特集2017年4月4日更新

歌舞伎俳優の市川海老蔵（38）が、妻でフリーアナウンサーの小林麻央（33）が進行性がんであると一部で報じられたことを受け9日、都内のホテルで記者会見を開いた。1年8ヶ月前に麻央が乳がんを患っていることが発覚し、現在抗がん剤治療を受けていることを明らかにした。

麻央が患っているのは、進行性の乳がん。進行性とあえていうだけあり「かなりのスピードで進行して、深刻なもの」だという。1年8カ月前に発覚したということだが、その間も抗がん剤治療を中心に「手術できる」状態にもっていく治療が続いているとのこと。事態の深刻さがうかがわれる。

市川：入院はずっとしていまして。つい最近、通院という形が取れるようになってきたので、通院という形で。でも不安定なものですから、調子が悪ければ入院する場合もありますし、調子が良ければ通院という形で抗がん剤治療をしているという形です。

乳がんは夫婦で受けた人間ドックにより判明。その際の心境について海老蔵は「私自身、途方に暮れた」とショックの大きさを語り、「時がすぎるのを忘れるような時を過ごした」と回顧。

あわせて注目されているのは、実の姉である小林麻耶の体調不良だ。5月19日の『バイキング』（フジテレビ）放送中に、体調不良を訴え、救急車で搬送。「過労による体調不良」と発表されたが、実際は心労でのダウンだったようだ。

「彼女は麻央さんの乳がん発覚以降、全力で闘病をサポートしてきた。時間があれば、母親と一緒にお見舞いに行き、麻央さんに代わって子供たちの面倒も見てきました。彼女もまたこの1年半、心身共に極限状態だったのです。看病疲れで倒れてしまうのも無理のない話でした」

「病的に妹のことが好き」なのだと麻耶は言う。

〈どれくらい病的かというと、「麻央ちゃんのためなら命も差し出せる」くらいでした。 だから、妹が海老蔵さんと結婚してそばにいなくなったとき、とても空虚な気持ちになりました。（中略）考えることといえば、「海老蔵さんはいいな。かわいい麻央ちゃんを独り占めしてずるい」というようなことばかり。 　かなり荒んでいました〉

2010年3月まで出演していた日本テレビ系ニュース番組「NEWS ZERO」（毎週月曜～木曜よる11時、金曜11時30分）にてコメントを発表。「家族と一緒に生きる為に、これからも治療に励んでまいります。私は、とっても前向きです！」と思いを明かした。

10月スタートの主演ドラマ『石川五右衛門』（テレビ東京系）の撮影のために、13日に京都に入った市川海老蔵（38）。同日朝に小林麻央（33）は都内の病院に再入院したが、海老蔵は彼女とのホットラインを一瞬も断たないのだ。

「KOKORO.」というタイトルのブログを開設し、「なりたい自分になる」と題して初エントリー。「小林麻央です」と自己紹介し「今日から、ブログを書くことにしました」と報告。小林のブログ開設に「家族はとても、驚いています」というが、医師の「癌の陰に隠れないで」という言葉を受け、ブログ開設に踏み切った。

海老蔵さんはご自身のブログで「まおのきもち」と書き綴り以下のような内容を投稿している。

まおのきもち、 聞いた時、 私としては青天の霹靂、 目から鱗でした が、 それを願うのなら、 と… 明日お伝えします。 というか明日 自分の言葉で伝えるべきことがあるようです。 よろしくお願いします。

これにより９月１日、何かしら重大な発表があるものと思われます。医者の発言ではなく麻央さんご本人の意思によるものだということで、病状というよりも何かの決心だと思われます。

2日、自身のブログで金髪のウィッグ姿を公開した。

「かつら」と題したブログで「抗がん剤で髪が抜けるので、試してみたウィッグです」と紹介し、金髪ウィッグ姿の写真を公開。家族には「おー、いいね！いい感じー！いいのがあって良かったね！」と言われたそうだが、小林本人は「き、き、きんぱつー！？と驚いて欲しかった」と予想外の反応だったようだ。

海老蔵も同日、自身のブログで小林のブログを紹介し「あはは　可愛かったです笑」とコメント。また、自身の金髪の写真を掲載し「お揃いでしたね」と微笑ましいやりとりを繰り広げた。

麻央は「私の幸運のひとつは、姉の妹に生まれたことだと思っている」と断言し、「これまで、『頼りになる姉』であろうと、精一杯がんばってくれた！でも、最近、『頼りになる』に無理してこだわらず、ありのままを心がけているようだ」と最近の麻耶の様子を明かした。

