最近がんなどの病気を公表した芸能人・有名人

2019年2月21日更新 / 2019年2月15日公開

2月19日にタレントの堀ちえみが口腔がんを、12日には競泳女子のエース・池江璃花子が白血病を公表し、どちらのニュースも大きな衝撃を与えました。11日には歌手の野口五郎が昨年末に食道がんの手術を受けていたことを明かし、9日には女優の八千草薫が昨年すい臓がんの手術を受け現在も闘病中であることを発表するなど、芸能・スポーツ界から病気の公表が相次いでいます。そこで今回は、がんなどの病気を患っている(いた)ことを最近公表した芸能人・有名人をまとめてみました。

今年に入って病気を公表した芸能人・スポーツ選手

堀ちえみ

職業・肩書タレント
病名口腔がん(舌がん)
公表日2月19日

2月19日、ステージ4の舌がんを公表 22日に手術へ

タレントの堀ちえみさん(52)は19日、舌がんの手術のために入院したことを公式ブログを通じて公表した。22日に手術を受けるという。
今年1月に検査入院し、ステージ4の舌がんと診断されたという。堀さんは「左首のリンパにも転移している」と明らかにした。

昨年夏頃から口内炎の治療を続けるも…1月にがんが発覚

症状がではじめたのは昨年夏ごろ。最初は小さな口内炎だったという。病院で口内炎の治療を続けていたというが一向に良くならずひどくなる一方で、年明けには「しこりも増え続け、左側の舌に激痛が走り、やがて食べ物が沁み、喋るのが辛くなり、眠っていても痛みで、夜中に目が覚めてしまうように、なってしまったのです」と明かした。
口内炎ではないことに気づいた堀は1月21日に大学病院へ行き、がんが発覚。

公表後初のブログ更新「パワーになっています」

堀ちえみ(52)が20日夜、自身のブログを更新。公表から一夜明け、続々と届く激励やエールに「皆様の温かいお言葉や、頑張れのエール、私の心の中に響いて、パワーになっています」と思いをつづった。
22日には手術を行う予定の堀。「先生方をはじめ、関わってくださる皆様を、心から信頼して、お願いしたいと思います」といい「舌癌になって失う物もあるかと思います。しかし今は得ることの方が多いなぁと。この病気と向き合う事となってしまった、自分の運命。嘆くのではなく、素晴らしい試練を与えて頂いたんだ、貴重な経験だと、そう思いたいです」。
最後は「大きな手術と、大変であろう手術後のリハビリ。ひとつひとつ確実に、乗り越えていきたいです。私はただ今、命と心の勉強中です」と結んだ。

手術当日の『金スマ』に出演予定 がんについて自ら語る

堀ちえみが22日に放送される番組『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS)に出演することが分かった。
収録が行われたのは今月16日。内容は現在調整中とのことだが、堀本人が口腔がんについて言及する内容を予定しているという。

ただしこの日は手術当日のため、放映内容は変更の可能性もあるとのことです。

過去には難病を3度克服

堀は過去に3度の難病指定の病いと闘ってきたことを、女性自身17年7月18日号で明かしていた。
1度目は30代のときに突発性急性膵炎(現在は指定外)。手術が遅れれば命を落とすほどの重傷だった。2度目は15年に突発性大腿骨頭壊死症。歩けなくなるほどの痛みが襲った。そして16年にはリウマチになり、神経障害性疼痛に。それでも彼女は、こうした難病を乗り越えてきた。

池江璃花子

職業・肩書競泳選手
病名白血病
公表日2月12日

2月12日、自身のTwitterで公表

競泳女子の池江璃花子選手(18)が12日、自身のツイッターを更新し、白血病と診断されたことを公表した。「未だに信じられず、混乱している状況」と心境をつづっている。
ツイッターでは「オーストラリアから緊急帰国し検査を受けた結果、『白血病』という診断が出ました」と公表。「未だに信じられず、混乱している状況」と胸の内を明かしながら、「しっかり治療をすれば完治する病気でもあります」と説明した。

