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兵庫「宝殿駅」がドイツ語話者に注目される理由 あのシーボルトも内心爆笑?

よろず~ニュース / 2024年5月3日 12時10分

写真

宝殿駅がドイツ語話者の間で話題に?(ぶどうむしさん提供)

兵庫県高砂市と加古川市にまたがるJR西日本およびJR貨物の駅、宝殿駅。

今、SNS上ではそんな宝殿駅とドイツ語との関連性が大きな注目を集めている。

きっかけになったのは

「在独邦人の皆様へ
私の故郷にある駅の画像をお送りいたします。なぜか独語話者に人気だそうです。よろしくご査収ください。」

というぶどうむしさん(@konbut2)の投稿。

兵庫県の郊外にあり、一見ドイツとは縁もゆかりもなさそうな「宝殿(ほうでん)」がいったいなぜドイツ語話者に注目されるのだろうか?

今回の投稿に対し、SNSユーザー達からは
「ああ〜、とりあえずリポストしないほうがいいネタかもかもです」
「殿の宝なんで意味もそんなに間違ってはいないという…」


「その西隣の曽根(そね)、『そねー、(Sonez)』はフランス人には『鐘ならせー!』なんだろうなあ、と思って聞いたことあります
Hoden は昔の帝大生が医学用語からか、普段使いしていた話、ありましたよ☺️」

など数々の意味深な反応が寄せられている。

ぶどうむしさんにお話を聞いた。

ーー「宝殿」がなぜドイツ語話者に注目されるのでしょうか?

ぶどうむし:こちらは残念ながら「hodenはドイツ語で睾丸の意味である」ということ以外は分かりませんでした。投稿にリプライをいただいた方は残念ながら良識ある方々が多く、ニュアンス等まで細かくご指摘くださる方はいらっしゃいませんでした。

ーー今回のご投稿のきっかけは?

ぶどうむし:今月、2年間のフランス生活を終えて帰国したばかりなのですが、連休を利用して兵庫県高砂市にある実家に帰省しようとした際にこの写真を撮影しました。理由は、パリに住んでいた頃にドイツ人学生と話した際、地元の話をすると宝殿駅の駅名をやたら面白がっていたのを思い出したからです。言葉の意味はその時なんとなく聞いていたのですが、本当かどうかや言葉のニュアンスが定かでなかったため、知り合いの在独邦人のフォロワーさんたちに尋ねたら細かな真相が分かると思い、Xに投稿しました。

ーー投稿の反響へのご感想を。

ぶどうむし:知り合いが誰か反応してくれたらありがたいなと思っていたところ、言葉の意味だけでなく「かつて帝大生がhodenという単語を好んで使っていた」とか、「英語だと尻手がやばい」「韓国語だと大島がおもしろい」「ケニア人には熊本がウケる」などの熱いコメントがたくさん寄せられ、とても驚くとともに楽しく拝見しました。長年親しんだ地元の駅名がドイツ語でとんでもない意味だったことについては、「今度ヨーロッパへ行ったら鉄板ネタとして使おう」と思っています。

◇ ◇

宝殿駅の近くには、駅名の由来となった国史跡「石の宝殿」がある。ぶどうむしさんも小学生の頃、遠足で訪れたことがあり、その際に担任の先生が江戸時代にシーボルトがやってきてスケッチを描いたこともあると教えてくれたそうだが「hodenの意味がはっきり判明してしまった今となってはドイツ人のシーボルトは金玉が頭をよぎる中スケッチの筆を走らせたんだろうかと気になってしかたありません」とのこと。今、隆盛のインバウンド効果で、いつか宝殿駅がドイツ人の目指す聖地になることがあるかもしれない。

(よろず~ニュース特約・中将タカノリ)

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