小林麻耶（37）が4日、自身のブログを更新。乳がん闘病中の妹・小林麻央（34）の看病について「私も辛いよ」と素直な気持ちを告白した。

有名ホテルの地上41階。都心の景色を360度パノラマで見渡せる高級レストランに市川海老蔵（38才）・小林麻央（34才）夫妻が来店したのは9月7日のことだった。

麻耶の投稿にはわずか2時間足らずで8000件を超える『いいね』が。（※8日23時現在）またコメント欄には「大変よく似ていると思います」「久しぶりにお二人の顔みれて嬉しいです」「美人姉妹ですね。仲の良さに泣けてきました」といった反響が続々と寄せられている。

左胸のしこりの存在に気づいたのは2014年10月、「息子と遊んでいたとき」だったといい、なにげなく左の乳房を触ったところ「いきなり本当にパチンコ玉のようなしこりに触れたのです」と回顧。

「心の準備は意外とできており、冷静に先生のお話を伺った」という小林だが、「この時点では、まだ脇のリンパ節転移のみだった（その後、現在肺や骨などに転移あり）」と現在の病状を告白。

「治療が始れば、しばらく劇場にも行けないかな。。。」と梨園の妻として劇場に足を運べなくなることを懸念。
（中略）
最後に、「お客様にはご挨拶もままならず失礼を重ね、本当に申し訳なく思っております」と謝罪の言葉で結んだ。

1日、自身のブログを更新。先日手術を受けたことを明かし、手術の詳細や術後の経過について語っている。

「麻央さんは左乳がん摘出と腋窩リンパ節郭清手術を行ったと聞いています。がん組織を小さくする抗がん剤の効果で、春には無理だった手術が可能になりました。痛みを軽減する局所コントロールが目的で、オペは予定より長びき2時間以上かかったようです。それでも術後は痛みもかなり薄らぎ、術後10日ほどで一時退院となりました」（病院関係者）
麻央が都内の病院を退院したのは、10月に入ってからのことだった。

「大きく思える夢や目標も抱くことはできる」と力強く語り、「私はステージ4だって治したいです！！！」と思いを告白。「奇跡を起こしたい」という小林は「5年後も10年後も生きたいのだーっ　あわよくば30年！いや、40年！50年は求めませんから」と願った。

同日の別のエントリーで、「昨日は、病院でした」と現在は病院を退院し、通院していることを明かしていた麻央。「久しぶりにお化粧をして出かけました。子供達と一緒です」と2人を抱いて笑顔を見せるショットを公開。

ブログで、人気タレント・りゅうちぇるに変身した姿を公開した。「入院していた時の写真を使ってみたら、元気そうになりました」（原文ママ）と、本人も写真の出来栄えにかなり満足している様子だ。

「術後、抗がん剤をお休みしています」と報告。
そして、抗がん剤の成分の影響で完全に抜けていたという眉毛やまつ毛が再び生え、形になったことを伝え、眉毛がはっきりと分かるショットを公開。ニッコリと微笑み、喜んでいる。

市川海老蔵が24日、自身のInstagramにて、妻で、乳がんで闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央と子どもたちの写真を投稿。家族団らんの様子に反響が寄せられた。
「家族で鰻屋さんへ」とコメントし、麻央と長女・麗禾ちゃんと長男・勸玄くんが写った写真を投稿。家族で食事を楽しむ様子を見せた。

「今日は新しいクリニックに行ってみました。今まで挑戦しなかった分野の身体へのアプローチを試してみようと思います」と意欲を見せた麻央。この2ショットも通院時のものだそうで「姉も付き添ってくれました。帰り道に、一休み」と説明を加えた。

麻央は、「身体が弱っていて連日病院でした」と報告し、点滴後の自身の写真を公開。「この週末は回復してくるとよいな」と願った。また、「明日は子供たちと一緒に出かけたいので」と我が子への思いもつづっている。

イギリスのBBCが発表した『今年の100人の女性』に日本人としてはじめて選ばれた。麻央も同日にブログを更新し、「葛藤の先にたどり着いた思いです」とコメントした。

「余命数カ月と言われた状態から20年生きている方が、『自分にとって一番の医者は、自分、になること』と仰っていた」という麻央は、「今、服用している薬やサプリメントの何が合っているか、合っていないか正直、訳分からなくなっていたので、一度、仕切り直し！」と心境をつづった。

7日、自身のブログにて25日間に渡る放射線治療が終了したことを報告した。
病院着を着た小林は「平日毎日通った放射線治療が、今日で終了しました」と切り出し、医師へ感謝。

この日のブログでは「想像以上に放射線の副作用が強く、すこぶる体調が悪い」と告白。「喉の痛み、背中の痛み、放射線の副作用だとは教えてもらえず、不安が強すぎた。それが精神的に、かなりの打撃だった」と精神的にも苦悩したことをつづっている。