昨年のアジア大会で日本人初の6冠 東京五輪のメダル候補

池江は2016年のリオ五輪に16歳で臨み、7種目に出場。100メートルバタフライで5位入賞を果たした。2017年には日本選手権で史上初の5冠達成。2018年にはアジア大会で日本人初の6冠を達成していた。
昨年、3大国際大会の一つであるパンパシフィック選手権(東京)の100メートルバタフライで金、200メートル自由形で銀メダルを獲得した。タイムも伴い、100バタの56秒08は昨季の世界最高。200自の1分54秒85は世界ランク3位と、確かな実力を証明してきた。特に100バタでは女子では史上3人目の55秒台突入も目前と思われ、複数種目での表彰台の可能性も十分という存在に成長した。

すでに治療スタート 復帰時期は未定

Twitterでの公表当日、日本水泳連盟が緊急会見を開いて現状などについて説明しました。

日本水泳連盟は午後4時から都内で緊急会見。上野広治副会長(59)は「今の段階では白血病としか言えない。治療は今朝(12日)午前9時からスタートした」と細かい病名は伏せた。所属するルネサンスの吉田正昭代表取締役社長(62)は「医師からは早期発見ができたと説明を受けている」と明かした。通常の生活では発見できる段階ではなく、厳しい練習を積むアスリートだからこそ、異変をいち早く察して早期発見につながったという。
今後の治療は医師と相談のうえで決定するとし、直近の大会は欠場。「東京五輪へ間に合うか」については「医師と相談のうえ、今後の治療経過を見ながら復帰の時期につきましては改めてご報告させていただきます」と語った。

「必ず戻ってきます」 13日には再起への強い意欲と感謝示す

白血病であることを公表した競泳女子の池江璃花子選手(18)が13日、自身のツイッターやインスタグラムを更新。続々と届く励ましなどの声に感謝しながらも「必ず戻ってきます」とメッセージした。

野口五郎

職業・肩書歌手
病名食道がん
公表日2月11日

昨年末に手術 「今は大丈夫です。元気です」

歌手の野口五郎(62)が食道がんの手術を受けていたことが11日、分かった。この日、東京・渋谷のBunkamuraオーチャードホールで行われたコンサートで本人が明かした。
所属事務所によると、がんは昨年11月6日に受けた健康診断で発見。12月25日に内視鏡で手術を受け、同29日に退院した。翌30日にはおかゆを食べられるほど元気になり、年明けから通常通り仕事を始めた。
この日のライブでは往年のヒット曲などを元気に歌唱。終盤に「言おうか、言うまいか迷っていましたが…」と切り出し「食道に悪いものが見つかり、今は大丈夫です。元気です」と報告。

ブログでも「何も心配しなくて大丈夫! ずーっと歌い続けますから」

歌手・野口五郎(62)が12日、ブログで「何も心配しなくて大丈夫! ずーっと歌い続けますから」とつづった。
病気のことには直接触れていないが、11日に都内で行われたコンサートを振り返り、「歌っている時、何よりも自分が自分らしくいられる時です。うれしいとか楽しいとか幸せとか、それを超越した世界。いつも応援してくれている、あなたに心から感謝します」などと心境を告白した。

八千草薫

職業・肩書女優
病名すい臓がん(手術済)、肝臓がん
公表日2月9日

昨年1月すい臓がんの手術 今年に入って肝臓にも

女優の八千草薫が9日、所属事務所の公式サイトでがん治療に専念するため、休養することを公表した。
公式サイトによると、2017年の年末にすい臓にがんが見つかり、2018年1月に手術。今年に入って肝臓にもがんが見つかったため、「今回は暫くお仕事をお休みさせて頂き、治療に専念することと致しました」と明かした。

復帰に強い意欲

88歳という高齢だが、治療専念の期間はあくまで仕事復帰を見据えてのもの。本人も「体調を整えまして、より一層楽しんで頂ける作品に参加出来るように帰って参ります。どうかお許し下さいませ」と強い意欲を感じさせる言葉でコメントを締めくくった。

