「賞」はひとつなのにトロフィーは6個…視聴者にそっぽを向かれた?年末の授賞式、信頼を取り戻すカギは?
Wow!Korea / 2024年12月23日 20時7分
「SBS 演技大賞」と「KBS 芸能大賞」が21日、2024年の年末授賞式のオープニングを飾ったなか、過度な“分割”授賞で面白さを半減させた。
年末授賞式は、1年を締めくくりながら、出演者や制作スタッフなど、各自の努力を振り返り、成果を祝う場。1年間、人気を得たコンテンツを把握し、これを通じて、新しいトレンドを発見する機会となったりもする。しかし、毎年過度に賞を分割したり、賞を分け合ったりしているという批判を受けている。
ことしのSBSは、ドラマ「財閥 x 刑事」、「7人の脱出」、「コネクション」、「グッド・パートナー~離婚のお悩み解決します」、「悪魔なカノジョは裁判官」、「熱血司祭2」まで、金土ドラマ6本を披露し、多彩な作品で、視聴者の元を訪ねた。キム・スノク作家の「7人の脱出」を除いたすべてのドラマが、視聴率10%を超え、話題を集めた。
しかし、このような成果にもかかわらず、過度な“分割”授賞で個性性と面白さを半減させたという指摘が出た。SBSは、助演賞、優秀賞、最優秀賞をそれぞれ「シーズン制」、「ヒューマン・ファンタジー」、「ジャンル・アクション」などの3つの部門に分け、これを男性・女性に分け、計6つの賞に分離した。ひとつの賞に、少なくとも6人の俳優の名前が呼ばれるわけだ。
対象候補に挙がった俳優たちの中で不参加者である「7人の脱出」のファン・ジョンウムと、「コネクション」のチソンを除いて、すべての俳優たちが大賞候補に先立ち、相次ぎ受賞した。「財閥 x 刑事」のアン・ボヒョンと「熱血司祭2」のキム・ナムギルは、最優秀演技賞を、「悪魔なカノジョは裁判官」のパク・シネは、ディレクターズアワードを受賞した。
新人賞もまた、候補10人のうち半分の5人が受賞した。昨年には、新人賞候補に挙がった7人全員が受賞した。当時MCだったシン・ドンヨプは、「まさかこんなことがあるとは」、「こんな年は初めて」と話したりもした。
KBSの芸能大賞は、新人賞、優秀賞、最優秀賞などを「リアリティー」や「ショー&バラエティー」部門に分けて授賞した。また、ベストアイコン賞、ベストアイデア賞、ベストエンターテイナー賞、ベストチャレンジ賞、ベストチームワーク賞、ベストプロデューサー賞など、さまざまな部門に分けた。
多様な部門に分けて授賞することで、視聴者たちの興味を高め、注目されなかった分野や作品、出演者に対する関心を呼び起こすことができる。しかし、あまりにも多くの分野に賞を分割すれば、授賞式の公信力が落ち、賞に対する価値もまた薄められるという評価だ。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
ユ・ジェソク、非常戒厳の混乱の中「一寸先も見えない状況」…この霧が晴れるように
Wow!Korea / 2024年12月22日 17時35分
-
壇上で妊娠発表、愛のメッセージも!韓国SBS「演技大賞」授賞式 キム・テリはまさかの局名間違えで大あわて
よろず~ニュース / 2024年12月22日 17時1分
-
女優キム・テリ、SBS授賞式で「ことしMBC…」の失言…イ・ジェフンがフォロー
Wow!Korea / 2024年12月22日 15時42分
-
「熱血司祭2」キム・ナムギル&イ・ハニ、シーズン制部門の最優秀賞受賞=「2024 SBS演技大賞」
Wow!Korea / 2024年12月22日 11時47分
-
【公式】キム・ナムギル、パク・シネ、チャン・ナラ、チソン、ファン・ジョンウム、アン・ボヒョン、「2024 SBS演技大賞」大賞にノミネート
Wow!Korea / 2024年12月18日 12時10分
ランキング
-
1解決金9000万円払って守秘義務のはずが…中居正広の「女性トラブル報道」が“リーク”された目的
週刊女性PRIME / 2024年12月23日 18時30分
-
2佐々木希は「しゃべるとボロが出る」親友女優の“バストいじり”発言に視聴者、引く
週刊女性PRIME / 2024年12月21日 16時0分
-
3意外性のない斉藤由貴の離婚「旦那さんがお気の毒」ふたりを繋ぎとめた「子育てと宗教」
週刊女性PRIME / 2024年12月23日 17時30分
-
4「コムドット」やまと、妊娠で卒業「ばんばんざい」るなへの批判に反応 「本人にどれだけのストレスを与えるか...」
J-CASTニュース / 2024年12月23日 19時8分
-
5秋ドラマの名演俳優ベスト5。“モラハラ夫”田中圭の振り幅も凄いけど、鬼気迫る演技に震えたNo.1女優は
女子SPA! / 2024年12月22日 15時47分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください