特集2018年4月2日更新
新生活や引っ越しで必要なモノや役立つ豆知識
新年度がスタートし、今日(4月2日)が入社式の新社会人や、入学や新学期を控える学生、さらに異動や転職など、新生活を始める人も多いと思いますが、新生活に必要な準備はお済みですか。効率よく新しい生活を始められるよう、必要なものと実はそれほど必要ではないものなど、新生活に役立つ情報や豆知識を紹介していきます。
新生活に必要なモノ・コト
寝具とカーテン
一人暮らしに一番必要なものは寝具
通信販売でおなじみのベルメゾンが行った「一人暮らしの準備調査」のアンケート結果を参考にしてみると…
まず注目したのは、「1人暮らしを始める前に1番必要だと感じていたもの」。
もっとも多かったのは「ベッド」(38.6%)という声で、次いで「カーテン」(15.9%)、「布団」(13.0%)という順になっています。
「新たに購入したもの」2位はカーテン
不動産会社のFJネクストが行ったアンケート調査の「一人暮らしを始めた時、部屋に備え付けるもので新たに購入したもの」という質問では…
「カーテン、ブラインド」が2位(74.8%)に健闘しています。快適な生活にはプライバシーも大事ということでしょうか。特に、女性は男性より購入率が高く、8割を超えて(84.5%)います。
キッチンまわりの家電
炊飯器や電子レンジ
ご飯さえ炊いてあれば、おかずはコンビニなどで調達可能。「炊飯器は3合炊きを購入し、ご飯はまとめて炊いて、冷凍保存を」
コンビニ弁当も、冷凍食品も温められるレンジは、ひとり暮らしの必需品。温め機能さえあれば問題ないが、さらにトースター機能があれば○。
冷蔵庫
先ほど紹介したFJネクストのアンケートで、「一人暮らしを始めた時、部屋に備え付けるもので新たに購入したもの」の1位は冷蔵庫でした。
近年では、家具・家電付きの物件も多いようですが、トップ3は「冷蔵庫」(75.8%)、「カーテン、ブラインド」(74.8%)、そして炊飯器やレンジ等の「調理家電」(74.5%)でした。
…と紹介しておきながら、一人暮らしを始めたあとに「正直いらなかった」アイテムとしても冷蔵庫や炊飯器があげられています。
いらなかったアイテムは電化製品がほとんどで、男性を中心にポイントを集めた「冷蔵庫」(5.8%)「炊飯器」(5.5%)が上位に。
一方、あまり使用しなかったものは、「炊飯器」(13票)、「掃除機」(12票)、「アイロン」(12票)でした。いずれも“買っては見たものの使わなかった”パターンが多いようです。
<使用しなかった主な理由>
・炊飯器『ごはんを炊く機会があまりない』(20代・女性)
洗濯機
洗濯機がない生活はツライ
わたしが「1人暮らしの必需品」だと思っているものは「カーテン」「冷蔵庫」「洗濯機」「炊飯器」「電子レンジ」「ベッド(もしくは布団)」「テーブル」の7点。
料理をしない人なら「冷蔵庫」「炊飯器」「電子レンジ」は不要かもしれませんが、洗濯機がない生活は本当にツライです。
暮らしに合わせて容量選択
洗濯機は5kgか6kgの縦型が主流です。学業やアルバイトで忙しくなる予定なら、一度にたくさん洗いたいというニーズも出てくるので、7kgや8kgだと便利だと思います。複数回に分けて洗濯するのはなにかと面倒です。まとめて洗うには容量を大きくする方が便利だと思います。
洗濯のコツは下記の記事が参考になりますよ。
照明器具
物件の状況次第ですが、これも必要になるかもしれません。
代用が効かない家電としては、実は照明器具が筆頭にあげられます。ただ、最近の賃貸では照明やエアコンが最初から備え付けられていることも多く、場合によっては、家電一式がそろっているケースもあります。このため、一人暮らしで照明まで購入される方は実は多くありません。
レンタルサービスの活用もアリ
必要か不必要かを見極めたい、もしくは、始めから短い使用期間でもいいという場合は、購入する前に「レンタルサービス」を利用してみるのも良いかもしれません。