4月スタートの帯ドラマ『やすらぎの刻~道』ヒロイン役を降板

4月より“テレビ朝日開局60周年記念作品”として放送開始予定の倉本聰氏作・帯ドラマ劇場『やすらぎの刻(とき)~道』に、ヒロイン・しの役で出演を予定していた八千草薫(88)が、体調不良により降板して静養することになり、風吹ジュン(66)が代役を務めることが、同局より発表された。
八千草は、『道』のヒロイン・しの役は降りるものの、『やすらぎの郷』のキャラクター、“姫”こと九条摂子としては予定どおり出演する。

『執事 西園寺の名推理』続編の“奥様”役は吉行和子に

俳優の上川隆也がパーフェクトな執事・西園寺一(さいおんじ・はじめ)にふんするテレビ東京系金曜8時のドラマ『執事 西園寺の名推理2』(4月スタート、毎週金曜 後8:00)。昨年4月期に放送された前作では八千草薫が演じた“奥様”伊集院百合子(いじゅういん・ゆりこ)役を、シーズン2では吉行和子が引き継ぐことが発表された。

園子温

職業・肩書映画監督
病名心筋梗塞
公表日2月7日

2月7日に心筋梗塞を発症して緊急手術

映画監督の園子温さん(57)が7日、胸部の異常を訴えて東京都内の病院に入院、心筋梗塞と診断され手術を受けたと、所属事務所が発表した。事務所は「手術は滞りなく終わり、当面は療養を要する」としている。 

ニコラス・ケイジ主演作でハリウッドデビューを控える身

1985年、23歳でデビュー。宗教にのめり込む人々を描いた「愛のむきだし」が09年のベルリン国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞。東日本大震災直後の被災地で撮影した「ヒミズ」が、12年のベネチア国際映画祭のコンペティション部門に出品されるなど社会状況と正面から向き合い、国内外で注目されている。
昨年5月、ハリウッドデビューが決まったことを発表。ニコラス・ケイジ(55)主演の米映画「プリズナーズ・オブ・ゴーストランド」を監督することになり「私のキャリアで過去最高の映画になることを約束します」と意気込んでいた。

退院時期は未定も今後の仕事に支障なし

7日に心筋梗塞を発症し緊急手術を受けた映画監督の園子温さん(57)が話せるほどに回復していることが8日、分かった。関係者によると、手術は成功し、都内の病院で入院療養しながら経過観察していく。一部で2週間後に退院と報じられたが、退院の時期は未定という。

村上弘明

職業・肩書俳優
病名大腸がん
公表日1月30日

テレビ番組で手術を受けていたことを告白

俳優の村上弘明が、30日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『梅沢富美男のズバッと聞きます!』(毎週水曜22:00~)に出演し、昨年2月に大腸がんの宣告を受けていたことが明かした。
幸い、早期発見だったため、初期のステージ0で、腸30センチ切除する手術だったが、その後の投薬なども必要なかったという。

原口文仁

職業・肩書プロ野球選手(阪神タイガース)
病名大腸がん
公表日1月24日

昨年末に受けた人間ドックで判明

1月24日に自身のTwitterで大腸がんを患っていることを公表。

24日にツイッターで直筆のコメントを添え「病名を聞いた時は驚き、動揺した」などの思いをつづりながらも「今は、プロ野球選手という立場でこのような病気になったことを自分の使命だとも思える。同じがん患者の方々、またそのご家族の方々にとって少しでも夢や希望となれるよう精いっぱい、治療に励みたい」と記していた。

驚異的な勝負強さを発揮する「代打の切り札」

帝京高から2009年のドラフト6位で阪神に入団した原口。プロ9年目の昨季は代打の切り札として重宝され、桧山進次郎氏が持っていた球団の代打安打記録:23に並ぶなどの活躍を見せ、82試合の出場で打率.315、2本塁打、19打点という成績を残していた。