ブログ更新が止まって5日。
これまで3日以上更新を空けたことがなかっただけに、ブログのコメントには彼女を心配するコメントが相次いでいる。

主治医の勧めもあり「ここ最近の踏ん張りを一度、休止することにしました」と体力回復に務めるため、入院を決断。「入院しようと何度か言われても『負けてたまるかー』と謎のひとり勝負を続け、そして今になり、あっけなく入院。またやってしまいました。頑固。自分を思い知らされることばかりです」と反省の弁をつづっている。

「今回、今までよりも骨転移の痛みを感じるようになって、『痛い、痛い』という思いで怖くなって先が心配ばかりでいました」と近況を明かし、「また信頼できるようになって帰ろう！と思います」と前向きな気持ちを綴った。

小林麻耶との2ショットを公開し、感謝をつづっている。
クリスマスイブである24日、見舞いに訪れた麻耶を「私のサンタが来てくれました」と表現した麻央は、麻耶が届けたのであろうポインセチアのブーケを抱きかかえ、グラスを手にした2ショットを公開。

麻央は「約1ヶ月ぶりに会うのに、こんな姿で、驚きました」とフードを被り、黒いマスクにサングラス姿の海老蔵の写真を投稿。「久しぶりで忘れていました。これが、普通でした」と冗談交じりにコメントした。

「糠で身体を覆い、芯からあたたまり、『痛みが和らいでる』、、と私が言ったら、姉が泣いてしまいました。私も泣いてしまいました」、「酵素風呂を出て、15分くらいしたらまた痛みは戻ってきてしまいましたが、すごくすごく癒された時間でした」と振り返り、「痛み止めの力と、自然の力と、その力を与えてくれる方々の愛情と色々なもののパワーを借りて、元気を取り戻したいです」と意気込みをあらわにした。

マンションの一室を訪れていたのは、市川海老蔵（39才）・小林麻央（34才）夫妻。ふたりは、前日もこの場所に足を運んでいた。海老蔵の知人が明かす。
「海老蔵さんは、その部屋に『酵素風呂』を作ったんです。すべては麻央さんのため。酵素風呂ががん治療に役立つと聞いて、友人と協力して手配したそうです」

昨年12月に終了を報告していた放射線治療について、「これから、痛みのある部位だけに放射線をあて、痛みの軽減も期待します」と報告。

9日、日本テレビの市川海老蔵密着ドキュメンタリー特番「市川海老蔵に、ござりまする。」（よる10：00～）に出演。麻央が、がんを公にしてからテレビ出演は初となり、涙ながらに思いを明かした。

「もし私がこの病気を乗り越えて、いま私なりにある試練っていうものを乗り越えられたときに、病気をする前よりも、ちょっといいパートナーになれるんじゃないかな、っていう。なので、すごく思うのは、役者・市川海老蔵をパートナーとして支えられるチャンスを神様ください、っていつも思うんですね」
などと、ティッシュペーパーを手に涙ながらに語った。

小林麻央（34）が16日、ブログを更新し、「少し生気が戻ってきたかな？？」と放射線治療の再開で体調がよくなってきていることを報告した。

「終了！」と元気にタイトルを付けたエントリーで、麻央は「骨への放射線治療が今、終了しました」と報告。

麻央さんは今回の更新で「今、何が必要か。やはり子供達を感じられる環境だと思います。心の栄養」として「思い切って退院日を決めました」と報告した。

31日には「日向ぼっこ」と題した投稿を更新。
顔を見に来た姉の小林麻耶に「陽の光と外気を浴びよう！」と言われ、テラスに出た姿を公開している。

株式会社サイバーエージェントが運営する「Ameba」が2016年最も注目されたブログに贈られる「BLOG of the year 2016」の受賞者を発表。小林麻央のブログ「KOKORO.」が最優秀賞を受賞した。

「真面目な話」と題したこの日のブログでは医師からの「8月からのまおさんで一番顔色が良い」という言葉を紹介し、再び「骨2箇所への放射線の効果でうずくまっていた時とは見違えるように痛みが軽減し、放射線食道炎もほぼほぼ治ってきて、またひとつ山を越えました」と報告した。

8日、自身のブログで、姉・麻耶とのツーショット写真を公開し、「お二人ともとてもきれいですね！」「すっごく仲良しで美人姉妹でうらやましい」と反響を呼んでいる。

市川海老蔵（39）が15日にオフィシャルブログを更新、乳がんのため闘病中の妻でフリーアナウンサーの小林麻央（34）と買い物に出かけたことを明かした。

自ら幼少のころ、学校の行事で母を見つけると恥ずかしい反面、嬉しかったことを思い出し、母となったいまは子供たちに見つけてもらえると嬉しいものだという感情を知ることができたと、思いを綴った。