「個人で一番利用していただいているのが、単身赴任の方ですね。特に1年や2年おきで引っ越しを繰り返す職業の方は、身軽に引っ越しをするためにレンタルサービスを使うことが多いようです」(荒木さん)
また、初めて一人暮らしをする学生の利用者も多いそう。大学生の場合は、4年や6年というように、限定されている期間だけ使えればいいので、レンタルサービスとの相性がいいとのこと。
ちなみに、かつては家電の王道だったテレビですが、若者のテレビ離れや、実家で使っていたものをそのまま持ち込む人が増え、新生活のタイミングでの購入は減少傾向にあるようです。
引っ越し時の光熱関連の変更手続き
「うっかり忘れ」に注意 早めの手続きを
(株)リクルート住まいカンパニー(東京都中央区)が運営する不動産・住宅サイトSUUMOのアンケート調査では、引越した後の「うっかり体験」として「電気やガスの開通連絡を忘れてしまった」といった声も上がっていることが明らかになっています。引越し時の光熱関連の変更手続きタイミングは、1週間前に行う人の割合が最も高く、引越し間近で行う傾向が見られます。
公共サービスでいえば、電気、ガス、水道といった光熱費や運転免許証などがあります。それ以外のものでは、携帯電話やインターネット回線、新聞・雑誌の定期購読、生命保険などの保険サービス、銀行の預金やクレジットカード関係など、多岐にわたります。
それぞれの届け出方法や手続きの仕方は、引っ越しする前から、あらかじめ利用規約か問合せ窓口などでよく確認しておくようにしてください。
新生活を迎えるにあたり見直しておきたいモノ・コト
保険などの固定費
心機一転できる春は見直しのチャンス
・ケーブルTVの有料チャンネル
・定期購読している雑誌やメルマガ等
・年会費だけ支払っているクレジットカード
・住宅ローンの金利見直し
・通信費(携帯電話・固定電話・プロバイダ)の基本料金
・保険の保障内容
これらの支出は無駄になっていませんか?費用対効果を考え、有効活用されていないものは解約しましょう。これらは毎月発生していた固定費になります。固定費を削減すると、再びわずらわしい手続きを踏んで元の契約に戻す必要はありません。固定費削減により、確実に節約できるようになります。
携帯キャリア
新料金プランが続々登場
新しい通信キャリアの料金プランが続々と発表される昨今、いまの暮らしやこれからの暮らしに見合ったサービスを利用できているかどうか、見直すチャンスでもあります。
格安SIMの利用率は20.4%(昨年調査時+8.4ポイント)と、約1.7倍に増加したものの、前年までの伸び幅に比べるとその勢いは衰えているようです。背景には、大手携帯キャリアが格安SIMを意識した割安な新料金プランの提供を開始したことなどが考えられます。
インターネット環境
引っ越しなどを契機にネット回線も見直してみては?
光回線部門(関東・甲信越エリア)では、NURO光が、「月々の支払料金」、「回線事業者に対する信頼性」、「通信速度」、「サポート」全項目でトップとなり、2年連続で1位に輝きました。ユーザーからの口コミでは、「通信速度が期待通りにかなり速い」、「テレビの接続、電話代等を含めて安いため」などがあがりました。
食生活
できることから少しずつ
栄養バランスのよい食事には自炊がオススメですが、カップラーメンしか作ったことがない子がいきなり料理をするのは無理がある。最初はスーパーやコンビニで手に入る総菜を利用することから始めて、少しずつ料理の幅が広がるようにすればいいんです。
自炊がはかどったり、楽しくなるような、こんな便利なアイテムもあります。
レンジでの温めも効率重視
忙しい時の時短にも! 電子レンジで2段調理できる便利グッズ「2段レンジトレー」
電子レンジでご飯も炊ける
土鍋の味を再現。電子レンジでご飯が炊ける「炊飯土鍋」
忙しい朝にこれは便利!