1月31日に手術終了、2月6日には退院を報告

先月24日に大腸がんの診断を受けたと公表し、同31日に手術を終えたことを明かしていたプロ野球・阪神の原口文仁捕手(26)が6日、自身のツイッターを更新。「先日、退院しました。これから少しずつですがリハビリを始めていきます」と報告した。
フォロワーからは「近況をいつも伝えていただきありがとうございます。ゆっくりゆっくり! 無理しないでくださいね」「おいらも今日退院しました 元気に活躍されること! 待っています! 退院おめでとうございます」などの声が届いてる。

河村隆一

職業・肩書歌手
病名肺腺がん
公表日1月13日

1月11日に手術 経過は順調

11日に肺腺がんの手術を受けたロックバンド・LUNA SEAのボーカルの河村隆一(48)が19日、自身のブログを更新し、術後の経過は「かなり順調」と明かした。
河村は今月13日にブログを通じて「肺の腺がんを切除する手術を11日に行いました」と公表し、翌14日には「予定より1~2日ほど早く退院しました。ご心配をおかけしました」と報告していた。

2月19日から始まるツアーで復帰

河村隆一(48)が21日、自身のブログを更新。2月19日から始まるコンサートツアーで復帰することを報告した。
「教会ツアー」と題したエントリーで河村は「これから教会ツアーの初日にむけて…ジムもレコーディングも色々とステップを踏み復活の具合を確かめて行きます」と報告し「自分の唱法の中で…元気な時でもロングトーンの直後に胸が軽く苦しくなったりしていたので…徐々に…ロングトーンにもチャレンジですね~!!」と明かした。

2月11日のブログでは「今日で手術から1カ月^ ^ 体調もほぼ完璧です!!」と報告していて、復帰に向けて順調に回復していることがうかがえます。

2018年に病気を公表した芸能人・有名人

Nosuke

職業・肩書HighsidEのドラマー
病名精巣がんによる胚細胞腫瘍
公表日12月16日

11月に発覚 12月には手術で左睾丸を摘出

12月16日、歌手・misonoの夫であるロックバンド「HighsidE」のドラマー・Nosukeが、精巣がんによる胚細胞腫瘍のために闘病中であることを明かした。Nosukeは「当初は胃が少し荒れて硬直してるんだなくらいに思ってました」と綴ったが、診療の結果、担当医から「精巣癌による胚細胞腫瘍が胃の下にあります。直径おおよそ15センチ。とても大きいです」と告げられたと明かしている。
Nosukeは11月に精巣がんによる胚細胞腫瘍があると診断され、闘病中であることを公表。すでに外科手術により左睾丸を摘出。しかし、胃の下にできた腫瘍のため、現在抗がん剤治療中だという。

後日更新したブログでは「ステージは3a」と告げられていたことを明かしています。

胚細胞腫瘍が16分の1に 治療に手応え

Nosukeさんが2月9日、肺への転移が消えていたこと、胃の下にあった胚細胞腫瘍が16分の1の大きさになっていたことをファンに報告しました。
9日に告げられた診断結果を受けて「嬉しいことに肺転移が消えておりました」と喜びの報告をしたNosukeさん。胚細胞腫瘍も大幅に縮小したことから圧迫されていた周辺の臓器も元の位置に戻っているとの事でした」と経過は順調のようで、完治するまでは油断できないとしつつも、「一日一日確実に良い方向に進んでいると信じております」と前向きな言葉を寄せています。

遠藤ミチロウ

職業・肩書ミュージシャン
病名膵臓がん
公表日11月15日

8月下旬に発覚 10月22日に手術

パンクバンド「ザ・スターリン」元メンバーのミュージシャン、遠藤ミチロウさん(68)が、10月に膵臓がんの手術を受けたことを15日、公式ホームページで発表した。現在は自宅で療養しているという。

