アルバム紹介書にも自分のアイデンティティーについての話がたくさん含まれていましたが、アルバム制作において最も核心となるポイントは何でしょうか？

いつも自分が何をすべきか、どんなものを見せるかについてたくさん悩みますが、今回のアルバムはそのような悩みをそのまま盛り込んでしまおうとしたアルバムです。しかし、僕の状況が大きく変わったからといって、大きな意味を与え、意識して何かを変えようとはしませんでした。それで、いつものように僕が好きな音楽と感性、このような部分を入れて準備したアルバムです。

Q. ダブルタイトル曲「Sexy In The Air」と「Horizon」はそれぞれ違うカラーを見せていますが、各曲について紹介してください。

「Sexy In The Air」は、今のこの暑い季節にさらに合う曲だと思います。とても楽しくてレトロなサウンドが引き立つ曲ですが、そんなレトロなサウンドに合わせて踊るのが涼しげな感じを与えると思います。また、後半部分に曲の雰囲気が高まり、ドリル（音楽ジャンルの1つ）が出てくる、ギャップのある魅力的な曲です。

そして「Horizon」はとてもエネルギッシュなシンセポップジャンルですが、このようなジャンルをやってみるのは初めてなので興味深かったです。この曲によく合う激情的なパフォーマンスが魅力的なので、一緒に見ていただければと思います。

Q.テミンと言えばパフォーマンスは欠かせない重要な部分だと思いますが、今回の活動の中で、特にパフォーマンスで注目すべきところはどんなところでしょうか？

今回の振り付けには各セクションに合わせて、曲の流れと調和するように振り付けを構成しました。それで、あるパートはとてもミニマルで、あるパートはすごく涼しくて、ある部分はとてもコンセプティブなんです。曲の流れに合わせて変化するパフォーマンスに注目していただければと思います。

Q.事前プロモーションコンテンツからすでに期待が高まっていますが、タイトル曲「Sexy In The Air」のミュージックビデオについてネタバレしてもらえますか？エピソードも聞かせてください。

「Sexy In The Air」のミュージックビデオは、以前のアルバムの「The Rizzness」パフォーマンスビデオ作業を共にした「SEGAJI」イ・インフン監督と撮影しました。以前に一緒に作業をしたことのある方なので、私に対する理解度も高かったし、一緒にたくさん悩んでくださいました。前に進みたいという熱望と自信を表現した曲のムードをイメージして形象化しましたが、規模感のあるセットとパフォーマンスがトランジションされ、スピード感のある表現になりました。全く違う空間の中で水と光、風などを通じて感覚的な瞬間を面白く表していましたが、このような部分を注意深く見ると、「Sexy In The Air」を理解するのにより役に立つと思います。