忙しい朝にも便利! 熱伝導でバターを食べごろに溶かす「スプレッドザット」バターナイフ
クレジットカード
支払いを素早くスマートにでき、カードごとの特典などメリットもあるクレジットカードですが、使い方には注意が必要です。年会費が発生するカードなのにしばらく使っていないものがあれば解約するなど、見直すチャンスでもあります。
「初年度無料」につられて入会したカードは注意
年会費が2年目以降は発生するクレジットカードは、1年間で利用が少なかった場合には忘れずに解約したい。利用機会の少ないクレジットカードを何枚も保有し、年間数千円、数万円も無駄な支出をしている人は意外に多い。さらに、クレジットカードのサービスは定期的に変更が行われるので、1年に一度はクレジットカードサービスの確認を行い、保有しているクレジットカードの見直しや整理を行うようにしたい。
新生活に役立つ豆知識
今まで節約のためだったり、正しいと思ってやってきたことが、案外間違っていることもあるかもしれません。
炊飯器
炊飯メニューや炊飯時間などを表示している画面は、実はコンセントからの電源ではなく炊飯器の内部にセットされているリチウム電池で動いています。一般的にこの電池は自宅で簡単に交換することができません。使い終わった後に電源コードを抜くと回答した人が53%もいますが、電池の消耗を抑えるためにも電源コードは挿したままにしておくことをオススメします。
ドライヤー
64%(257人)の人が「温風で使用した後、そのまま電源を切る」使い方をしていますが、電源を切る前に冷風へ切り替えを。ヘアドライヤー内部のヒーターは高温となっているため、その状態から突然電源を切るのではなく、冷風に切替えクールダウンしてから電源を切るとヒーターへ負担をかけません。
80km以上遠くに引っ越すなら…
レシートや領収書はキープ
転勤や会社の移転、転職が原因で、80km以上遠くに引越す場合は、引っ越し費用の多くが控除されることもあります。レシートや領収書は取っておきましょう。
引っ越しに関わるすべてのレシートや領収書です。引っ越し業者にかかった料金はもちろん、本だけ郵便で別送した料金やダンボールを買った場合、ガムテープなど引っ越しに関するもので購入したものは全部です。
また、住宅購入をするならこちらもチェック
頭金はできるだけ多く
確率論からすれば、頭金が多く、借入額割合が低いほどローン延滞、その先のローン破たんなどの事故率が低くなる。金融機関からすれば優良顧客になるわけだから、優遇措置を講じてでも顧客になってほしいところだけに、頭金をたくさん持っている人の金利は低くするという優遇策が実施されている。
不用品の処分方法
ゴミに出す人がまだまだ多いものの…
いま話題の「フリーマーケットサイトに出品」する人(6.0%)は、意外に少ない結果でしたが、「出張買取りを利用」「ネットオークションに出す」「フリーマーケット(実店舗)に出品」「フリーマーケットサイトに出品」の4項目の合計は49.5%になることから、ほぼ半数の人が処分品を“換金”していることも窺えます。このことから、ゴミ出しは基本としつつも、処分品によっては“換金・リサイクル”するというパターンが一般的と言えそうです。
「#人生の後輩に捧げる新生活失敗談」が流行中
#人生の後輩に捧げる新生活失敗談
— もん (@homogasuki115) 2018年4月1日
様々なツイートを拝見して大体の意見を纏めてみました。
なんかあれば消します pic.twitter.com/busI4tq43o
「人生の先輩」が新生活のアドバイスをツイート
最後に、Twitterでは3月末から「#人生の後輩に捧げる新生活失敗談」というハッシュタグを付けて新生活のアドバイスをするツイートが多数投稿されていますので、その一部を紹介しておきます。
一人暮らしを始める人へのアドバイスが多く、食事や掃除など家事関係のツイートも多数。「炊飯器はいいものを買うべき」と、おいしいご飯の大切さを説く意見が複数みられます。
「キッチン家電」編
炊飯器だけは絶ッッッ対に妥協すんな。いい奴買え。どんなに上等な米だろうと炊飯器が安モンだと不味い。どう工夫したって不味い。米が不味いと飯作る気も食う気も失せる。米は命だろ。数年は使うしそこは初めからケチんな。後で買い替えたくなったら更に金かかる。 #人生の後輩に捧げる新生活失敗談
— sᴀɢᴀʀᴀ (@Sagara_Mitsuaki) 2018年3月26日
#人生の後輩に捧げる新生活失敗談
— ちらいむ (@chilime) 2018年3月26日
・冷蔵庫は冷凍部分が大きいものを買おう!
・家具は引越しをすることも視野に入れて買おう!特にIKEA(壊れやすい)は嫌がる業者さんが多いぞ!
※カリモク・カッシーナも運びにくくて嫌がられる
・寝具はデザインでなく寝心地重視で買おう!ソファベッドは腰が死ぬ!
「虫たちの驚異」編
キッチンには三角コーナーを置かない。小バエ倉庫になります。
— インコ嬢🐦 (@sxtm_18) 2018年3月26日
キッチンの排水口ネットをケチって貯まるまで取り替えないと小バエの倉庫になります。
生ゴミ入っている袋がまだ溜まってないからと放置してると小バエの(以下省略#人生の後輩に捧げる新生活失敗談
今年も小バエと戦う季節が…
小麦粉、片栗粉、パン粉、お好み焼き粉、たこ焼き粉、粉とつくものは必ず冷蔵保存してください
— あこ(●′(エ)′●) (@aco_lobin) 2018年3月27日
かならずだ…
間違っても輪ゴムで縛るだけで引き出しとかにしまわないように…
忘れた頃に引き出しを開けると…(ここからは言えない)
とにかく虫が嫌いな人は必ずだ…!
#人生の後輩に捧げる新生活失敗談