小倉智昭

職業・肩書フリーアナウンサー
病名膀胱がん
公表日11月5日

2016年にも手術

11月5日放送の情報番組「とくダネ!」(フジテレビ系)で、メインキャスターを務めるフリーアナウンサーの小倉智昭が今週いっぱい休養することを報告。膀胱ガンによる、膀胱の全摘手術を受けることを明かした。
実は、小倉は2015年末に初期の膀胱ガンであることを公表し、16年5月に手術を受けていた。

11月末に膀胱全摘手術 1月7日にスピード復帰

昨年11月に膀胱がんの治療のため番組の休養を発表していた小倉智昭が、7日放送の『情報プレゼンター とくダネ!』(フジテレビ系)に現場復帰した。当初の予定より1カ月ほど早まった異例のスピード復帰である。
番組冒頭、小倉氏は「明けましておめでとうございます。予定より1か月早く帰ってきてしまいました」とあいさつ。医師から「(経過が)良すぎるだよね。1月いっぱい休んだら体もてあますよね、それだったら好きに仕事してください」と言われたという。

三遊亭円楽

職業・肩書落語家
病名肺がん
公表日9月28日

「初期の初期」の肺がん

人気落語家、三遊亭円楽さん(68)が、「初期の肺がん」であることが判明し、予定されていた10月4日から11日までの全ての公演をキャンセルすると、28日に所属事務所が明らかにした。
所属事務所のHPによると、円楽さんは主治医の判断で手術するといい、円楽さんは「根治を目指して治療し、皆さまの元へ退院後すぐに帰ってまいります」とコメントを発表。

円楽の弟子、伊集院光がラジオで語ったところによると…

おかみさんによると、がんは初期の初期で、治療するのに、公演などを休演しなければならないため、きちんと公表したほうがいいという判断がなされたのだという。

手術後すぐに高座復帰

9月28日の公表後、10月5日に手術を受け、12日には仕事に復帰しています。

初期の肺がんを患っていると公表し、手術を受けた落語家の三遊亭円楽さん(68)が12日、横浜にぎわい座(横浜市中区)で開いた独演会に出演し、元気に復帰した。

高須克弥

職業・肩書医師(高須クリニック院長)
病名がん
公表日9月28日

Twitterでサラッと告白

「高須クリニック」の高須克弥院長が28日、自身のツイッターを更新。体の数箇所にがんがあることを告白して話題になっている。
フォロワーから「高須先生はガンになったら抗がん剤治療を受けますか?」と質問された高須氏は、「受けますよ。今も受けています」と告白。さらに「ガン予防の何かではなく、抗がん剤治療ですか?」と聞かれると、「僕は何ヵ所も癌があります。樹木希林さんと似たようなものです」と15日に亡くなった女優の樹木希林さんと似た全身がんだと語った。

がんが発見されたのは4年前だとか。

高須さんのがんが発覚したのは今から3年半ほど前。自身のクリニックで人間ドックを受けた際に血尿に気づき、検査したところ、がんが見つかったという。
4年前に尿管ガン治療を行った際のことにも触れ、「腎臓と膀胱に転移して、膀胱を残しているので(再発が)続いている」と当時から体に巣食うがん細胞が根絶できていない可能性にも言及している。

病状は重いが「治療を楽しんで受けている」

自身も医師である高須院長らしく、高活性化NK細胞療法や分子標的薬、内視鏡下高周波治療など、先進医療をいろいろ受けて試しているといいます。

笑顔で話すが、病状は重かった。がんは腎臓、膀胱、尿管に見つかり、手術で腫瘍を摘出するのはすでに不可能な全身に転移した状態。手術以外の内科的治療に入るしかなかった。
ぼくは全身にがんがあるけど、ステージは末期ではない。治るかもしれない、と思って治療を楽しんで受けている。そして自分が受けている治療をもっといろんな人に見てほしいと思っています。自分は実験台でいい。その治療がうまくいったらぼくにとって得だし、失敗しても見た人にとっていい教材になるでしょ。

加藤登紀子

職業・肩書歌手
病名乳がん
公表日9月24日(報道は9月21日)

