特集2017年5月13日更新

ギャップに萌える!?今、「方言女子」が熱い!

「方言をしゃべる女子がかわいい」「いや女子のしゃべる方言がかわいい」「いやいやむしろ方言がかわいい」という「方言萌え」ブームは過去にも定期的にプチ・ブームになっています。NHK朝ドラ「ひよっこ」で茨城弁を話す主人公の登場により、また方言女子が注目されています。

「ひよっこ」で方言女子ブームが再燃!?

何度目になるかわからない方言女子ブームの機運が。そのきっかけになったのが、NHK朝ドラ「ひよっこ」。この作品では、登場人物の多くが茨城弁を話しており、特に主演・有村架純演じるみね子の茨城弁がかわいい!と話題になりました。

登場人物のほとんどが茨城弁をしゃべっていただけに多くの視聴者が茨城弁に反応した。「茨城弁ってほんわかしててイイ」「有村架純の茨城弁可愛すぎる」「のんびりした茨城弁~」など癒される人が続出しており、峯田和伸演じるみね子の叔父・小祝宗男について「峯田さんは方言似合うな~」「ネイティブに聞こえる!」という意見もあった。みね子の幼なじみ・助川時子(佐久間由衣)の母親・君子として茨城県出身の女優・羽田美智子が出演しており、「地元の人だけに茨城弁が上手い」「この人茨城弁上手い! と思ったら羽田美智子だった」という声も上がっていた。

有村架純の茨城弁にネットの反応は…

茨城弁の魅力の秘密は?

茨城弁の語尾に付く「っぺ」。この音が、かわいい印象を与えているようです。

茨城弁の“っぺ”はP音。パ行の音は幼児語でもたくさん出てきて、音感としてかわいいイメージがあります。同じように語尾についても、“ベ”よりは、“ぺ”の方がかわいい印象を受けますよね。だから耳にも心地がいい。

アニメの人気作品でも「方言女子」が注目

昨年大ヒットを記録した「君の名は。」また口コミで人気が広がり、ロングラン上映となった「この世界の片隅に」のアニメ2作品も、方言を話す女の子が主人公という共通点があります。

都会と田舎、両極端な2か所舞台にした『君の名は。』で登場する方言といえば、上白石萌音が声を担当したヒロイン・三葉の「~やよ」や「思い出せんの」という特徴的な語尾。普段は現代っ子らしく標準語を話す三葉だが、時折飛び出す方言が、都会に憧れる彼女の気持ちを際立たせ、物語の対立構造を強調させている。
一方、『この世界の片隅に』で主人公・すずが話す方言は、「何でもつこうて(使って)、暮らし続けにゃならんのですけぇ、うちらは」と、コテコテの広島弁。片渕須直監督が徹底的に考証にこだわって描いた本作は、方言も第二次大戦下の広島・呉に暮らした人たちが話しそうな特徴を見事に捉えている。

過去にも、同じNHK朝ドラの「花子とアン」で甲州弁がプチ・ブームになったことも(とは言え、最近の甲州弁は「ブサイク方言」として有名ですが…)。また2010年には、方言の「田舎臭くて恥ずかしい」という認識をくつがえした地方局発のバラエティー番組が話題になっています。

 いずれにしても、かつてのそんな認識がここ数年で大きく変わってきている。2010年に美少女×方言をフィーチャーしたバラエティー『方言彼女。』は当初テレビ埼玉で放送されたものの、たちまち人気となり、全国で放送されることとなった。

下の動画は、「方言彼女。」とJリーグがコラボして作成された、2014年のナビスコカップ決勝、ガンバ大阪とサンフレッチェ広島戦のPR動画です。それぞれのクラブと地元を大阪弁と広島弁でアピールしています。

女子と方言の組み合わせは萌える!