「治療の選択というのはいくつも治療を重ねてきたあとはどんどん難しくなると感じます。スタンダードというもののカードが少なくなっていくからです。価値観、人生観、死生観がそこで、より浮き彫りになってくるように感じます」と思いをつづった。

冒頭から、「久しぶりに、痛みで眠れず、レスキューを使い、焦りました。」と痛々しい報告。放射線治療で痛みが緩和していたそうだが、今回痛んだのはそれとは異なる箇所だったようで「違う場所が痛み出すと、不安が倍増。」と正直な胸の内を綴っている。

母親とともに病院に行くことについて「安心する」としながら、一方で「悲しい思いをさせたくないからあまり一緒に来たくない」という複雑な娘心があることを明かし、さらに母親の「大丈夫だよ」という言葉に人生の様々な場面で助けられてきた経験から、「私も、母に、『大丈夫だよ』と言いたいです」と心境をコメント。

短めのボブヘアーでバナナジュースを飲んでいる写真をアップした小林。
（中略）
ブログ読者からは、小林の髪型を褒める声や、今日の天気についてのコメントが。
・短髪ボブの麻央ちゃんもかわいい！
・髪型似合ってますね！　私もボブにしようかな

3月18日のブログで、「仲間」の訃報に触れ、その心情を語った。
「闘病されていた方の訃報にふれると　自分のなかのどこかの小枝が　ポキって折れるような気持ちになります」
「訃報」の主について、麻央さんは具体的な名前には触れていないものの、14日にはやはりがんを公表していた俳優の渡瀬恒彦さんが亡くなっている。

この日は息子の勸玄くんを持ち上げたらしく、「ちょっと力を使ってしまい、骨が痛み出しました」とつづり、「無理をすると身体は全部覚えていてここが こうだったでしょう？　と思いださせてくれます」とがんとの向き合い方を記した。

読者たちは、我が子を抱き上げたい母親の気持ちに理解を示すものの、やはり心配な様子。
「絶対絶対、無理なさらないでください！」
「ママだから 、、仕方ないけど 無理しないでね」
「お願い麻央ちゃん、無理だけはしないで」
「気を付けてくださいね。かんげん君が僕のせい？と思わないように」
といった声がいくつも寄せられている。

「少し 落ち込み。血液検査の結果、思っていたより悪かった」と打ち明けた。 そして、「身体によいことしかしてないのに何故だろう」とショックを隠し切れない様子の麻央だが、「がびちょーーーーんっ！！と言ってみる。気が明るくなった」と前を向き、「有難い言葉だ」とつづった。

市川海老蔵（３９）が３１日、都内で行われた「プレミアムフライデー」ＰＲイベントに出席した。
（中略）
麻央の現在の状態を聞かれると「日々一進一退ですね。大変は大変ですけど、家族全員明るく振る舞うのが我が家の信念。元気そうに見えるかもしれませんが、よく闘っていますね」と話した。

「私の髪の毛は、すごいことになっているのです」と打ち明け、「どんなふうかといえば」という言葉に続けて、夫で歌舞伎俳優の市川海老蔵が主演を務めたテレビ東京系ドラマ『石川五右衛門』の画像を掲載。「子供たちから五右衛門と呼ばれるほどなのです」と明かし、「こんな生え方をしています。なのでハンカチで少し寝かしましょう」とつづった。

しかし、その最中に咳が止まらなかったそうで、「それにしても咳が止まらない日々。」とコメント。周囲を気遣い、「咳をするとまわりの方に 迷惑かなと思い、『ごめんなさい。風邪じゃないんです！癌なんです。』」と発言していたところ、、夫である市川海老蔵に「すごいね！それ」と驚かれたことを明かしている。

また、「去年の桜は、ひとりで見ましたが、今年は、今日家族と一緒に見られました」と家族と桜を鑑賞したことを明かし、「あったかくて幸せで、桜もポカポカして見えました」とコメント。「でも　去年は ひとりで寂しかったけれど、人生で一番美しい 心が震える桜でした。そんなふうに桜を見たことがなかったんです」と昨年を振り返った。

休養前と変わらぬ姿で坂上の前に登場した麻耶。「突然倒れて休養になってしまってすみませんでした」と謝罪を述べ、「妹のことを公表していない状態だったんですが、もっと妹の側にいたい、手伝いたいと思って、事務所に秋からのスケジュールを少し考えていただけないでしょうかと伝えた後だった。そこでちょっとホッとしていた」と番組で倒れた際の状況を説明した。