28年前に発覚&手術 現在は完治

9月24日に自身がパーソナリティを務めるラジオ番組で告白しています。1990年11月、左乳房にがんが見つかり、91年1月9日に一部を摘出。手術から間もない1月17日にはステージ復帰を果たして、ファンには気付かれなかったとか。

所ジョージ

職業・肩書タレント
病名胆石症
公表日9月10日(女性誌の直撃取材で認める)

8月末に胆のうを摘出 術後3日で仕事再開

9月上旬の朝8時半、本誌はテレビでおなじみの“世田谷ベース”を訪ねると、畑仕事を終えた本人が戻ってきた。収録を2週連続で休んだことを聞くと「そうそう」とあっさり認めた。
「胆のうに胆石が溜まってね、胆石を取って、胆のうも取ってという手術をしたんです。手術ももう終わったの。それで今動いているわけで本人に話聞けるなんてビックリだろう」

その後、10月には「11月に再手術」と報じられていましたが、実際に再手術したかどうかは不明です。

東てる美

職業・肩書女優
病名肺腺がん
公表日7月13日

医療バラエティ番組で偶然発見

がんが見つかったきっかけはTBSの医療番組『名医のTHE太鼓判!』の企画。5月に人間ドックを受診し、エックス線検査で左肺に影が見つかり、6月の精密検査で肺腺がんと診断されたそうです。
その後、7月18日に手術で左肺の4割ほどを摘出し、9月20日には復帰ライブを開催。10月下旬から抗がん剤治療を始めていたそうですが、今月1日に放送されたテレビ番組で抗がん剤治療を中止したことを明かしています。

名倉潤

職業・肩書お笑い芸人(ネプチューン)
病名頚椎椎間板ヘルニア
公表日7月9日

6月末に手術 7月に約2週間休養

ネプチューンの名倉潤が頚椎椎間板ヘルニアを発症し、治療のため、7月10日から約2週間の休養に入ることが分かった。
所属事務所の発表によれば、慢性的な首の痛みにより、6月末に病院の診察を受けたところ、頚椎椎間板ヘルニアと診断され、手術を受けたという。

安田章大

職業・肩書歌手(関ジャニ∞)
病名髄膜腫
公表日7月2日

2016年2月上旬に脳腫瘍の摘出手術

ジャニーズ事務所所属の人気グループ「関ジャニ∞」のメンバー・安田章大(33)が昨年2月上旬に脳腫瘍の摘出手術を行っていたことを、7月2日20時、ファンクラブ会員向けサイトで公表した。
予後は良好で、日常生活には何ら支障はなく、舞台やコンサートの仕事も行ってきたが、今年4月9日に自宅で立ちくらみを起こして背中を強く打ち、背中と腰を骨折。全治3か月と診断された。

富澤たけし

職業・肩書お笑い芸人(サンドウィッチマン)
病名精巣上体炎
公表日5月11日

「ドバッと血尿が」とブログで明かす

お笑いコンビ・サンドウィッチマンの富澤たけし(44)が5月11日、自身のブログを更新。ゴールデンウィーク中に精巣上体炎にかかっていたことを公表した。
『肥大』と題した記事で「世間がゴールデンウィークにうかれている真っ最中、ドバッと血尿が出た」と書き出した富澤。「赤く濁っているというレベルではなく、血が吹き出した。それからというもの、結石の激痛がいつくるかと恐怖と闘っていた」と当時の状況を振り返った。

三田佳子

職業・肩書女優
病名頸椎硬膜外膿瘍
公表日5月10日

2017年10月末に判明して手術 年末まで入院

頸椎硬膜外膿瘍(けいついこうまくがいのうよう)という病気になりまして。即入院、手術となって、手術は無事にすんだんですが、2か月以上も入院することになりました。
ハンマーで殴られたような原因不明の痛みが2か月近く続き、精密検査したところ、膿瘍が脊髄を圧迫していたことがわかった。自身の大腿骨の骨を移植する大手術で、ネットに「死亡」説が流れたため、首を固定してベッドに横たわる入院中の姿をブログにアップした。一時は四肢のまひも覚悟したという。