その秘密は「新鮮さ」と「ギャップ」

「方言女子」ブームは定期的にやってくるみたいで、下で引用しているのは2012年の記事ですが、ここでも「方言がウケる時代到来」と語られています。例えばモデルみたいな外見の女の子がずーずー弁をしゃべったり、おっとして物静かに見える子の口からちょっといかつい印象のある広島弁が出ると、新鮮かつ強烈なギャップを感じますよね(個人の見解です)。それとふとした瞬間にこぼれ出る方言に彼女の「素」を感じることも魅力のひとつではないでしょうか?

聞き慣れないイントネーションは新鮮だし、方言で話されると“心許してくれている”“リラックスして、しゃべっているんだな”とキュンとする――といったことが背景にあるようだ。

「かわいい」と人気の方言は?

たくさんある「かわいいと思う方言ランキング・アンケート」の記事から、上位によく名前のあがる方言を紹介します。

博多弁

Woman Insightの「女子に調査!全国都道府県「かわいい方言」人気ランキング」で2位に4倍の差をつけてダントツの1位となったのが福岡の博多弁。その他のランキングやアンケートでも、のきなみ上位にランクインしていました。

「博多弁! 語尾に【~やけん】つけたら全部かわいいです!」(山梨県出身・東京都在住・27歳)
「福岡の子が【よかよー】と言ったときはかわいいと思いました」(埼玉県出身・神奈川県在住・28歳)
「福岡の【~っちゃ】、【~とよ】がとてもかわいい……」(千葉県出身・東京都在住・25歳)
「博多弁の話し方が全体的にかわいい! 【とっとー?】みたいなのが語尾につくのがかわいい!」【島根県出身&在住・23歳】

京都弁

「フルーツメール」の「男が萌える女性の方言」1位ほか、数々のアンケート・ランキングで1位を獲得したのが京都弁。博多弁と並ぶ「萌え方言」の2トップですね!

「猫さん、寝てはる(=猫が寝ている)」「ほら、見よし(=見てごらん)」といった、おっとりはんなりを感じさせる京言葉に、都道府県の男性がキュンキュンしている模様。中には「京都弁で責められたい」「あの言葉使いで罵倒されたい」というマニアックな男性まで(笑)

大阪弁

「萌える方言」ランキングで上位の常連なのが大阪弁。下の記事にある通り、フレンドリーさとアクセントから来るひびきの可愛らしさがポイントのようです

(1)おおきに
有名な大阪府の方言でもある「おおきに」は、「ありがとう」という意味で使われます。フレンドリーな印象を持たせる、大阪弁の代名詞でもありますね。
(2)かんにん
「かんにん」は、大阪府の方言で「ごめん」という意味です。ちょっと困った顔で「かんにんな」と謝られたら、男性も思わず許してしまいそうなほど可愛い方言です。

広島弁

かつてのヤクザ映画の印象が強いせいか、ちょっと強面のイメージもある広島弁ですが、これがかえってギャップを感じていいのかもしれませんね。

トップ5唯一の中国地方は、4位の広島弁「~じゃけぇ」です。普段料理しない女の子に、形の崩れたオムライスを片手に「うちわほんま料理へたっぴぃじゃけぇ」と言われたら、胸キュンすること間違いなしです。「うちのここぶちやおいで」(私のここすごく柔らかいよ)と言われたら、おそらく筆者は卒倒してしまうと思います。

青森弁

意外?なところでは、青森弁も人気。ただ記事によると青森弁を話したがらない人も多いようですが、受け取る側は魅力的ととらえてる人も多いようですよ。

・オシャレな女の子が田舎の訛りがあると可愛いです。(大阪府/30代男性)
・聞きなれない響きで言われるとドキッとする。(栃木県/30代女性)
・何か自分に対して素の姿を見せてくれているみたいで嬉しい。(大阪府/30代男性)
・相手に伝わるよう配慮しつつも、自然と出ていると親近感がもてます。(大分県/30代女性)

北海道弁

語尾の「っしょ」が印象的な北海道弁。「なまら」もそうですが言葉のひとつひとつの語感がやわらかいためか、女の子が話すと素朴な感じがしてかわいいですよね。

(1)なまら
「なまら」は「とても」という意味の方言です。告白するときに、「なまら好きだべさ」と言われたら、それだけで男子はキュンと来ちゃうかもしれませんね。「だべさ」も田舎っぽさが出る可愛い方言です。
(2)語尾に「っしょ」、「だわ」
北海道の方言の中でも、特に女性が使うと可愛いのが、この語尾につける「っしょ」、「だわ」です。「好きっしょ」、「好きだわ」など、柔らかい印象を与えることができる、まさに王道の方言ですね。

