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教育・前原誠司代表、補選で古巣・国民民主に「違和感」立民への政策合意なき支援に疑問符

よろず~ニュース / 2024年3月7日 18時10分

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国会内で定例会見に臨む教育無償化を実現する会の前原誠司代表

 「教育無償化を実現する会」の前原誠司代表(61)が7日、国会内での定例会見で「候補者調整、すみ分けが行われるのがいいことであると思ってますけれども、国民民主党の対応には今まで所属をしていた者からすると、違和感がある」と述べ、国民民主党の玉木雄一郎代表(54)が衆院長崎3区、島根1区両補選で立憲民主党の候補を支援することを表明したことに疑問を呈した。

 前原氏は、6月の通常国会会期末に衆院解散が行われる可能性が高いと予測。東京15区を含む4月28日投開票の衆院3補選について「長崎、東京については、まさに政治とカネの問題に端を発した自民党議員の辞職による補欠選挙。なんとか野党側が勝たなくてはいけない。ここで野党協力がある程度できるかということが、政権交代というものを果たせるかどうかの資金石となる」と語気を強めた。

 国民民主が、立民に対して「これまでの選挙で推薦をしたことは、基本的にはありませんでした」と説明。「あったとしても政策協定という中で、玉木代表がおっしゃるように、政策で合意できるところは与野党関係なく協力していくという立場であったと思う」と注釈を付けた上で「政策協定もなく推薦をするということには、違和感がある」と不一致があるとした。

 前原氏は「原発の再稼働を認めるということについては、立憲は反対をされ、国民民主は賛成をした」とし、改憲についても立民は後ろ向きだとして「大きく対応が分かれている。武器(輸出)三原則の中での共同生産、共同開発においても泉(健太)代表は明確に反対しておられる」と国民民主と立民の主張の違いを指摘した。

 外交、安全保障など、国家の基本政策に関わることが一致しないままで、政策合意もなく推薦をすることは「一本化をするということについては最終的にはそれは良しとしても、政策を横に置いての一本化は国民からは談合、野合と捉えられかねない」と苦言を呈した。

 立民の泉健太代表(49)がうたうミッション型内閣(特定の政策で他の野党と連携)について「中身が教育無償化、政治とカネの問題、トリガーでは連立政権を組むには弱い」と異議を唱えた前原氏。「外交、安全保障、エネルギー、憲法について、お互いが認識を共有し、自民党政権を倒しにいく。こういうことが大事なことだと思う。それぞれの政党が国民にわかりやすい対応をとるということが大事」と強調した。

(よろず~ニュース・杉田 康人)

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