矢方美紀

職業・肩書タレント(元SKE48)
病名乳がん
公表日4月13日

4月に左乳房全摘出とリンパ節切除

4月13日、元SKE48の矢方美紀(25)が自身のブログで2017年12月に乳がんが発覚したと告白。手術で左乳房全摘出とリンパ節切除を行ったと報告した。
「去年の12月、私の身体にずっと気になる箇所があり、周りの方にも色々と相談をして 病院に行ってみたところ、『改めて詳しく検査を受けてください!』と言われ、その検査の結果で、乳がんだと判明しました」と病名を明かした。 
「その後、他にも異常はないか色々な検査を受けて先日手術を受け、左乳房全摘出とリンパ節切除を行いました」と告白。

「髪が伸びてきた」今月のイベントで近況語る

2月4日、がんとの共生社会を目指すイベントに出席し、治療の現状を明かしました。

矢方は、現在の治療の状況について「手術のあとに(ステージが)3aと言われて、抗がん剤と放射線治療をして、今もホルモン療法をやっています」と報告。
「今は髪が伸びてきたので、とくに苦痛なことはないです。前髪が生えてきたのでハイトーンにして、ダウンタウンの松本人志さんみたいな感じになっているので、家で一人で『タウンワーク』って言っています」と笑顔で話した。

大橋純子

職業・肩書歌手
病名食道がん
公表日3月15日

治療のため昨年いっぱい活動休止

3月15日に都内で緊急会見を開き、食道がんであることを発表した歌手の大橋純子。年明けの定期検診で食道がんが見つかり、ステージは早期発見の「1ぐらい」だそうで、自覚症状はないと明かした。しかし治療に専念するため、4月から年内は休業するという。

DOUBLE(TAKAKO)

職業・肩書歌手
病名乳がん
公表日3月14日

2017年末に発覚 3月に手術

女性R&B歌手DOUBLE(ダブル・43)が7月26日、自身のブログを更新。今年3月に行った乳がん手術後の病理検査結果を報告した。
DOUBLEはブログで「ステージ1 右胸部分切除 リンパ節転移無しという結果でした!」と報告。「コメントで温かいメッセージをくださった方々、そうじゃなくても私の身を案じてくださっていた方々、お祈りしていてくださった方々、本当にありがとうございました」と感謝の念を述べた。さらに「部分切除」か「全摘出」について苦悩したと明かし、医師からそれぞれのリスクの説明を受けたうえで「部分切除」を選択したこともブログで打ち明けた。

古村比呂

職業・肩書女優
病名がん(肺とリンパ節に転移)
公表日2月4日

2017年11月に再々発 3度目のがん闘病中

古村は11年に健康診断を受けた際、初期の子宮頸がんが発覚。翌年3月に手術を受け、子宮を全摘出した。だが昨年3月に再発が判明。彼女は抗がん剤治療と放射線療法を受けたが昨年11月、肺とリンパ節に再びがんが見つかった。今年2月、がんとの共生社会を目指すイベント「ネクストリボンプロジェクト2018」で古村は涙ながらに再々発を公表した。

再々発公表から1年…抗がん剤治療休止を報告

2月4日、昨年再々発を公表した時と同じイベントであり、前述の矢方も参加したイベントに今年も出席。抗がん剤治療の休止を報告しています。

女優の古村比呂(53)が4日、都内でがんとの共生社会を目指す「ネクストリボンプロジェクト」のイベントに参加し、経過良好のため抗がん剤治療を休止することを明かした。この日午前に主治医と話し合い、CT検査でがんが見つからなかったため休止が決まった。「前向きな報告ができてうれしいです」と明るい表情を見せた。
この1年を振り返り、古村は「あっという間だったなと思いながら、1日1秒凄く濃い時間だった。何が起こるかわからない、だったら、今、この時を刻んでいきたい。そのつながりで時間が流れているんだ」としみじみ。