言われたい!こんなフレーズ

博多弁で「どげんしたと?」

「どげん」と濁点が入るところが素朴なかわいさ……。方言の醍醐味を感じるワードですね。どちらかというと無骨なイメージのあるワードをあえて女性の細い声で言うところに色気を感じそうです。

博多弁で「なんしよーと?」

博多美人の繰り出す「なんしよーと?」は、地元民の筆者ですら思わず鼻の下を伸ばしてしまいます。博多美人から電話がかかってきて「なんしよーと?遊ばんと?待っとるけんね」と言われ、すぐに財布の中身を確認し、彼女の待つ“中洲のネオン街”に向かっていったのはあの夏の美しき思い出です。

京都弁で「そやさかい」

「そやさかい」は、京都の方言で「そうだから」。会話の中でこんな風に切り出されたら、なんとなく色っぽく感じてしまう男性も多いのでないでしょうか。また、京都の方言はイントネーションも独特で、思わず大人可愛い印象を持ってしまいますね。

大阪弁で「~やんかぁ?」

プレゼントを渡した時に「かわいい!」と喜ばれると、渡した甲斐があるというものですが、さらに大阪弁で「これ、めっちゃかわいいやんかぁ」と言われたら、思わず「もーいっかい!」と言いたくなりそうです。少し怖い言葉というイメージを持つ人もいますが、ふんわり女子が使う大阪弁の可愛さの破壊力は半端無いですよね。

甲州弁で「~ずら?」

■山梨「いつかあんたが叶えてくれるずら?」
 また、不細工な方言と言われている山梨の方言も、使うシチュエーションや使い方によってはやっぱりかわいく聞こえる。不動産屋のチラシを見るのが好きだという女の子は、ここに大きなベッド。ペットも飼って…と夢を語りながら、最後に「いつかあんたが叶えてくれるずら?」とさりげなくアプローチするのだ。「叶えてくれるよね?」「叶えてくれるでしょ?」といったものより、もっとニュアンスが柔らかく聞こえるので、相手も思わずうなずいてしまいそう。

「Daily Beauty Navi」に「男子を落とす女子のかわいい方言ラブ告白集」という記事があったので、紹介します。あなたはどの方言で告白されたいですか?

青森弁で「おめのこと、大好きだはんで」
宮城弁で「浮気しちゃダメだっちゃ!」
沖縄弁で「でぇーじ好きやっさぁ~」
京都弁で「うち、あんたのこと好きやわぁ」
博多弁で「好いと~よ」
広島弁で「好きじゃけぇ」
関西弁で「めっちゃ好きやで!」

方言が魅力の芸能人は?

芸能人が方言を話す瞬間というのも、その人の“素”が見える気がして、たまらないですよね。そんな「方言を話す芸能人」の話題をピックアップ!

西内まりや(博多弁)

西内まりやが、出身地である福岡の博多弁で話すCMが話題になりました。

YouTubeのイデックスグループ専用チャンネルでもその限定動画を公開しており、全国で視聴できる。西内まりやは17日、『西内まりや(Ma_realife)ツイッター』でその動画について告知、「初!! 博多弁の台詞でした!!! ナチュラルなCMで新鮮かも♪」とつぶやいた。
動画をチェックしたフォロワーからは「やばい。すっごいかわいい笑」「博多弁の台詞めっちゃ可愛かった。関東でも流れてほしいくらい」「まりやちゃんの博多弁にきゅん、癒されるよ~!」といったコメントが寄せられている。

北川景子(関西弁)

神戸出身で大阪の学校に通っていたという、バリバリの関西人である北川景子。明石家さんまの番組で、リラックスして素が出たのか、彼の関西弁に引っ張られたのか、いつの間にか関西弁に。

北川は兵庫県神戸市出身で、大阪の高校に通っていたというが、関西出身だということを知らなかったさんまは「関西弁も出なかったし、今まで」と驚いていた。北川は、「普段はあんまりしゃべらないようにしてる」と言いながらも「関西の方がいたら出ますけどね」と、その場の空気によっては関西弁を話すと説明。番組中でも、さんまとのトークが進むうちに、自然と関西弁のイントネーションで話し始めていた。
北川の素顔に、ネット上では「新年早々、かわいすぎる」「かわいいうえに関西弁だったとは…」「完璧すぎる」という声が上がっており、北川の表情をとらえたキャプチャ画像が大量に貼られるなど盛り上がっている。

広末涼子(高知弁)

広末涼子が高知出身で、強烈な郷土愛の持ち主なのは有名な話ですが、その高知県のPRのために高知弁で「いいかげんにしぃや!」とちゃぶ台をひっくり返すCMが話題になりました。

高知県をPRするため2013年から始まった「高知家」キャンペーンのひとつで、「高知家の家族はみんなぁがスターやき。」とのキャッチコピーのもと、思い思いにスター名を決めて応募しようという企画。「スターになったらCMに出たりポスターになったり面白いことが起きるかも!」ともあるが、この募集告知CMに広末が出演している

安田美沙子(京都弁)

安田美沙子はプロフィール上では北海道出身ですが、小学校から高校まで京都で暮らしており、京都弁は“ネイティブ”。やわらかいイメージの京都弁は彼女のイメージにもぴったりですよね。下の記事によると、なんと「計算」で京都弁を使っているのだとか。この辺も京都女っぽい!?(偏見です)

安田は「みんな気づいてはると思うんですけど」と前置きしたうえで、「うちはあえて京都弁を使ってます」と明かした。「やっぱ、京都弁って男ウケがすごい良いんですよ」
京都育ちの安田は標準語もまったく問題なく使えるというが、意識的に「あんな~、うちな~」という言い回しをするなど、すべて計算ずくで振る舞っていることを告白した。

高橋ひかる(関西弁)

第14回全日本国民的美少女コンテストでグランプリを受賞した高橋ひかるは 滋賀県出身。バラエティ番組での関西弁のトークが好評だったようです。

当初から緊張した面持ちの彼女は、一瞬言葉に詰まってしまったものの、ゆっくりとした口調の標準語で受け答えしていた。
しかし、その後のトークで、掃除が大好きで洗顔後はタオルではなくティッシュで顔を拭いているなどの潔癖エピソードを告白すると、「イヤや」といった単語を連発。いつの間にか関西訛りのイントネーションでトークを展開するのだった。
ネット上には、「訛ってたほうが可愛い」「見た目は大人っぽいけど、話すとあどけない感じがしていい」「喋ると面白いタイプかも」といったコメントが上がっており、思わぬ"方言女子"ぶりに萌えた人も多かったようだ。

伊藤綾子(秋田弁)

嵐の二宮和也と噂になったアナウンサー・伊藤綾子は秋田生まれの秋田育ち。秋田弁とその美しいルックスとのギャップにノックアウトされた視聴者も多かったようです。

その後、「方言を話す女子はモテる」というテーマになると、秋田県出身である伊藤がモテ女子の代表格として取り上げられることに。司会の明石家さんま(60)に秋田弁での会話を振られた伊藤が、恥ずかしがりながら「喋りたぐね」「あんだのことすぎ(あなたのことが好き)」などと口にすると、その方言美女ぶりにファンからは喜びの声が上がった。

かつては、方言はダサい、というイメージもあったようですが今や方言はその人のチャームポイント、という時代になっていますね。「~と」「~や」といった語尾をはじめとして、全体的に柔らかいイメージになるなのが安心感と親しみやすさを感じるのだと思います。それに、普段標準語を話している人がたまに方言を話すと、そのギャップがよかったり、素が見えてるような気になって、この人は自分の前でリラックスしている!と思うのもいいのかもしれませんね。